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【48G】小説『マジすか学園ゼロ -最凶ゲキカラ登校初日-』



20100227_972647


257 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/12(土) 19:39:02.01 ID:c5wlbkWh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 00>

ラッパッパの部室。「バーン」ドアが勢いよく開く。
優子「よっ、みんなおはよう。今日もいい天気だな」
窓から外を眺めていたサド、振り向いて「お疲れ様です」
トリゴヤ、ブラック、シブヤも立ち上がりいっせいに「お疲れ様です」
サド「でもおはようって・・・もう昼過ぎですよ」
優子「サド、お前は一言多いんだよ。ぐっすり眠れていい気分なんだから、
おはようでいいじゃんか?」
サド「すみません」

優子はすぐにソファに座り「なぁ聞いてくれ、みんなに紹介したい奴がいる。
“ゲキカラ”って言うんだ。四天王として迎えるつもりだ。仲良く頼むな。
特にブラックとは気が合いそうだな」
ブラック「えっ、いきなり四天王・・・?」
トリゴヤ「サドが四天王筆頭、ブラック、シブヤ、私で、
その人入ったら五天王になっちゃう。ねぇ私、降格するの嫌だよ~」
優子「心配すんな。サドには四天王抜けて、副部長をやってもらおうと思う。
私もちょこちょこ外出歩くんで、留守中はサドに全部任すよ」

さっきからイライラしているシブヤ。貧乏ゆすりが止まらない。
「実績無しで四天王っていうからにはそれなりに強いんでしょうね?
そいつどこに居るんですか?ちょっと試してみますよ」
優子「やめとけ。もう私が戦ったよ。結局ゲキカラには”勝てなかった”。
お前らもゲキカラには”勝てない”よ」

いつも陽気な太陽のような優子、
しかも日差しの良いソファに座っていたので気が付かなかったが、
よく見ると優子の全身に異様な生傷だらけ・・・「もしやこの傷はゲキカラに?」
4人の背すじに底知れぬ緊張が走る。
サド「・・・・・ゲキカラの事、詳しく聞かせて下さい」


258 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/12(土) 19:45:27.25 ID:c5wlbkWh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 01>

晴れた日の朝、川沿いの土手を歩く美しい少女。
長いストレートの黒髪が風になびく。
極細ウエストのスリムな身体つき。
真っ白な美肌に「ROCK」という大きなネックレスが鈍い光を放つ。
制服の上に着た深緑色のスカジャンのポケットに左手を突っ込み、
右手では晴れているのに何故かビニール傘をひきづっている。
孤独を楽しむように微笑しながら、
ローヒールの黒色ロングブーツでゆっくり歩いていく。
清楚な色白美少女が、イメージと真逆の似つかわしくないい着こなしで
「ガガガッ」と傘を引きずる違和感、否が応でも脳裏に焼き付く。

いつの間にか草むらから飛び出してきた子犬が少女の後を追いかける。
少女は子犬に気が付くとベンチに腰を下ろし、ポケットから菓子パンを取り出す。
子犬が足元で”お座り”をして少女を嬉しそうに見上げる。
「”チビ”お前とはいつもここで会うな。仲間はいないのか?
私もずっと1人ぼっちだけどな・・・」
菓子パンをちぎってベンチに置く。
子犬がベンチに飛び乗って少女の横で食べ始めた。
「雨風をしのぐ家に帰れるだけ私の方がマシか?
悪いな、お前を飼ってやれないんだ。明日また来るよ。
食べたらすぐに草むらのすみかに戻るんだぞ」
ベンチにかじりかけのパンを置き、少女はまた歩き出す。
子犬はしばらく夢中で食べていたが、大好きな少女がいないことに気づき、
自分の顔よりも大きなパンを咥えたまま夢中で少女についていく。

頬をなでるそよ風が心地いい。少女の足取りが少し軽くなった。
「今日は久しぶりに学校に行ってみようかな」と歩いていると、
前からバイクが3台で道を遮るように走ってくる。
「ここは遊歩道だろ、あほか?」と少女は道端に寄る。
バイクを見る少女の眉間にしわが寄る。
折角の朝のいい気分が台無しだ。


259 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/12(土) 21:14:16.09 ID:fnP1xCTC0
ゲキカラ△

260 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/12(土) 21:33:35.62 ID:c5wlbkWh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 02>

バイクが少女を取り囲むように止まってきた。
この3人は全方位外交で他のチンピラとも親しくし、
最近一番勢いのある不良チームの中心メンバーである。
少女の眉間のしわが深くなった。
「リーダー」が声をかけてくる「ねぇ1人でどうしたの~。遊びに行こうぜ」
少女が「今から学校行くんだ。どいてくれ」と答えると
「凄く可愛いのに冷たいなぁ、まずはカラオケとか・・・」
刹那、リーダーは少女の眼の奥にある”異様さ”を感じ、言葉に詰まった。
この目つき、服装、晴れているのに持っているビニール傘・・・
「何か変だ、こいつ。行こう」と言い残し、3人は走り去っていった。

少女から眉間のしわが消え、何もなかったように歩き出した。
再び頬にそよ風を感じ始めた時、
自分のかなり後ろで「キャン」という悲鳴を聞いた。
嫌な予感が少女の全身を貫く。
振り向くとさっきのバイク3台が止まっている。
男達の会話が駆けつける少女の心に激しく突き刺さる。
「よたよた歩きやがって邪魔なんだよ」
「動かねえし、もう死んだんじゃねえ?」
「バイクに血がついちまったよ、汚ねえな」
リーダーが草むらに蹴とばした赤色の塊・・・変わり果てた”チビ”だった。
少女がチビに駆け寄る。
抱きしめて呼びかけても鼓動も呼吸も全く感じない・・・即死だ。
「だからすみかに帰れって言っただろ・・・」
少女はスカジャンを脱ぎ、チビの亡骸を包んだ。


261 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/12(土) 21:34:56.91 ID:c5wlbkWh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 03>

何事もなく走り去ろうとしている男たちに、少女が告げる。
「チビの墓をつくる、手伝え」
「うるせえな、お前、調子乗ってんじゃねえぞ。
たかが野良犬ごときに墓って?お前やっぱり頭おかしいだろ」
「いいから地面を掘る棒、それから墓にする石を探せ」
という少女をリーダーが後ろから小突いた。
地面に倒れこんだ少女。
すぐそばのチビの亡骸から発する血の匂いが鼻に突き刺さる。
地面についた自分の手を見る。
チビを抱きかかえた時についた血の色が目に入った。
少女の視界の全てがブラッディ・レッドに染まっていく。

「ふふふふ、あははは、キャハハハ」
少女の眼の奥で狂気が弾けた。
「チビが死んだよ。・・・轢いたの、誰?」3人を睨む。
さっき、チビの亡骸を蹴とばしたリーダーだけがバツが悪そうに目をそらした。
即座に、少女は「破壊」すべき「敵」を認識した。

「おらぁ」少女はリーダーにぶつかるように全体重を乗せた右パンチを叩き込む。
もんどりうって倒れたリーダーは後頭部をうったらしく抵抗してこない。
お構いなしにすぐさま馬乗りになった少女。
左手で髪の毛を掴み、右手でパンチを連打する。
「あははは、血だ~、真っ赤~。きゃははは」
「ガキッ」「バキッ」「ゴツッ」鈍い打撃音が響く。


262 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 00:08:18.14 ID:mNpg6TIy0
ゲキカラさああああああん

263 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 01:03:33.32 ID:9HyqAY600
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 04>

「てめぇ、いい加減にしろ。殺す気か?」
もう1人の男が襟首をつかんで少女を後ろに引きづり倒した。
馬乗りで凹られたリーダーは顔面血だるま、全身が痙攣している。
「きゃははは、血が出て震えてる、あははは」
と再度馬乗りになろうとした少女に、
「おい、お前調子に乗りすぎだ」
と男から鋭い左パンチが放たれた。
まともに顔面にヒットし、少女は後ろに吹っ飛ぶ。
拳が最短距離でヒットしてくる本格的な左ジャブ、
少女には全くパンチが見えなかった。
最後の1人が叫ぶ「元プロボクサーのパンチは効くだろう」

それから何度叩きのめされたか、少女には分からなかった。
左目は血で見えていない。鼻からも口からも血がとめどなく流れる。
しかし元ボクサーは得体の知れない恐怖を感じていた。
「俺は人間でなく、死神や亡霊を相手にしているんじゃないか?
「この戦いは永遠に終わらないんじゃないか?」
志半ばでボクシングを諦め、チンピラ稼業で鈍りきった格闘本能でも
この戦いに”勝算”が極めて低いと悟った。もう戦いを終わらせたかった。

「もう左ジャブだけでは倒せない」と思い、目を塞ぐように左ジャブを連打してから
右ストレートを少女の顎に打ち抜き、とどめの左フックをコメカミに叩きこんだ。
少女の両膝がカクンと折れ、前のめりに顔から地面に崩れ落ちた。
危険な倒れ方・・・「やっちまった」過去の経験から完全KOを確信した。
こんな華奢な女の子を本気で殴るなんて・・・。
元ボクサーは後悔し自分を責めた。


264 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 01:06:35.68 ID:9HyqAY600
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 05>

しばらくして急に風が強くなった。木葉が舞い上がり、川面にさざ波が立つ。
そんな中「ふふふ」地獄の底から響くような笑いが聞こえる。
だんだん大きくなってきた「あはははは」
・・・元ボクサーは不気味さに戦慄した。
少女の両手がピクッと動き、顔を上げ、ゆっくりと立ち上がってくる。
血だるまでふらつき、ちょっと風が吹いただけでも少女は倒れてしまいそうだ。
元ボクサーはもう戦いたくなかった。少女に近づいて言う。
「おい、もう十分身にしみただろ?この辺で止めとこうか?」
少女は立っているのがやっとで、
爪を噛みながら何かブツブツ言っているが何も聞き取れない。
口内から流れでる血があまりにも大量だ。
「なあ、大丈夫か?病院まで連れて行ってやろうか?」
元ボクサーは心配するあまり不用意に近づきすぎた。
既にそこは少女の「殺戮圏内」・・・。

少女の右目が光った刹那、「あー」という少女の大声が上がり、
直後に元ボクサーから「ギャー」という悲鳴が上がった。
少女のロングブーツが元ボクサーの股間を蹴り上げていた。渾身の股間蹴り。
元ボクサーは声にならない悲鳴を上げ、股間を押さえうずくまり、もがいてる。
少女は元ボクサーの髪の毛をつかみ顔を覗き込み、「ねぇ、痛い?きゃははは」
と聞くが、元ボクサーは痛さでうめき続けるだけで答えにならない。
少女の口から流れおちる大量の血が元ボクサーの顔を赤く染めていく。
少女はよろよろと立ち上がりロングブーツで「あはははは、どうしたの?」
と元ボクサーの顔面を何度か踏みつけたが、もう反応が無いので飽きてしまった。


266 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 08:20:30.46 ID:xpoW74tH0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 06>

最後の一人、「パシリ」は戦う前から心が折れていた。
自分よりはるかに強いリーダーと元ボクサーが
揃って「破壊」されたので当然かもしれない。
自分から土下座し、「すみません。許して下さい」と言ってきた。
「あははは、何だぁ、こいよ~」イライラと爪を噛む少女、明らかに不機嫌だ・・・
いきなりロングブーツが唸りを上げて腹を蹴りあげた。
「バシッ」「うぐうっ」戦意喪失している人間ほど脆いものはない。
パシリはヒィヒィと声にならない悲鳴を上げ、
腹を押さえ亀のように地面にうずくまる。

「この負け犬が、今度は頭を踏み潰してやろうか」と少女が足を上げた瞬間・・・
「クーン」「キューン」という鳴き声が背後から聞こえた。
振り向くとチビの亡骸に悲しげに寄り添う親犬と子犬がいる。
少女の視界から血の色が洗い流されて・・・徐々に天然色に戻った。

少女は自分のスカジャンからチビの亡骸を取り出し、2匹に会わせた。
「ごめんな、チビ」少女は墓をつくり、自分のスカジャンで包んだチビを埋葬した。
唯一の友達「チビ」を失い、少女はまた一人ぼっちになった。
全身血だらけで「ガガガッガガガッ」とビニール傘を引きづり歩いていく。
親犬と子犬はずっと少女の後ろ姿を見ていたが、
やがて見えなくなると草むらの奥へ去って行った。


267 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 08:23:22.99 ID:xpoW74tH0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 07>

もう風はやんでいた。日差しが強くなってきた。
淋しかった少女は、ちょっと口笛を吹いてみた「フー、フヒュー」
「やっぱり今日も駄目だ・・・」
すぐに「ゲロゲロ」と蛙が鳴き、水面を魚が「バシャ」とはねた。
蛙や魚に笑われた気がして、恥ずかしくて頬が真っ赤になった。
傷だらけの少女が真っ赤に照れてビニール傘を引きずって歩いていく。
明らかにミスマッチな風景を、川面のキラキラする光がやさしく包む。
「やっぱり、学校行くのは明日にしよう」

「パシリ」は今やこの街の顔役の1人であり、
マジすか女学園を率いる大島優子の「人となり」をよく知っていた。
優子は強い奴がいると聞けば絶対挑戦するであろう、と。
だから優子を使って、先日負けた少女に復讐しようと考えた。
優子と戦いフラフラになった少女を拉致してアジトに運び、乱暴し、
全裸写真を撮って脅迫でもすれば・・・ 自分の言いなりになるだろう。
愛人兼ボディガードに出来るのでは、と自分勝手な妄想をしている。
優子とてあの少女と戦えば五体満足ではいられまい、
日頃から優子を目障りだと考えている奴らと手を組めば、
この際、優子を再起不能に叩きつぶすことも出来るだろう・・・。

パシリは優子がよく行くゲームセンターに張り込み、優子に接触した。
「優子さん、1週間くらい前に化け物みたいに強い女に会ったよ」
優子「あぁ?何だと?この街の奴か?」
パシリ「さあ?俺は何とか動けるようになったが、仲間の2人はまだ病院だ。
優子さんには悪いが・・・あいつが最強だろうな」
優子「お前の仲間って確か元プロボクサーがいたろ?あいつも負けたのか?」
パシリ「何回殴っても倒せず、最後に股間蹴られて気絶したよ。
川沿いの土手に遊歩道あるだろ、あそこでその女をちょくちょく見かけるな」
優子「そいつの名前は?どこの学校だ?」
パシリ「知らねぇ、深緑のスカジャンに黒のロングブーツ、
長い黒髪、「ROCK」のネックレス。晴れなのに何故か傘を引きずってた」


268 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 08:27:49.98 ID:xpoW74tH0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 08>

マジすか学園の頂点に立つ大島優子は
強いと噂のヤンキーを片っ端からしめていた。
自分がてっぺんを取り、マジで生きる仲間を増やすために。
そんな仲間の唯一の楽園「マジ女」を守るために。
「そんなに強い奴がいるなら、サドから報告があるはずだが?」
優子が土手のベンチに座ってぼんやり川を見ていると、
・・・「ガガガッガガガッ」と遠くで音が聞こえ、少女がこちらにやってくる。

「スカジャン、ロングブーツ、長い黒髪、ROCK、ビニール傘・・・こいつだ」
自分の前を通り過ぎていく少女の眼の奥にある”異様さ”を見て
優子は「こいつは今まで会ったことのない人間だ」と確信した。
「よぉ、お前、めっちゃ強いらしいな。私はマジスカ女学園の大島優子。
タイマンで勝負してくれよ」
少女が「・・・何のために?」と静かに聞くと
優子は「私がテッペンとるためさ」と爽やかに笑った。

先日の元ボクサーとの激闘から癒えていない上、
怒りのモチベーションが上がらない少女は優子の攻撃を浴び続けた。
「どうした?元ボクサー達3人を倒したわりに迫力ねえぞ」
「・・・お前、あいつらの仲間か?・・・そうか、それならば・・・ぶっ潰す」
と少女がつぶやき、眼光がいきなり鋭くなった。
優子の右ロングフックに全体重を乗せた右ストレートをカウンターで放つ。
少女はその場でよろけながらも踏ん張っている。
優子はもんどりうって後ろにぶっ倒れた。カウンターが一瞬早かった。
口内を切ったらしく、血が口から流れ出てきた。
「まさかカウンターとはね・・・効いたよ、やっと本気だしたな」
と嬉しそうに口の血をぬぐった優子「おらぁ」少女に飛びかかっていく。


269 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 08:58:52.96 ID:XcnlkwdC0
続きが楽しみです!!!
ワクワク。


270 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 11:19:10.35 ID:mNpg6TIy0
期待

271 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 11:54:11.78 ID:Rl5RgYaO0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 09>

まるでタイプの違う2人。
明るく、情熱的に、躍動感のある攻撃を仕掛け、
その拳にまるで相手への「友情」を乗せている優子。
それを、あくまで冷静に「敵」を「破壊」する為だけに反撃し、
相手との心の交流を「断絶」するカウンターを放つ少女。

「こいつ一体何者なんだ?何でこれだけ冷酷に戦えるんだ?」
とフト思った優子の眼に体勢を低くする突っ込んでくる少女が見えた。
「タックルか?」優子が腰を後ろに引き、
タックルを受け止めるポジションを取った瞬間・・・
黒い影が優子の左側頭部に「バキッ」と食い込んだ。
「狙いは右ハイキックだったのか?」
崩れ落ちていく優子の眼に、少女の冷酷な微笑が見えた。

少女が「はははは、どうした、おらぁ」と優子の腹を何度も蹴り上げた。
「ガツッ」「バキッ」「ドカッ」その衝撃で優子がハッと我に返った。
何度目かの蹴りを両手で掴むと「うわぁぁ」と大声と共に立ち上がった。
左足を取られ、右足一本でバランスを取る少女に優子が告げる。
「お前さぁ、喧嘩して熱くなるか?楽しいか?」
「あはははは、何言ってんの?きゃはははは」
「もう、身体で覚えてもらうしかないな」と優子は呟く。
そのまま左足を上に持ち上げ、バランスを崩した少女に接近し、
その黒髪を左手で掴む。
ずっと禁じ手にしていた・・・右ひじ打ちを顔面に叩き込む。
少女の左目上がバクっと裂けて血が流れ出す。
少女の動きが止まった・・・。


272 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 11:56:40.00 ID:Rl5RgYaO0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 10>

「本当に強い奴には仲間が集まるはずなんだ。お前には仲間がいるか?」
優子の言葉に少女がピクッと反応した。
「仲間なんて・・・信じないよ、あはははは」
よろよろと少女が近づいてくる。
「こいつまだ戦う気か?」
優子は両手で少女の首をかかえてロックした。
「マジに生きるってのは、熱くなれるんだよ、自分も仲間も」
これが本当に最後・・・今まで使った事がない禁じ手の中の禁じ手、顔面への膝蹴り。
左目上にもう一つ大きな裂傷が出来、血がブシューと噴き出した。
少女の動きが完全に止まった・・・。

「なぁ、お前とは分かりあえると思うんだ」と一生懸命伝える優子。
少女の顔は下を向いているので、流れ出る血が地面にボタボタと落ちる。
流血で殆ど見えない少女の眼に優子がすぐそこまで近づいているのが分かった。
「おい、聞こえてるか?」優子の言葉が近くに聞こえた。
・・・既にそこは少女の「殺戮圏内」

少女が右によろけた。
「大丈夫か、お前?」と心配する優子には少女の眼が鋭く光ったのが見えなかった。
少女はよろけたのではない。少女が右アッパーを放つ準備だったのだ。
白い影が下から上にヒューと空気を切り裂き、その白い影が優子に突き刺さる。


275 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 16:18:59.27 ID:De0/hqMa0
\( ‘ω’)/ウオオオオアアアアーーーーッッッッ!!

276 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 17:09:48.67 ID:zgbgqEHT0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 11>

「やばいっ」本能的に顔を右にそむけた優子の左胸上部に、
白い影が・・・少女の白い拳が強烈な右クロスアッパーとなり、
めり込んだ「バキッ」「ぐあぁ」。
優子は4~5歩よろめきながら自分の左胸を押さえた。
まだ全身が痺れている。・・・間一髪、命拾い。
「あれが顎に入ってたら?」流石の優子もぞっとした。
「もう半歩おびき寄せてたら・・・」少女は思わず舌打ちした。
2人は思った「戦いは、まだまだこれからだ」と。

そして、それからもこの戦いは果てしなく続いた。
何時間たったか?もう2人ですら分からない。
血まみれの少女を見て、優子は元ボクサーと同じ恐怖を感じていた。
「この戦いは永遠に終わらないんじゃないか?」
「こいつは死ぬことを恐れていない。むしろ戦いの中で死にたがっているのか?」
と優子は少女の心の奥を見抜いた。
「こいつは、死ぬまで戦いをやめない」

優子が笑って言った「・・・おい、もう止めとこう」
ドクドクと左目上から流血していることなどお構いなしに少女は
「あははは、まだ終わってないよ~、逃げんのか?、きゃははは」
優子「この喧嘩を売ったのは私だ。もういいって」
少女「あぁ?今更何言ってんの~、あはははは」
優子「もう、参った参った。お前には”勝てない”よ」
少女「・・・・・?」優勢である優子が戦いを止める意味が分からない。


277 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 17:14:59.61 ID:zgbgqEHT0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 12>

実は、優子は今の状況を早く少女に事態を理解させる必要があった。
先程からずっと2人を遠くで見ている影。しかも武器を持っている。
「パシリ」の謀略・・・この戦いで2人が共倒れになることを望んでいる奴らがいて、
疲れ切った2人にとどめを刺す用意をして既に周囲に潜んで、
この戦いの一部始終を見ている、と察したからだ。
優子が少女に小声で告げる。
「草むらに7~8人潜んでいる敵がいる。皆武器を持ってそうだ。
5人は私が何とかするから、2~3人倒してくれ」

一方、少女も周囲に敵がいる気配を既に感じていた。
しかし、そいつらはどうせ優子の仲間だと思っていたので、
優子が本当に正々堂々とタイマン勝負をのぞんでいて、
今から自分の味方になってくれることは・・・嬉しい誤算だった。
「ちゃんと半分倒すよ。私の分だからね、あははは」
「お前、ふらふらのくせに何言ってんだ」
「ホントだ、足がガクガクしてる、きゃははは」

優子は自分のセーラー服のスカーフを取り、
少女の左目上、バックり裂けて血が噴き出している傷口に巻いた。
「今から、私が草むらに飛び込んで奇襲をかけるから、
こっちに逃げてきた奴を仕留めてくれ。それまでは少しでも休んでろ」
優子とて、少女との果てしない激闘でまともに動ける状態ではなかった。
全身が軋むように激痛が走っている。それでも笑って
「じゃあ、行ってくる」と言い残し、草むらに潜む影に飛びかかった。
「おらぁ、どうしたお前ら、全員かかってこい」
優子の奇襲で戦いの幕が開いた。


278 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 17:27:56.87 ID:zgbgqEHT0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 13>

少女は優子が言った通り、左目上を押さえ止血をしながら呼吸を整えた。
これから始まる戦闘の準備をする。しかし、少女の体力も流石に限界だった。
元ボクサーとの激闘の傷も癒えぬまま、優子との果てしない死闘・・・。
4人が草むらから飛び出してきたが、少女は立ち上がるのがやっとの状態だ。
大量出血のせいか・・・全身が鉛のように重く、息が苦しい。
眼がかすんで見えなくなってきた・・・動けない・・・

4人のうちの1人があの「パシリ」だ。
少女にとって最悪のタイミングでの再会である。
逆にパシリは少女を自分のものにする絶好のチャンスを掴んだ。
パシリは仲間の3人に言う。
「こいつが例の化け物だ。フラフラのうちに地面に倒して裸にしてしまえ」
動けない少女はたやすく3人に囲まれた。
後ろから木刀で後頭部を殴られ意識が飛びかけた瞬間、
次の1人により正面からタックルで倒され、
後頭部を地面に打ってしまった。意識が遠のいていく・・・
男はそのまま馬乗りになり、少女の顔をすぐさま2、3度殴ったが、
少女には応戦する体力は・・・もう残っていなかった。

血だらけの顔で、穏やかに微笑を浮かべ、両目を軽く閉じて、かすかに呼吸をしている。
馬乗りになった男が両手首を頭の上に地面に縫うように押さえつけた。
すぐ近くで少女の顔を見ると、化け物どころかあまりの可愛らしさに驚いた。
「これが化け物?ただの可愛らしい女の子じゃないか?俺達何てことしてるんだ?」
男の良心の呵責を無視するように、
パシリが残酷に叫ぶ「まずスカートを脱がせろ」


279 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 17:30:56.92 ID:De0/hqMa0
やめてー

280 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 19:14:53.50 ID:Nqh/TGIq0
ゲキカラ△

281 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 19:25:30.90 ID:wPbd0I1NO
やっぱりゲキカラだなっ
(`・ω・´)


283 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 20:36:08.18 ID:95QnL2zj0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 14>

残りの2人が、少女の脚を1本ずつ抱えこんだ。
「おい、暴れるなよ」パシリが少しスカートをめくる。
あの殺戮兵器のような少女が、
今や息絶え絶えになって、こんなに真っ白な太腿をさらしている・・・
あまりのギャップに興奮したパシリが
一気にスカートを引きずり下ろそうとした瞬間、
急に激しい雨が降ってきた。天が泣いているようだ。
「なんだよ、いきなり降って来たな」「こりゃ、なかなか止まないぞ」
パシリ達の少女への淫らな欲望が一瞬そがれた。

「ザー」血だらけの少女の顔を徐々に洗い流していく。
少女の眼がゆっくりと開き、徐々に意識がはっきりしていく。
自分に馬乗りになっている男がいる、
そいつに両手を頭の上に押さえつけられている、
そいつの顔がすぐ近くで自分をぼんやり眺めている。
少女は今すぐ「破壊」すべき「敵」を認識した。
「ギラッ」と少女の眼の奥で狂気が弾けた。
・・・しかも、そこは既に、少女の「殺戮圏内」。

突然「うわあああぁ、やめろー」という悲鳴が上がった。
少女が馬乗りになった男の左耳にいきなり噛みついていた。
喧嘩の最中に少女に見とれて顔を近づけ過ぎた報い。

慌ててパシリが少女の顔を引き離そうとする。
その結果、耳がちぎれそうになり、さらに男の悲鳴が大きくなる。
今度は背後から木刀で叩いても、
少女が衝撃に耐えるため歯を食いしばるので、噛みつきがさらに食い込む。
男の悲鳴が絶叫に変わる「ぎゃああああー」
「打つ手が無い」パシリが叫ぶ「こいつは狂犬か?悪魔か?」


284 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 20:38:53.79 ID:95QnL2zj0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 15>

少女は噛みつきを続けたまま、
男を左に押しのけながらポジションを上下入れ替え、
今度は自分が馬乗りになった。ペッと吐き出すように噛みつきを止めた。
耳が数センチ、バックリと裂けて血が噴き出している。
「あはははは、痛い~?」少女は雨の中、左右の拳を振りおろし続ける。
「グバッ」「ゴツッ」「バキッ」と不気味な打撃音が地獄の底から響く。

「この化け物が!」残りの2人が木刀で少女を後ろから一斉に叩く。
少女は殴られていることを全く意に介さず、今の「敵」を「破壊」し続けた。
ぐったりと動かなくなった「敵」に飽きると、ゆっくりと立ち上がり振り向いた。
「あははは、いいもの持ってるな~」血だるまの少女が大雨の中で叫ぶ「貸せ!」
その不気味さに背すじが凍る。2人は木刀をいとも簡単に奪い取られた。
2人は次に「破壊」されるべき「敵」と「認識」されてしまった・・・
「おらぁ」2人は向う脛(弁慶の泣き所)を木刀で何度も殴られ、
「ぎゃああ」「痛えぇ」その場にうずくまって脛を押さえながら悲鳴を上げ続ける。

「はははは、お前ら何人で来たの~」2人は痛さで答えられない「ぐあっ」「うぐぅ」
少女はイライラして爪を噛み、木刀で2人の脛を更に叩く「ゴツッ」「ガキッ」
「ぎゃああぁ、痛い」「やめて、やめて下さい」
おびえる2人の脛を木刀の切っ先で小突きながら聞く「何人?」「は、8人です」
「それじゃ全然足りないね~、きゃはははは」

少女は、ふと自分が倒した相手を数える
「1、2、3・・・あと1人で半分だ~、あはははは」
ニヤッと笑った少女の眼が、
木の陰に隠れているパシリを最後の「敵」として完全にロックオンした。
かなり近くに大きな落雷・・・天が怒っている。
その雷光の中、少女はゆっくりとパシリを「破壊」するために近づいていく。
既に倒された3人の男達が発する恐怖と激痛の悲鳴をBGMに。


285 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 20:41:17.15 ID:De0/hqMa0
怖えええええ!!!!!ハァハァ

286 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 20:41:40.49 ID:95QnL2zj0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 16>

「やめてくれ、もう逆らいません、助けて下さい~」
とパシリはこの期に及んで少女の脚にすがりつき、許しを請う。
戦意を見せないパシリに、少女はいらいらしながら爪を噛み、
「こいつ、髪の毛を引きづりまわして川にでも捨ててやろうか」と考えた。
パシリは「助けて、助けて」と言いながら少女の脚に両手でしがみつく。
その邪悪な眼に、怪しい光を帯びながら。

その刹那、パシリの手の中で超強力スタンガンのスイッチが押され、
100万Vの高電圧が少女の膝裏から全身に流れた。
「バチバチバチバチッ」雨に濡れた白い肌に
かつて経験したことのない衝撃が走る。
「ビクビクビクッ」とスリムな身体が跳ねるように揺れたのち、
「きゃああぁぁ」という高い叫び声とともに、
糸が切れたマリオネットのように少女がヘタヘタと崩れ落ちた。
「この化け物め、くたばれ」とパシリは
少女の白い肌に狂ったようにスタンガンを効かせ続けた。
最初は「バチバチッ」「ピクッ」と小さな反応があったが、
何度か繰り返すと、少女の身体は・・・とうとう全く反応しなくなってしまった。
残念ながら、この卑怯者が一枚上手だったのだ。

「やった、ついにこの化け物を倒したぞ」パシリが勝利を確信し、
少女を仰向けに寝かせ直した。顔が見たかったのだ。
この「華奢で清楚な色白美少女」がいったん戦闘モードになると
「悪魔や狂犬さながら」の残虐性・攻撃性を発揮するのかが
パシリにはどうしても分からなかった。
しかし、そのギャップ萌えゆえにこの少女に執着しているのであろうか?
血と泥で汚れた少女の顔をそっと拭うと、その可愛らしさに目を奪われた。
スカートをめくってみる。やはり真っ白な太腿が眩しい。
「息を吹き返す前に、アジトに連れ込まなければ」


287 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/13(日) 21:15:13.61 ID:De0/hqMa0
おいおいおい

291 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 00:07:59.35 ID:jEo/X0m00
ゲキカラさああああああああん

292 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 01:04:12.24 ID:1js/LRbh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 17>

そこへ、フラフラの優子が向こうからやってきた。
すかさずパシリは身をひそめる。
「武器持ってる男が4人がかりだと流石にきついな~。私も年かね?
さっきあいつとガンガンやりあった後だしな。あいつは大丈夫かな?おーい」

優子は、スカートをめくりあげられ、太腿が露わになったまま、
地面に仰向けに横たわっている少女が雨に打たれている光景を目にした。
あわてて駆け寄る。
「うわぁ、まさか負けた上に乱暴されちまったんじゃ?おいお前、大丈夫か?」
優子が少女を抱きしめた瞬間、優子の全身に衝撃が走った。
背後から雨の中、首筋に100万Vのスタンガンを当てられたのだ。
「バチバチバチバチバチッ」「ぐうああっ・・・」優子が前のめりに崩れ落ち、
激しい雨でびしょ濡れの土砂に顔から沈み込んで・・・気を失った。

「ついにこの街のてっぺんを取った」パシリは大喜び。
ぐったりとして動かない少女に駆け寄る。
そして、両手、両足を手際良くロープで縛る。
「あとは、こいつを俺の言うことだけを何でも聞く”奴隷”に仕込むだけだ。
アジトに連れて行き、全裸写真を撮って脅せば・・・」

長い黒髪、透き通るような白肌、抱きしめたら折れてしまいそうな華奢な身体、
近くで見ると人形のような可愛い顔・・・見れば見るほどパシリの妄想は膨らむ。
パシリは少女をお姫様だっこの状態で嬉々として車の方に運んでいく。
「もうすぐ、こいつが俺の奴隷になるんだ」


293 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 01:05:22.91 ID:1js/LRbh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 18>

すぐ近くに二度目の落雷、衝撃で地面が大きく揺れる。
天の怒りが最高潮に達したのか?
・・・落雷の衝撃で少女にゆっくりと意識が戻る。
両手両足を縛られ、抱きかかえられて運ばれている、
これから車に連れ込まれるのか、
と少女は「状況」と「破壊」すべき「敵」を理解した。
・・・すでに少女の「殺戮距離内」である。しかし手足が使えない、どうする?
「一発でこいつを倒すしかない」

パシリが車のドアを開け、少女を車内に押し込もうとかがんだ瞬間、
少女は両手をパシリの首にかけ、両足でドアを思い切り蹴った。
パシリは少女を抱えながら後ろに倒れ込む。バックドロップ自爆のように。
「ガツンッ」パシリは少女の両手で後頭部を地面にうちつけられ、
続きざまに、少女の全体重をかけた肘打ちを鳩尾に食らった「グエェェッ」。

「この卑怯者だけは許さん」
ともうぐったりと動かないパシリにとどめの頭突きを振りかぶった時、
向こうで水溜りに顔を突っ込み、うつ伏せで全く動かない優子が見えた。

「まずい」と少女は必死に這って優子の方に近づく。
少女が手足を縛られた不自由な身体で必死に優子の顔を水溜りから上げた。
ほんのかすかだが息をしている・・・まだ生きている!
「おい、大丈夫か?起きろ、起きてくれ」
肩を揺すり、頬や胸を懸命に叩くが、優子からは全く反応が無い。
完全に気絶してしまっているのか。


294 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 01:07:19.61 ID:1js/LRbh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 19>

少女は背後に嫌な気配を感じた。
振り向くと、そこにはパシリが左手にあのスタンガンを持って笑っていた。
「もう遊びは終わりだ」右手でフォールディングナイフを取り出し開いた。
「優子を刺し殺されたくなかったら、大人しく言う通りにしろ」

パシリは少女にうつ伏せになるよう命令し、
背中に馬乗りになり、ナイフで制服を切り裂き始めた。
「少しでも動いたら、身体ごと切り刻むぞ」
土砂降りの中、ナイフが不気味に鈍い光を放っている。
パシリが冷酷に告げる。
「お前はあまりに危険すぎる。手足をしばったまま服を切り裂いて、
ここで全裸写真を撮らせてもらう」
「スー」とナイフが背骨に沿って縦に動くと、
服の中から真っ白な背中が露出した
・・・絶対絶命!

その時、そのナイフの光に吸い寄せられるように、
優子のすぐ後ろの大木に雷が直撃した。
「危ない」少女は背中に乗っているパシリをはねのけ、
覆いかぶさるように優子を庇った。
少女にはねのけられ後ろに仰向けにひっくり返ったパシリが
倒れてくる大木に下敷きになる恐怖で叫ぶ「ギャー」。
「バキバキバキ」へし折れて、倒れてきた大木「ズダン」
・・・・3人は下敷きになった。

嘘のように雷雨が止み、「チュン、チュン」バタバタバタ・・・近くで小鳥が飛んだ。
少女は我に返った。優子と自分が何とか助かったことを理解した。
大木の根元に倒れていた優子と優子をかばった少女は、
丁度エアポケットに入ったように、命拾いした。
しかし、根元から遠かったパシリは折れて落ちてきた大木の下敷きになり、
必死で助けを求め、もがいている。
天はマジを貫く2人を助け、卑怯者のパシリのみを制裁していた。
「痛い、助けてくれ」・・・少女は軽蔑するように言う「知るか」


295 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 02:23:39.11 ID:1yhnWhj50
パシリw

296 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 03:40:50.95 ID:jEo/X0m00
「知るか」きたー!

298 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 09:28:03.06 ID:4V8ijrYW0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 20>

少女の必死の叫びかのお陰か、パシリの耳障りな悲鳴のせいか、
・・・・ようやく優子が正気に戻った。
涙ぐみながら抱きつく少女の手足を縛るロープを解き、
血と泥で汚れた顔を拭いてやりながら、優子は思った。
「こいつは私達と同じ、マジに生きてる。熱い情熱をもった奴だ」と。

「痛い、何でもする、助けてくれ」と叫び続けるパシリを見て、
少女はため息をつきながら先程の戦闘で使った木刀を2本拾ってきた。
大木の下に差し入れて「うらあああああ」と持ち上げ始めた。
真っ赤な顔の少女が「今だ、出ろ」と言うと「ヒィヒィ」とパシリがはい出した。
直後に、バキッと木刀が折れ、「ズシーン」と大木が元の位置に落ちた。

「おい、助かったら何でもするって言ったよな?」と少女が聞くと
「そりゃあ必死だったから思わず出た言葉で・・・
まあ出来る限りの事はしますよ・・・」ととぼけるパシリ。
濁りきった眼でペラペラと平気でうそをつき、
隙あらば欲望に満ちた目で自分を見るこの男を、
少女は心底嫌悪した。
「こいつ、このまま生かしておいてもろくなことが無いな」


299 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 09:30:04.02 ID:4V8ijrYW0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 21>

「おい、あの車はお前のだな?」
と近くに止まっている車を指さすとうなずくパシリ。
いきなり少女の強烈なボディブローがパシリに突き刺さる「うげぇぇ」。
そのまま襟首をつかみ、車に引きずる。
パシリがボディブローのダメージで歩けない。
「あははは、自分でちゃんと歩かないと駄目、はははは」
と止まる度に容赦なく地獄のボディブローを食らう。
「うぐぅ、ぎゃぁ、げえぇ」と胃液を吐きながら、助手席に乗せられた。
パシリは「何が始まるのか?」もう生きた心地がしない。

「きゃははは、シートベルトしないと、知らないよ」と少女が言うが、
まだボディブローのダメージに呻いているパシリはなかなか出来ない。
手際よく少女がシートベルトを装着してくれるのが、逆にパシリは怖い。
「ここからは勝手に動くと・・・殺すよ、きゃはははは」と言うと、
少女はパシリをシートに、さっき自分が手足を縛られたロープで
ぐるぐると固定した。

何でシートベルトをしてるのに、固定するのか?
パシリはこれから始まる「地獄」を考えるだけで発狂しそうだ。
「なあ、今から何をする・・・」と聞こうとして横にいる少女を見た途端、
「ははは、動いちゃダメ」「ドガッ」「うげぇぇ」
と地獄のボディブローで再度悶絶させられる。
パシリはもう、よだれと胃液まみれである。

さっと運転席に乗り込み、サイドブレーキを解除すると
「きゃはははは、あとは祈るんだな、あはははは」
と少女はパシリに告げ、車を降りてしまった。運転席には誰もいない。
「もう、やめてくれ、何をするんだぁ?」


300 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 09:31:19.15 ID:4V8ijrYW0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 22>

少女は、後ろから車を押し始めた「うおおお、うらあああああ」。
車が少しずつ動き出した。パシリは戦慄した。
「もしや土手の斜面から河原に転げ落とすつもりか?」
「あはははは、行けえ、きゃはははは」少女の笑い声とともに車が加速していく。
パシリが見る窓から流れる風景がどんどん早くなってくる。
本当にここから落とされるのか、嘘だろ?
「うわあああ、助けてくれー」
バックミラー越しに見える少女の不気味な笑顔が遠くなっていく。
「きゃははははは・・・」

道を乗り越え、車が土手から河原に落ちて行く。
「ぎゃああああああああ」とパシリの悲鳴が響きわたる。
暫くは何とかタイヤで走ったが、一度回転するとそのまま
土手を「ガタン、ガタン、ガタン、ガタン」と車ごと回転しながら落ちていき、
「ガーン」河原の流木群に当たり、やっと止まった。

気絶していたパシリは、少女の平手打ちで意識が戻った。
パシリのロープはすでに解かれていた。
「死にたくなければ・・・外に出ろ」という少女が言った。
パシリの身体が痺れて、なかなか外に出ることが出来ない。
少女は鉄パイプを持っていた。
先程の戦闘でパシリの仲間が使っていたものだろう。


301 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 09:33:41.85 ID:4V8ijrYW0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 23>

少女は「きゃははは、あはははは」と言いながら、
ボンネットに飛び乗ってフロントガラスを叩き割った「ガシャン」。
ガラスの破片をまともに食らったパシリは「うわぁ、待って、今すぐ出ます」
と転げ出た。
少女は、サイド、リヤ、サイドと一周すべてのガラスを割ると、
「あはははは、おらあ、きゃはははは」とボンネットやドアも滅多打ち。
「ドガッ」「バコン」「バキッ」と少女の鉄パイプにより
僅か数分でパシリの車は原型をとどめない状態に「破壊」された。

「おい、火」と少女が不機嫌に言うと、パシリはサッとライターを差し出す。
「ほらっ」と少女が丸めた新聞紙に火をつけ、
シートに投げ込むと「ボワー」と車内が燃え出した。
「うわぁ、どうすんだよ~」と半泣きのパシリに少女が言った。
「あはははは、お前、もし今度嘘ついたり裏切ったりしたら、
この車みたいに完全に破壊するよ、きゃははは」

そう言うと、「そこにいろ」と少女は1人鉄パイプを持ってパシリから離れて行く。
「きゃはははは、動いたら、死んじゃうかも、あはははは」
というやいなや鉄パイプをパシリに投げつけた。
回転しながら飛んできた鉄パイプはパシリの頬をかすめ、
車体に「ドスッ」と突き刺さった。「ヒィッ」パシリが怯える。
パシリの頬からツーと血が落ち、暫くすると、「ドカーン」と車が炎上した。
「ぎゃああああ」パシリは驚いて叫んだ。


302 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 09:56:00.49 ID:rvMGymoV0
まさに「美狂気」という名が相応しい

303 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 10:32:07.24 ID:1yhnWhj50
ゲキカラぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

304 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 10:42:06.83 ID:WjnfRN4a0
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 <ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!>
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 <ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!>
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308 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 12:34:41.08 ID:yZoJKzrG0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 24>

その時、パシリの仲間が2人、
少女の後ろ側から草むらごしに忍び寄って来た。
優子に倒された後、息を吹き返したようだ。
2人とも既にナイフを持って、臨戦態勢である。
「ナイフ2人がかりならこの化け物のような少女に勝てるかも?
でも失敗したら、俺も一緒に制裁されるだろう。
ならば、後ろに敵がいます、仲間を売ってでも、少女につくのか?
ナイフ2人と少女、どっちが強いんだ?」
パシリは悩む、どうする?どうする?
暗闇の中で孤独に怯える。光が見えない。

ウラギリモノ

暗闇の中から・・・いきなり怒った少女が現れて言った。
「うっぎゃあああぁぁぁ」パシリは腰を抜かした。
「ふふふふ、お前早速裏切ったね、仲間を呼んだのか?あははは」
少女は既に2人の接近に気づいていたのだ。
「いや、違います、誤解です、信じて下さい」
必死に懇願するパシリに
「じゃあ、あいつら止めてこい、失敗したら・・・分かるよな、きゃははは」

パシリは仲間を止めに行く。しかし、必死の説得も失敗に終わった。
「この裏切者め、どけ」とパシリを突き飛ばし、ナイフ2人組が少女に近づく。

2人組は、ナイフvs素手の優位を活かして、じりじりと距離を詰めてくる。
少女は2人に広角度から同時に狙われないよう、
どちらか1人の陰に少しでももう1人が入るよう、
巧妙に「鋭角の三角形の頂点」の位置をキープしていた。


309 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 12:35:58.41 ID:yZoJKzrG0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 25>

そして、近い方の1人が大きく1歩踏み込めばナイフがあたる距離まで近づいた。
確実に勝つ為「もう半歩近づこう」と更ににじり寄った2人は
まるで手品のように、少女の右袖口からスルスルと鉄パイプが落ちたのを見た。
・・・・そう、ここは、既に少女の「殺戮圏内」。
追い詰められていたのは逆、そう2人組の方だった。

「うらぁ」少女が近い1人に踏み込む。
銀色の影がナイフを持つ手に吸い込まれるように、
鉄パイプ先端がナイフを叩き落とした「バキッ」。
即座に黒い影が・・・黒のロングブーツがうなりをあげ、
相手の鳩尾を蹴り込み、後ろに吹っ飛ばす「うげぇぇ」。
相手はもんどりうって倒れた。

「しまった」と遠い1人がナイフで刺そうと
倒された見方をよけて前進した瞬間、
既に”返す刀”で銀色の影・・・鉄パイプが唸りを上げ
ナイフを持つ右手にヒット「ガツッ」。
しかし、確実に相手を仕留めるために
ナイフをテーピングでぐるぐる巻きに固定していたせいで、
ナイフは手から落ちなかった。

・・・「こいつ、確実に私を殺す気だったのか?」
少女の逆鱗に触れた。
少女の視界が即座に「ブラッディ・レッド」一色になり、
眼の奥の狂気がMAXになった。
そう「破壊」すべき「敵」はこいつの「右腕」。もう止められない。


310 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 12:36:45.85 ID:yZoJKzrG0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 26>

ただひたすら、この「右腕」だけを鉄パイプで殴打する。
「ドカッ」「ガンッ」「バキッ」「バチッ」「グチャッ」「ガツッ」
「うわああああ、やめてくれ~、ぎゃあああ」
男は右腕を庇いながら逃げ回る。
・・・結局、男は激痛に泣き喚きながら、自らテープを剥がす羽目になった。

あとは、少女主演の「殺戮ショー」と化す。
その相手役・・・「破壊」される「敵」は惨めだった。
向う脛(弁慶の泣き所)を徹底的に叩かれた
「ガン」「ガキッ」「ゴツッ」「バキッ」
「あははは、今度刃物使ったら・・・本当に殺すよ、きゃはははは」
「ぎゃあああぁぁぁ」「誰か助けて~」
2人は悲鳴を上げながらのたうちまわっていた。
そのうち、あまりの恐怖に2人は悲鳴すら発しなくなった。
魂を抜かれてしまったように、呆けていた。

仲間が心身ともに「破壊」されていく一部始終を
恐怖の表情で見ているパシリに、少女は近づいていく。
「ひゃあ、ああああ」と腰を抜かして怯えている。
「あはははは、袖の中に鉄パイプ隠す時間を稼いだから、お前は味方?」
「ハイ、信じて下さい、裏切ってません」とパシリが言うと
「あはははは、次は甘くないよ、裏切者は潰すよ、きゃはははは」
と少女はそう「宣言」した。

少女は、落ちているナイフ2本をつまらなそうに拾うと、
腰を抜かして動けないパシリ目がけて、立て続けに投げつけた。
「ヒュー」「シュー」とそれぞれ顔の左右をすり抜けていき、
「バスッ」「ザクッ」と燃えている車のタイヤに突き刺さった。
「ひゃあ」パシリが悲鳴をあげると「こんなもん、ニ度と使うなよ」
とまだ眼の奥に凶気を帯びたまま、すぐ近くまで来て睨みつけた。
少女を見るパシリの眼からはもう「濁り」「欲望」は消え去り、
「恐怖」だけになっていた。

「あはははは、次は許さないよ、きゃははは」と少女の不気味な笑い声が響く。
「ズダン」大きな音がして、炎上している車が崩れ落ちた。
タイヤの空気が全部抜けたのだろう。
「うわあああ」パシリの叫び声が聞こえる。
しかし、少女はもう振り向かず、優子がいる場所に戻っていく。


311 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 12:40:13.31 ID:1yhnWhj50
こえええええええええええええええええええ
これで捕まるのか?


312 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 12:46:40.91 ID:jEo/X0m00
ドキドキ

313 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 13:57:44.68 ID:6qPyqH5L0
おもしろい

314 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 17:45:36.34 ID:jEo/X0m00
ゲキカラさんに会いたい

315 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 20:58:30.35 ID:jEo/X0m00
ゲキカラさああああん

316 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 21:49:26.18 ID:QX5U2v+R0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 27>

優子と再会直後、全ての戦いを終え安心したのか、
流石に少女は出血多量と疲労でぶっ倒れる。
今度は優子が必死に少女を病院に担ぎこみ、
少女は左目上の大きな裂傷を2つ、それぞれ数針ずつ縫った。
そして病院の血液ストックが足りず、優子からも輸血を受ける。

輸血の最中、優子が隣のベットの少女に話しかける
「おい、腹減ったな。後で飯行こうぜ。何食いたい?」
少女「辛い物だったら何でも・・・だけどお肉は嫌い」
優子「肉駄目で激辛料理って?おいおい、何食えっていうんだ?
お前面倒な食生活してんな」

この夜、尋常でない激辛料理をバクバク食べて
「これ本当に辛い」と嬉しそうにシャックリする少女に優子が言った。
「お前の名前聞いてなかった・・・まあいいや今日からお前は”ゲキカラ”だ。
ところでどこの学校行ってんだ?」
「・・・2カ月前、名古屋からステゴロ高校に転校してきた」
「あれ?ステゴロって最近内部抗争で壊滅状態ってサドが言ってたが・・・・。
もしかして・・・ゲキカラ、お前が潰したのか?」
「・・・くだらない奴ばっかりだったから」と静かにゲキカラが答えた。
「ゲキカラ、やっぱりすぐにマジ女に来い。面倒な手続きはこっちでやるから。
うちは強くていい奴がいっぱいいる、マジに生きてるよ。
特に四天王のサド、ブラック、シブヤ、トリゴヤ・・・でも喧嘩すんなよ」

「それにしてもゲキカラ、お前さ・・・
左目の上ちょいちょいっと縫って、輸血したら、
『ところで私何でここにいるんですか?帰ってもいいですよね?』
みたいなすました顔でケロッとしてっから、
『あとは塗り薬とガーゼ、テープだけ出しときます。毎日変えて下さいね』
で終わり・・・?
『かなりやばい状態だったから、ちゃんと診てくれよ』
って私が医者に言っても
『脳も眼も鼻も口も耳も内臓も骨も診ましたが、特に問題ないですね。
そんなに心配なら一応点滴します?要らない?ああそうですか、お大事に。
抜糸は1週間後、ちゃんと来てくださいね』
って、お前あれだけボロボロになるまで戦って、どんだけ頑丈なんだよ?
しかも、病院いる間に勝手に1人だけみるみるうちに回復してよ。
『先生、こいつ死にそうなんだ、早く助けてくれ』
って運び込んだ私の立場を考えろってんだよ。あはははは」
と優子は爆笑した。


317 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 21:50:11.48 ID:QX5U2v+R0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 28>

「私、病院苦手だから早く逃げ出したくて。
それに優子さんが・・・血をくれたから」とゲキカラがつぶやく。

「私なんてな、待合室で『付き添いです』
って何度も言ってんのによ、
『あなた傷だらけで心配なんで一応全部診ときます』
なんて連れまわされて、
『右手薬指・小指にヒビ、右目に損傷あり、鼻腔・口腔内に裂傷多数、
暫くは要通院。全身打撲と擦過症がひどく、これは暫くは熱出ますよ』
なんて抗生物質だとか注射された上に、
痛み止めやら目薬やら湿布やら、いっぱい買わされたよ。
『特に右手はしばらく安静にして下さいね』
なんて添え木なんかしやがって、笑っちまうよな。
『右目に眼帯しておきますから、触らないように』
だってさ。あんな邪魔なもん、病院から出た途端に両方とも取っちまったよ。
もうゲキカラが帰り支度して『本日のお会計は・・・』
なんてやってんのにさ、私だけとっつかまって
『あなた、体力落ちてるから点滴しなさい』
だってよ。それなら待ってる間に言ってくれよ。
早く終わらそうと思って点滴のコック全開にしたら吹き出してきて、
うわーって言ったらばれちまってさ。
看護師が点滴終わるまでずっと見張ってんだぜ。
暇だな?あの病院。今に潰れるぞ、あはははは」
と優子が楽しそうに明るく笑う。

「もし本当にお姉さんがいたら、こんな感じなのかな?
温かくって優しくって面白くって」 ゲキカラはふと思った。
思わず「お姉さん・・・」と呟いてしまったゲキカラ
「あぁ、何?ゲキカラ、ちゃんと言えよ」と優子。
「・・・もう、いいです」口ごもるゲキカラに対して優子は言った。
「私もさ、強くて、ヤンチャな、可愛い妹が出来たみたいで凄く嬉しいよ」
「やっぱり、聞かれてた・・・」と下を向き、ゲキカラは真っ赤になって照れた。


318 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 21:51:07.07 ID:QX5U2v+R0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 29>

僅か数日のうちに、この街の不良連中の間では
「ステゴロ高を1人で壊滅させたゲキカラが、マジ女テッペンの優子についた」
と最強と最凶のコンビ結成が話題になっていた。

転校手続きには予想以上に日数を要した。
マジ女がこの「超危険人物」を受け入れたくなかったのか?違う。
実は、ステゴロが転出を渋ったのである。
ゲキカラが学校に来ると、不良生徒が全員学校から逃げるので、
授業がはかどり、部活動が楽しい。
よって、教師やまじめな生徒から見ると、
あのゲキカラが何と「平和のシンボル」だった。
だから、教師とまじめな生徒から「転出不許可」を
学校長に強く要望していた・・・・。

転校手続きに日数がかかった本当の理由を、
ステゴロにもゲキカラを必要とする大勢の人たちがいた事を、
ゲキカラは知っていたのだろうか?

ともあれ、翌月の1日、家まで迎えに来てくれた優子に連れられ、
ついに、ゲキカラがマジ女に初めて登校する日を迎えた。


319 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 21:52:22.53 ID:QX5U2v+R0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 30>

これを見る為に周辺高校の不良幹部連中が正門前に集まり、
人だかりが出来る。多くの不良同士が集まれば、
あちこちで小競り合いが起きるのが常だが・・・
その騒がしさが一瞬で静寂に変わった。誰かが叫んだのだ

「ゲキカラが来た!」

「これが、ゲキカラか」名の売れた不良達が最強・最凶のオーラに気おくれして
後ずさりし、2人が歩いていく方向に道が出来ていく恐るべき光景が見られた・・・

これに嫉妬したのが、隣のヤバクネ女子商業である。
ただでさえ「目の上のたんこぶ」であるマジ女へ
よりによって「最凶ゲキカラ」の加入が不愉快で仕方ない。

幹部の1人が小柄な優子に対して
「おい、チビ。小さすぎて何も見えないぞ」
とペットボトルを投げつけて挑発した。
瞬時に気が付きスッと身をかわし「ニヤッ」と明るく笑う優子。
ペットボトルが飛んできた方に向かって
「制球まあまあ、球威なし、君はピッチャー失格!あはははは」と大笑い。

一方、対象的に「今投げたの、誰~?」
即座にぶち切れ、周囲を睨みつけるゲキカラ。
投げた張本人がゲキカラの視線から隠れるように仲間の後ろにそっと下がった。
みすみす「敵」を見逃すゲキカラではない。

「あははは、見~つけた、お前か」
と言いながら、その「敵」に一直線に走り、左手で肩口を掴み、右パンチ一閃。
一撃で崩れ落ち、痛さと恐怖で「ギャー」と大きな悲鳴が上がる。
「おらぁ」腹を蹴り上げると悲鳴が止まり失神、「破壊」完了・・・・秒殺!

「うおおおぉぉぉ」周囲がどよめく「何だ、今の?」「まるで野獣の狩りじゃねぇか?」


320 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/14(月) 22:21:30.06 ID:jEo/X0m00
照れるゲキカラさん可愛い

321 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 00:41:45.88 ID:W2fVTAfi0
もっとお願いします

322 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 03:25:10.51 ID:SezMTO4M0
ゲキカラは魅力的な神キャラ

323 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 08:06:03.66 ID:AtWB4H0X0
最強キャラやで

324 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 13:09:10.03 ID:SezMTO4M0
暴れてる時とマトモな時のギャップが好き

325 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 17:45:13.75 ID:x0BFA1It0
ゲキカラ△

328 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 22:09:46.89 ID:bX+kfK2P0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 31>

「うわぁ、やっちまった。転校初日だってのに。よりによって正門前で・・・」
戸惑う優子がゲキカラに近づくより早く、
「てめぇ、ヤバクネなめんなよ」
とヤバクネ幹部残り全員が木刀、鉄パイプ、チェーンなどの武器を手に
ゲキカラ目がけ一斉に襲い掛かった。
「うおー、いけー」と他校の不良連中が思わぬ「ビックファイト」に大歓声を上げ、
ゲキカラたちを十重二十重に囲み、この戦いを盛り上げる。

「おい、どいてくれ。ゲキカラ、大丈夫か?今行くぞ~」
と大興奮の群衆をかき分ける優子をガシッと羽交い絞めする白い影
・・・ファーコートのサドだ。
「サド?何してんだ、放せ!ゲキカラは仲間だぞ」
「・・・ちょうどいいじゃないですか。私達にも四天王ゲキカラを見せて下さい」
と冷静にいうサドの後ろから・・・ブラック、シブヤ、トリゴヤが出てくる。

「けどさぁ、仲間が1人で戦ってるのに、誰も助けないのもおかしいだろ?」
と納得しない優子にサドが告げる。
「・・・ゲキカラはステゴロ高をたった1人で壊滅させた、らしいですね。
それに元プロボクサーを含む男3人組を1人で倒した、とも聞いてます」
武器持った男8人を優子さんと2人で潰した、っていうのもありましたね」
「知ってたのか?」優子が聞くと
「四天王入りと聞いてからキッチリ調べさせてもらいました」サドが詫びる。
「・・・それに、絶対負ける訳がない、とゲキカラと何時間もタイマンした
優子さんが一番良く知ってるんじゃないですか?」

サドの言葉に
「サドは何でもお見通しか?分かったよ。じゃあ、今日は応援に回るよ」
優子が正門の上にさっと飛び乗った。
「おーいゲキカラ、ここだ。疲れたら言えよ、すぐ私が交代するから」
と手を振る。ゲキカラはニヤッと笑う
「あははは、これは私の分、きゃははは」。
そして、1人が10数人をボコボコにする「逆リンチ」が続いていく。


329 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 22:10:32.17 ID:bX+kfK2P0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 32>

ゲキカラが「敵」と認識した相手を「破壊」するために襲いかかる。
その間、後ろから2~3人が武器で攻撃しているのに、意に介さず、
今の「敵」を「破壊」すると、振り向いて、次の「敵」を認識して「破壊」しに行く。
これの繰り返しで、1人また1人とヤバくネ幹部が力尽きていく・・・。

優子「おい、みんな、あれが最凶のゲキカラだよ。どうだ?」
トリゴヤ「すごく可愛くて、スリムなのに、あんなに強くてかっこいい。
私ゲキカラ好き~。早く仲良くなりたい」
ブラック「ちょっと相手の攻撃をもらい過ぎだと思いますが、
あんなタフな人間は今まで見たことがありません。
確かに滅茶苦茶強いです、心も体も・・・。敵に回したくありません」
優子「おい、どうだ?」ちょっとふてくされているシブヤを見る。
「実際戦ってないからわかりませんが、
・・・まあ、四天王に入るレベルだとは思います」とシブヤ。

皆の意見を聞いた後、サドが言う
「優子さんの明るさは味方はおろか敵にも好かれてしまう。
だから一度負けてもまた挑戦してくるようなことがある。
あの熱い戦いをもう1回してみたい、と。
でも、ゲキカラと戦った相手は二度と関わろうと思わないでしょう。
優子さんの喧嘩が熱く、眩しい太陽のイメージとするなら、
ゲキカラの喧嘩は・・・冷たく、暗闇を切り裂く日本刀・・・かな?
マジ女がテッペンであり続けるにはゲキカラの恐怖は必要です」
優子「よっしゃー、満場一致でゲキカラ四天王ってことで、よろしく」

最初は「おらぁ」「いけー」「倒せ」と囃したてていた他校の不良連中も
素手のゲキカラが武器を持った10数人を1人ずつ確実に「破壊」していく
恐怖シーンを見せつけられ、徐々に声が出なくなる。


330 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 22:12:25.20 ID:bX+kfK2P0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 33>

ゲキカラの右カウンターストレートで相手が顔から前のめりに崩れ落ちる
・・・「おい、あれ、やばい倒れ方だろ?」

ゲキカラの右クロスアッパーで相手が正門横の花壇に吹っ飛ぶ
・・・「殴られた人間が宙に舞うって実際にあるのかよ?」

後ろからチェーンで首を絞められたゲキカラが激怒し
チェーンを奪い取り、相手の首にかけて自分の肩に背負うように”絞首刑”
・・・「本当に止めなくて大丈夫なのか?下手すりゃ死人が出るぞ」

最後の1人は頑張った。効かないと見るや、武器を捨て、
正々堂々の殴り合いをゲキカラに仕掛け、大健闘。
ゲキカラの右パンチを3発までフラフラになりながら耐えて、
4発目でとうとう力尽き、撃沈した。

結局、ヤバクネ幹部10数人が全員マジ女正門前でぶっ倒れて、
その中で自らの流血と敵の返り血で血まみれになったゲキカラが
1人イライラしながら爪を噛んでいた。まだ物足りなかったのか?

取り巻く他校の不良幹部も、騒ぎを聞いて出てきたマジ女生徒も、
・・・ゲキカラの恐怖に完全にドン引きしている。
「おい、早く救急車呼べよ、まずいぞ、これ・・・」
「っていうか、そもそも、ああいう人間を普通に街に出していいのかよ?」

「・・・これで、他校も当分マジ女に喧嘩を売ろうとは思わないでしょう。
仲間であるうちの連中ですら、ゲキカラの恐怖に完全に支配された。
これなら、ラッパッパを頂点とする規律がしっかり守られる。
最高のデビュー戦になりました」とサドが優子に言う。

「サドは理屈っぽくてなぁ」
と思う優子はそんなサドの言葉を聞きながし、すでにゲキカラに駆け寄っていた
「おい、ゲキカラ、大丈夫か?」
「ははは、あいつら・・・ヤバクネ?・・・根性あった、
最後の1人まで逃げずに戦ってきたよ、あははは」
と答える血まみれのゲキカラ。
「だって、最後の1人はヤバクネのトップだぞ。プライドがあったんだよ」
と優子。


331 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 22:39:23.15 ID:SezMTO4M0
かっけえ!

332 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 22:45:01.26 ID:nwSvU8EQ0
このあと2でゲキカラが学ランとできるなど誰も予想だにしないのであった………

333 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/15(火) 23:23:22.88 ID:SezMTO4M0
学ランとゲキカラがラブラブな小説も読みたい

335 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 01:32:54.89 ID:0ovCAJZu0
学ランを助けに来た所は名シーン

336 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 01:35:52.12 ID:diQVBgr1O
ゲキカラが立ち上がるとこで鳥肌立つ
ヤンキーソウルのオーケストラVer.?と同時に立つところ


338 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 08:04:43.34 ID:0ovCAJZu0
>>336
いいよな

339 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 08:21:22.56 ID:u+giS+yDP
学ゲキ

346 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 22:03:04.53 ID:0ovCAJZu0
不器用な折り鶴をプレゼントされたい

348 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 22:38:46.58 ID:QtxGJB8g0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 34>

「でも、ゲキカラ今日は動きが悪かったじゃないか?
この前と比べたら絶不調だったろ。まだどっか痛いのか?
見ててヒヤヒヤしたぞ」と言う優子に
「・・・・・」と恥ずかしそうにうつむくゲキカラ。
「何だよ、もじもじせずにちゃんと言えよ」と問い詰める優子に
「・・・おなか空いてて、全然力が出なかった」
と恥ずかしそうにゲキカラが答える。
優子「何だよ、朝飯くらいちゃんと食ってこいよ、折角の登校初日なんだから」
ゲキカラ「・・・だって、優子さんが約束より1時間も早く来たから・・・」

優子「そっか?悪い悪い。だって今日からゲキカラがマジ女来てくれると思ったら、
つい嬉しくってさ。早く会いたくなっちまったんだ。
ああ、そういや、パシリも来てたな。
『ゲキカラの姉貴、気をつけて、行ってらっしゃい』
って火打石持って来て、やくざ映画の見すぎだろ?あのバカ。
でも、あんなどうしようもない奴にも、ゲキカラの”マジ”は伝わったんだな?
目つき良くなってたじゃないか?チンピラ1人更生させて、大したもんだよ。
なあ、ゲキカラの姉貴?」
ゲキカラ「・・・やめて、それは駄目。絶対、皆には言わないで下さい」
と消え入るような声でやっと言うと、真っ赤になり、下を向いた。

優子「まあ、腹減って動けないって言っても、
結局1人でヤバクネ幹部全員倒したからな、さすがゲキカラだ。
・・・そっか、ゲキカラお前、最後にイライラしてたのは、
身体が思うように動かなくて、絶不調が悔しかったからか?」
2人は顔を見合わせて嬉しそうに笑った。
お互いを知りつくし、一緒に死線をくぐりぬけてきた、戦友同士のように。

サド、ブラック、シブヤは
「・・・これで絶不調?こいつが本気で暴れ出したら何人かかっても
絶対止められないぞ。優子さんいない時はどうすんだよ?」
と顔を見合わせたが、
「ねぇ、ゲキカラがおなか空いてるって。サド、お寿司取ろうよ~。
それともピザがいいかな?ゲキカラって何が好きなんだろ?聞いてみよっ」
と無邪気にはしゃぐトリゴヤの天然っぷりに吹き出して、
「まあ、その時はその時だ」と腹をくくった「よし、この四天王でやっていく」と。

・・・その時、周囲がざわめきだした。
倒れているヤバクネ幹部10数人を道端の安全なところへ優しく避難させ、
手に武器を持ってこちらに向かってくる7~8人の男たちが・・・・


350 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 22:48:15.90 ID:QtxGJB8g0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 35>

「お前らさ、男御法度だか硬派だか知らねえけど、こっちは仲良くやってんだよ。
彼女や妹ボコボコにやられて、黙って帰る訳にはいかないだろ?」
最近このあたりで幅を利かせている族のメンバーだった。
日頃からヤバクネと親しい交流があるらしい。面倒な連中だ。

「あぁ?」即座に戦闘モードに入るゲキカラを、優子が止めた。
「あいつらも血がたぎってるんだ、お前の戦いを見たから。譲ってやれよ」

すると、”ピンクのスカジャン”が真っ先に族に突っ込んでいく。
優子「あいつがシブヤ」ゲキカラ「派手な奴だな・・・」

ふと、既に族の後ろに驚異的なスピードで回り込み、
襟首を掴んで引きづりおろして倒している”黒のスカジャン”がいた。
優子「あいつがブラック」ゲキカラ「名前そのままだな・・・」

この乱闘に全く馴染んでいない”赤のスカジャン”が「キャー」と言いながら股間蹴り。
優子「あいつがトリゴヤ」ゲキカラ「強いのか?・・・」

武器を持った7~8人の男達と互角以上に戦っている。
ゲキカラは嬉しかった。
優子「ゲキカラ、お前とあの3人で四天王として頑張ってな」

ゲキカラの視線の先に、背の高い”白いファーコート”が華麗に戦っていた。
相手が振り下ろす木刀を「ガッ」と掴むと、
自分よりも1周り大きな男を右のパンチ1発でよろめかす。
2度3度と殴ると、ついに相手がぶっ倒れた。強い!
優子「副部長のサドだ」ゲキカラ「副部長、か・・・」


349 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/16(水) 22:40:13.02 ID:QtxGJB8g0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 35>

ゲキカラの戦いを見た後で、しかも正門の前で負けるわけにはいかない、
最後の1人をサドが殴り倒し、激闘に終止符が打たれた。
「シブヤ」「ブラック」「トリゴヤ」・・・そして「サド」か。
ゲキカラは”仲間”の戦いをしっかりその目に焼き付けた。

「よっしゃー、さあ皆で行こうぜ。ゲキカラ初登校だ。気合入れてくぞ」
優子が言った。

ゲキカラの眼に、これから通うマジ女の正門が映る。
「優子さんと、そしてこの仲間とやっていくんだな」

その時、目付きの鋭い、全身筋肉の分厚い鎧で覆われた大柄な男が
スッと背後から近寄り・・・・

不意にブラックの髪の毛を後ろから掴んで引きずり回した。
体勢を整えようと踏ん張ったブラックに、あまりに強烈なボディブローが突き刺す。
「ドスッ」「ぐわっ」、「ドスッ」「うっ」、「ドスッ」「・・・」
3打目でブラックが前のめりに崩れ落ちた。

「おめぇ、何やってんだ」と飛びかかるシブヤにカウンターの前蹴りを叩きこむ。
「ドカッ」「ぐうっ」、腹を押さえたシブヤに、間髪いれず右ラリアート「バスッ」。
軽量なシブヤがこの男の右腕をまるで逆上がりでもするかのように
1回転して背中から地面に落ちた「ドウッ」。
「ガツッ」後頭部を打ち、起き上がれない。

走りながら、トリゴヤを後頭部への裏拳一発で吹っ飛ばす
「ガンッ」「きゃあー」。トリゴヤがよろよろと前のめりに崩れ落ちる。

男は一気にそのままサドの前に。
サドが先制の右ストレートを放つが、この男は左手でブロックして、
冷酷この上無い、打ちおろしの右ロングフックを叩きこむ「バキッ」「くっ」。
サドが何とか耐えたが、男は左手で白いファーコートの肩口を掴み、
残酷すぎる右ストレート速射砲をサドの顔面に容赦なく叩き込む。
「ガキッ」「ゴンッ」「バチッ」「ガツッ」「バキッ」「ガチッ」「バコッ」・・・
男が左手を放すと、サドは右斜め後ろに崩れ落ちていった。


357 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/17(木) 17:35:22.73 ID:jfGY9+HC0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 36>

ゲキカラの戦いを見た後で、しかも正門の前で負けるわけにはいかない、
最後の1人をサドが殴り倒し、激闘に終止符が打たれた。
「シブヤ」「ブラック」「トリゴヤ」・・・そして「サド」か。
ゲキカラは”仲間”の戦いをしっかりその目に焼き付けた。

「よっしゃー、さあ皆で行こうぜ。ゲキカラ初登校だ。気合入れてくぞ」
優子が言った。

ゲキカラの眼に、これから通うマジ女の正門が映る。
「優子さんと、そしてこの仲間とやっていくんだな」

その時、目付きの鋭い、全身筋肉の分厚い鎧で覆われた大柄な男が
スッと背後から近寄り・・・・

不意にブラックの髪の毛を後ろから掴んで引きずり回した。
体勢を整えようと踏ん張ったブラックに、あまりに強烈なボディブローが突き刺す。
「ドスッ」「ぐわっ」、「ドスッ」「うっ」、「ドスッ」「・・・」
3打目でブラックが前のめりに崩れ落ちた。

「おめぇ、何やってんだ」と飛びかかるシブヤにカウンターの前蹴りを叩きこむ。
「ドカッ」「ぐうっ」、腹を押さえたシブヤに、間髪いれず右ラリアート「バスッ」。
軽量なシブヤがこの男の右腕をまるで逆上がりでもするかのように
1回転して背中から地面に落ちた「ドウッ」。
「ガツッ」後頭部を打ち、起き上がれない。

走りながら、トリゴヤを後頭部への裏拳一発で吹っ飛ばす
「ガンッ」「きゃあー」。トリゴヤがよろよろと前のめりに崩れ落ちる。

男は一気にそのままサドの前に。
サドが先制の右ストレートを放つが、この男は左手でブロックして、
冷酷この上無い、打ちおろしの右ロングフックを叩きこむ「バキッ」「くっ」。
サドが何とか耐えたが、男は左手で白いファーコートの肩口を掴み、
残酷すぎる右ストレート速射砲をサドの顔面に容赦なく叩き込む。
「ガキッ」「ゴンッ」「バチッ」「ガツッ」「バキッ」「ガチッ」「バコッ」・・・
男が左手を放すと、サドは右斜め後ろに崩れ落ちていった。


358 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/17(木) 17:36:11.75 ID:jfGY9+HC0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 37>

流石のゲキカラもあっけにとられた。
喧嘩慣れした全く無駄のない動きに。あまりの手際の良さに。
格闘技をやりこんだ者が醸し出す「独特の雰囲気」に。
「こいつは強いぞ」と皆、息を飲んだ。その沈黙の空間に響いた。

「お・お・し・ま・ゆ・う・こ・ち・ゃ・ん」

幼稚園児の出席を取るような馬鹿にした声・・・もう1人の男が現れた。
この男は、さっきの男と同様に屈強な肉体を持ち、
そして何より不気味な、「危険なオーラ」を放っている。

「あぁ?」ゲキカラと優子が同時にぶち切れ、歩み寄っていく。
そこへ、倒れたまま、サドが声を振り絞る。
「こいつらは県内最強の族”豹鬼”の頭、”イチ”と”ダイマ”、危険だ・・・」
優子がサドを見た
「私以外でサドをぶっ倒した奴なんて、今までいなかったよな」
やっぱり、こいつら危険だ!

「マジ女のてっぺん大島優子?ゲキカラ?
女の子同士でキャッキャッはしゃいでるだけなら可愛くていいんだけど、
あんまりこっちのショバにまで出て来られると・・・困るんだよ。
今日見に来たら、「最強だ」「最凶だ」って盛り上がってるし・・・。
可哀想だけど、みーんなが見える前で、ゆうこちゃんをお仕置きするよ」

イチの眼が残酷に光る「行け、ダイマ」。

サド達4人を瞬殺した”ダイマ”が優子の方へ歩いてくる。
近くで見ると、大きい。180センチはゆうに超え、90キロくらいあるだろうか?

何か、嫌な予感がする・・・


359 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/17(木) 17:37:38.74 ID:jfGY9+HC0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 38>

そんなことはお構いなく、すっと優子の前に入ったゲキカラが、ブチ切れた。
「おい、お前いきなりてっぺんに挑戦って調子乗り過ぎ、きゃははは」
「今日お前の戦いをずっと見ていた。確かにお前は強いと認めるが、
そのダメージで俺と戦うのは無理だ。今日は止めとけ。勿体ない」とダイマ。

「あははは、そうか私が怖いんだ、きゃははははは」ゲキカラが言うと、
「そうか、残念だな」とダイマが残酷かつ冷静な眼でゲキカラを見た。
「一生後悔することになっても、知らないぞ」

大きな黒い影が、もの凄い速さでゲキカラを襲う。

ゲキカラの左太腿内側に激痛が走る「ぐあっ」
さらに右太腿内側にも激痛が走る「うっ」・・・・
ダイマのノーモーションのローキックがゲキカラを潰しにかかった。

あっという間に、左右太腿の内側が真っ赤になった。
ゲキカラもローキックに合わせ得意の右カウンターのストレートを放つが、
体格差のせいでパンチが・・・届かない。

ローキックの連打でゲキカラの両脚は腫れあがり、痺れて、
立っているのも限界になってきた。

もう倒れないように両脚を踏ん張るだけのゲキカラ。
そう、生まれたての小鹿のように・・・。

ついさっきまで「強すぎた」ゲキカラだったのが、
今では可哀想なほど「弱弱しい」。思わず目を覆いたくなる。

・・・「最凶ゲキカラ」のこんな姿を見たくなかった。


361 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/17(木) 18:42:02.83 ID:gn+2pJWs0
ゲキカラさあああああああああん

365 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 01:34:42.98 ID:H3odb6IL0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 39>

ローキック地獄でフラフラのゲキカラは、不意にスカジャンの右手袖口を掴まれた。
もはや足が動かないゲキカラの眼に、ダイマの右腕が自分の右脇を差し、
自分の両腕を抱えて、背を向けて沈みこんだのが見えた。

「一本背負いだ」

誰かが大声で叫んだ。ゲキカラは本能的に右に飛んだ。
「ビリビリビリビリッ」と大きな裂ける音がした。
スカジャンと制服の袖がいっぺんに肩口から引きちぎられ、
真っ白な右腕をむき出しにしたゲキカラが立ち上がる。

ダイマはゲキカラのスカジャンの袖を「チッ」と言いながら、放り捨てた。
ゲキカラが右に飛び、ダイマの腰の上に完全に乗らなかったので、
一本背負いが不十分だったのである。
右腕が綺麗に袖から抜けたのは、ゲキカラがスリムだったのが幸いしていた。
間一髪命拾い、だが、スカジャンと制服の袖を引きちぎるとは、何という怪力・・・

「こいつは柔道を使う。服をを掴ませたら危ない」

また大声が聞こえた。
再び、ダイマのローキック地獄が始まり、続いていく。
ゲキカラの両脚はいよいよ動かなくなる。
こんなに弱弱しいゲキカラを見たことがあるだろうか?
「透き通るような真っ白な肌」であるゲキカラの太腿は、
今や無残に赤黒く腫れあがり、見る影もない。

「この怪力で、アスファルトに叩きつけられたら、死ぬぞ?」周囲が騒めく。

今度は、左手袖口を取られた。ダイマが左手でゲキカラの左脇を差し、
左腕を抱え背を向けて沈みこむ。

「一本背負いだ」

また大声が響く。しかし、ゲキカラは・・・今回は反応が遅れた。絶対絶命!


366 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 01:42:20.81 ID:3McMpAMQ0
この展開からゲキカラが勝つのは難しいから・・・・・
他の男達と比べて筋が通ってそうな二人が劣勢でも
気持ちの折れない、ラッパッパを認めて終わるか、
それとゲキカラがありえないほど狂って鑑別所送りになるか
どちらかのような

367 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 01:50:50.35 ID:vJEpfRqT0
鑑別所だな。もちろんプリズンなw

369 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 10:30:15.17 ID:wrJx+wPQ0
  ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!>
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  ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!ゲキカラ!>
  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
    、        、        、       、        、
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372 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 20:05:34.80 ID:m+z1oTkg0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 40>

周囲が息を飲む。さっきと逆の一本背負いが決まった・・・?
「ガインッ」と鈍い大きな音が聞こえ、ダイマが投げの動きを続けるように倒れこみ、
頭からまともに地面に落ちた。ゲキカラは・・・そのダイマの背中に乗ったままだ。
「何が起きたんだ・・・?」周囲には全く理解出来なかった。

実は、あの一本背負いのモーションに入られた刹那、
ゲキカラはダイマに襟首を掴み、引きつけられる勢いをそのまま利用し
カウンターの頭突きを背を向けているダイマの後頭部に入れていた。
・・・何という本能的反射神経。
一瞬脳震盪になったダイマは自らの投げの鋭さが災いし、
投げの動作のまま、更に背中に乗ったゲキカラの重さが加わり、
頭からまともに地面につっこんで完全に「自爆」してしまった。

まだ両膝がガクガク震えているが、ゲキカラは立ち上がり一歩また一歩、
片膝立ちになり頭を押さえ、まだボーッとしているダイマの横に回り込む。
「おらあ」ゲキカラの黒ロングブーツが唸りをあげて、
ダイマの喉を下から蹴り上げる「バキャッ」「がはぁっ、げほっ、げほっ、げほっ」。
喉を押さえ咳込むダイマの脇腹に蹴りの追撃「バゴッ」「ぐえっ」。

ゲキカラは両手で髪を掴み、片膝をつき下を向くダイマの顔面に
右膝蹴りを突き上げる「バキャッ」「うぐぁ」悲鳴があがる。
鼻からおびただしい大流血、地面にボタボタ流れ落ち、真っ赤に染まっていく。

どうやら後頭部への頭突きと地面への「自爆」で既に意識が朦朧となり、
殆ど視界も判断も利かない状態でまともに鼻骨を砕く膝蹴りを食ったので、
尋常でない痛みのようだ。「ぐおぉぉ」「うがぁ」という、重いうめき声が響く。
その時、ダイマの右手がゲキカラの左脚を取った。グランドに引きずり込まれる!

しかし、ゲキカラは右脚を後ろに引き、左手でダイマの髪を掴んだまま、
狂ったように渾身の右ショートアッパーを顔面に連打で叩き込む。
「きゃはははは、あはははは」不気味な打撃音だけが、周囲に響き渡る。
「バキッ」「ゴツッ」「ガキッ」「バチッ」「ガツッ」「バコッ」「グチャ」「ベキッ」・・・

なんと、ダイマがついに両手でゲキカラの左膝を抱えこんできた。
血だるまの中の両眼が鋭く光る!何かを狙っている!
もしも連打が一瞬でも止まれば、待っているのは、・・・グランド地獄!


373 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 20:55:53.16 ID:m+z1oTkg0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 41>

止まれば待つのは地獄!ゲキカラの「狂気の右アッパー」は果てしなく続いた。
そして、ついに恐れていた「右アッパー空振り」・・・待つのは、グランド地獄!
「くっ?」ゲキカラが慌てて全身を下げながらダイマを見る。

・・・そこには、全身からぐったり力が抜けたダイマがいた。
ゲキカラが左手を放すと、「ドサッ」と前のめりに崩れ落ち、もう動かなかった。
止めに「おらぁ」側頭部を蹴っても、何も反応がない。・・・完全KO!

ゲキカラ、奇跡の大逆転勝利!周囲が「うおおおぉぉぉ」どよめきを挙げる
「やっぱ、ゲキカラ無双!強えぇぇ強すぎだろ?」
「おいおい、県内最強の族に勝っちまったぞ!マジかよ」

そんな中「パチ、パチ、パチ、パチ」とわざとらしい拍手の音が響いた後、
「げ・き・か・ら・さ・ん」イチがまた幼稚園児を呼ぶように馬鹿にする。
「おめでとう、よく頑張ったね」と歩いてくる。

「綺麗な黒髪、透けるような真っ白な肌、身体つきもスラッとしてるし、
喧嘩ばっかりじゃ勿体無い思うんだ。君は磨けば光るタイプ。
どんどん綺麗になるよ。こうしてみると顔も凄く可愛いじゃないか?」

値踏みするような嫌らしい眼でイチはゲキカラの全身を舐め回すように見る。
ゲキカラは服の上からでも全裸を見られているようで気味が悪い。
こいつだけは生理的にどうしても”無理”だ。そばにいるだけで鳥肌が立つ。

「華やかな世界だってあるよ。キャバクラでも高級クラブでも、頑張ってお金稼ぐなら風俗だって紹介するよ」イチは妄想の中で、ゲキカラをどう見ているのだろうか?
馴染みのキャバクラ嬢?それとも、好みのソープ嬢?

ゲキカラは、イチの言動、そして、このおごり高ぶった、破廉恥きわまりない、
邪心に満ちた目つきにゾッとした。本能的に嫌悪する。
こいつは、心が腐りきっている、どう考えても、まともな人間じゃない。

今すぐ「破壊」しておくべき「敵」だ!
ダイマと同じか、それよりやや大きいイチの全身を・・・・「ロックオン」した。


374 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 20:57:14.32 ID:m+z1oTkg0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 42>

ゲキカラ「優子さんと戦いたいなら私を倒してからだ、さあ来い」
イチ「君はあとで2人きりで優しくしてあげるから、先にシャワー浴びて待ってて」
ゲキカラが「ああっ?」と切れ、もはやボロボロの足でイチへ詰め寄る。

しかしイチには全く闘志がない「可愛い顔して、そんなに怒っちゃ駄目だよ~」
と言った途端、何と、嫌らしく右手を伸ばして、ゲキカラの胸に触ろうとする。
「Bカップ?それともCかな?触ってみてもいい?」「はっ?えっ?」
喧嘩以外男に免疫のないゲキカラは動揺し「うわわわっ、ちょ、ちょっと、何っ?」
身をよじり右手で胸を隠しながら、左手でイチの嫌らしい右手を必死で払いのけた。
・・・もはや、最凶ではなく隙だらけ、”ただの”清楚な色白美少女に”成り下がった”。

これでイチの罠に完全に嵌った・・・払われた右手を空中で翻し、ゲキカラの
左手首を掴み、すっと引き崩し、イチは左手に隠し持っていた催涙スプレーを
至近距離からゲキカラの顔に吹きつけたのだ。
完全に意表をつかれ、まともにスプレーを顔に浴びてしまった。
焼けるような痺れと激しい痛みに「うううっ」
と両眼を押さえるゲキカラの左肩口をつかんだイチは右手を振り、
3段特殊警棒を「シャキン」と伸ばすや、機械のように頭部を連打する。
「ガン」「ガン」「ガン」「ガン」「ガン」「ガン」・・・・・・・
何連打したか、ついに正門横の花壇までゲキカラを押し込む。

警棒の連打を食らって流血し、その上まだ眼が見えないゲキカラは
必死で警棒を掴んだ。やっとの思いで奪い取り、反撃開始!
・・・その時、イチはスッとサイドに回り、両拳を組んで後頭部に鉄槌を叩き落とした。
「ガツッ」「あっ」ついにゲキカラは花壇に崩れ落ちる。
更に、両肩口を掴まれ、身体が浮上げるような膝蹴り連打を何度も鳩尾に食い、
ついに沈んだ。頭部からは夥しい出血、ピクリともせず、全身がグンニャリしている。
・・・・完全失神。

ゲキカラが秒殺された!

イチは返り血を拭いながら、笑っている「さあ、ゆうこちゃん、あ・そ・ぼ?」


375 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 21:38:31.01 ID:5WuJCK8i0
おっ○い触られそうになって動揺するゲキカラさん萌え

376 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/18(金) 23:43:27.35 ID:5WuJCK8i0
がんばれえええええええええええ

377 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 00:07:24.60 ID:fzzDUWUy0
なんか変な方向になったなw

378 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 00:19:35.11 ID:e3xmYarH0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 43>

周囲で「殺人マシンだ」「人として最低限のルールすら無ぇ」どよめきが起こる。
「この体格で格闘技の心得がある奴に躊躇なく武器を使われたら勝てない」
サドがトリゴヤに必死で叫ぶ
「相手が悪すぎる。優子さんを部室に逃がすんだ!いったん立て直す」
そして、よろよろと立ち上がるサド。
「逃げるだけの時間は・・・私が何とか稼ぐ。さあ早く」
トリゴヤが「うん」と言い「優子さん、こっち」と優子の腕を引っ張る。

しかし、大島優子は動かない・・・泣いていた。
「サド、トリゴヤ・・・駄目だよ、ここで私が逃げちゃ、マジ女はおしまいだ。
ここにどれだけの血が流れたか?例え、倒されると分かっていても、
お前らの・・・ゲキカラの”マジ”を裏切ることは出来ない」

そう言うと、肩をぐるぐる回して、イチに近づいていく。
いつもの明るさは無く、悲壮感いっぱいの優子の顔を見てサドが呟く。
「優子さん、死ぬ気なんじゃないか?」

優子がイチを睨みつける。イチがニヤニヤしながら言う。
「優子ちゃん、可哀想だけど、みんなが見てる前でお仕置きするから。
ちょっとだけ痛くするけど、泣かないでね」
優子「お前はやることなすこと、ペラッペラッだな?そんなんでよく「頭」張ってるな。
さっきの”ダイマ”の方が全然カッコイイよ」
イチ「ダイマはちょっと頭悪いんだよ。だからあれだけ圧してて負けたでしょ?
それより優子ちゃん、あんまりガラの悪い事言うと、お仕置きの最後に
お尻ひんむいて、「お尻ペンペン」しちゃうからね」
優子「例え喧嘩が強くても、お前みたいになっちゃ、人間おしまいだな」
イチ「ふーん・・・じゃあ、お仕置きを始めようかなっ」その眼に残酷は光が宿る。

優子がさっと身構え、緊張が走る。どちらか仕掛けるか?
優子は心の中で叫んだ「サド、ブラック、シブヤ、トリゴヤ、そして・・・ゲキカラ!
・・・私がつぶれても、マジ女を頼むぞ」覚悟は決まった「ここでこいつと刺し違える!」

「ゲキカラ、見てろよ!」いよいよ優子が先制攻撃を仕掛ける「おらああぁぁ」。
不敵に笑うイチ「さあ、おいで~」。


379 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 00:23:23.56 ID:e3xmYarH0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 44>

その時 「ボトッ」とペットボトルが両者の間に落ち、「ころころっ」と転がった。
「うっ!?」あわてて、優子もイチもサッと飛びすさる。

ナ・カ・マ・ニ・イ・レ・テ

2人がペットボトルが飛んできた方向を見ると・・・そう呟くゲキカラがいた。
「ふふふふふ、今日の喧嘩はこのペットボトルから始まったからね。
ここからは”アンコール”かな?きゃはははは」
血に染まった顔で、口から血を流しながら、よろよろとゲキカラが歩いてくる・・・

ゲキカラが甦った!

呆気にとられる周囲をよそに、ゲキカラがサドに小声で伝える。
「優子さんは右拳が使えない、右眼もあんまり見えていない筈だ」
「馬鹿な?」とサドが驚く。トリゴヤ、ブラック、シブヤも動揺を隠せない。

「私は一緒に病院にいた。添え木も眼帯もすぐ捨ててた。
暫く通院って言われてたのに。皆を心配させたくなかったんだろ?
優子さん怪我してるのがバレたら、よそが攻めてくるし」
そう言うと、ゲキカラはよろよろとイチに向かって歩いていく。

「大丈夫、私はまだ戦える。でも”もし何かあったら”優子さんを頼む」
「・・・ゲキカラ、お前」
「あとは頼んだぞ、・・・副部長」
ゲキカラは微笑みながらサドの肩をポンと叩いた。
サドが、トリゴヤが、ブラックが、シブヤが、・・・ゲキカラの”マジ”を見た。

サドが優子に近寄り、後ろからサッと両腕で抱え込む。
「放せ。もうゲキカラが戦えるわけないだろ?あいつ、ホントに死ぬぞ」
「もしゲキカラがつぶれたら、次は自分が行きます。それまでは待って下さい」
サドは泣いていた。ギューと優子を抱きしめる。全身が震えている。

「サド・・・分かった・・・・ゲキカラ死ぬなよ」優子も全身で泣いていた。


380 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 02:21:45.51 ID:hL/h8Jkj0
おおおお!

384 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 10:04:11.32 ID:d/Ry14+I0
すごい展開!

385 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 13:38:22.71 ID:hL/h8Jkj0
楽しみ

387 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 19:46:47.18 ID:hL/h8Jkj0
ゲキカラさんは何気にオシャレだよな

388 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 21:22:19.66 ID:KkdAWbyD0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 45>

ゲキカラは首を「コキッ、コキッ」と鳴らせながらイチのすぐそばまで近づく。
闘志のないイチは慌てて「ちょっとタイム、駄目じゃないか?スカートが裂けて下着が見えてるよ」
とゲキカラに言う「ほら、そこ」と指さしてゲキカラの注意を下に向かせた。
にやっと笑ったイチの巨体が黒い影のように高速タックルを狙う「もらった!」

・・・同時に、この影を迎撃するように黒い影が。「!?」イチが慌てて左側頭部をガード。
「ガツッ」衝撃で右によろける。ゲキカラの右ハイキックだ!イチの卑怯さは読んでいる。
「ふふふふ、おい3流ホスト、次の手品は?もうネタ切れ?客が飽きてるぞ、きゃはははは」
イチの眼が血走る「死にたいのか?」
「ふふふふふ、お前みたいなクズには私は倒せないよ、あはははは」
ゲキカラはスプレー、警棒の他に何かもう1つ隠し持っている、と見ていた。
挑発して早目に引き出そうと考えたのだ。

しかし、イチには通じなかった。
「作戦立てちゃダメ。女の子はちょっと馬鹿なくらいが可愛いんだよ~」
というや、イチはゲキカラの両太腿内側へローキックを連打する。
「バキッ」「ウッ」、「バコッ」「グッ」最悪の展開になってしまった。
・・・すさまじい衝撃がゲキカラを襲う。

既にダイナに赤黒く腫れ上がらされた脚ではもう踏ん張れず足が泳ぎ、
これ以上イチの蹴りに耐えられず、ガクガクッと両脚が棒立ちで揃った。
イチはこれを見るや、踏み込んで左脚外側へのローキック。
両脚ごと刈って地面にぶっ倒すつもりだ。・・・危ない!

「来た」ギラッとゲキカラの眼が光る。
左足を大きく前に踏みこみローキックのヒットポイントをずらすや、
「うらあ」全体重をかけた右カウンターストレート一閃「バキッ」。
「ウワッ」イチが後ろに吹っ飛ぶ。カウンターが一瞬早かった。
「おらあ」ゲキカラが止めを刺すため馬乗りに・・・

その時「ヒュン」銀色の光が、ゲキカラのむき出しの真っ白な右上腕を切り裂く「ビシッ」。
刹那、激痛が走った「ううっ?」肉がバックリ裂け、血がドクドクとあふれ出てくる。
イチの最後の隠し武器”メタルウィップ”・・・・ベルトバックルをグリップ代わりに、
2m程のワイヤーがついた、携行目的で開発された金属製の鞭だ。

・・・射程距離と破壊力を兼ね備えた、あまりにも危険すぎる凶器!


389 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 21:43:36.63 ID:KkdAWbyD0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 46>

「脚を揃えて、外側ローキックを誘発させて、カウンターパンチ・・・
やってくれたな。女の子は馬鹿なくらいが可愛いって言ったよね?」
イチは怒りの表情で鞭を右腕や両太腿を打ち据えていく。
「ビシッ」「ぐっ」、「バシッ」「んっ」、「バチッ」「うっ」
イチにはゲキカラの悲鳴が心地いい。
ゲキカラの真っ白な肌がどんどん切り裂かれ、真っ赤に腫れ上がっていく。

「痛いだろ、ほら、泣け、叫べ」とイチが鞭を打っても
逆に打たれる度にゲキカラは、少しずつ少しずつ近づいてくる。
「こいつに痛さを感じないのか?」イチは気味が悪くなって来た。
「あはははは、きゃはははは」笑いながら近づくゲキカラに
「この化け物め」と強く打とうと思い切りバックスイングした。

ゲキカラの眼が光る「かかった!」
素早く左足を大きく一歩踏み込み、右ロングブーツが唸りを上げる。必殺の股間蹴り!
「バコッ」「ウッ」イチの巨体が地面から大きく浮き、衝撃で鞭が手からすっぽ抜けた。

しかし、何故かイチには効かず、すぐにゲキカラに胴タックルでしがみつくや、
空中に抱え上げた。イチの太い両腕が、ゲキカラの華奢な胴体に食い込む。
両腕ごと背骨を締め上げられ、背骨が「ミシッ、ミシッ」と悲鳴を上げる。
強烈無比なベアハッグが極まった「ぐうっああぁ」流石にゲキカラの悲鳴が漏れる。

イチは分厚い金属製ファールカップをしていたので、股間蹴りに耐えられたのだ。
「女の子は馬鹿な方が可愛いって、さっきも言ったよね~」拷問が始まる。
背骨を「ガキッ」と締め付けられ、空中で「グラグラ」と揺すられる。

時折ゲキカラが「はうっ」「くっ」「ああっ」と小さな悲鳴を上げると、イチは大喜び。
「背骨折れたら一生寝たきりだよ~でも可愛くごめんなさいしたら許してあげる」
とイチはゲキカラを弄ぶ。背骨が「ギシギシギシッ」不気味な音を立てている。
口内の出血が泡立って唇からブクブクとあふれ出てきた「グッ、ゴボッ、ゴボボッ・・・」。

まるで、白鳥が巨大ワニに飲み込まれ血まみれで泥沼に引きづり込まれるように
見えてきた。辛い、残酷すぎる。・・・ゲキカラ死なないでくれ!


390 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 22:45:23.54 ID:hL/h8Jkj0
がんばれ!

391 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 23:10:18.40 ID:y8NY8fKU0
きたい

392 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/19(土) 23:18:57.77 ID:PBjjtA550
ゲキカラちゃん負けないで

393 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 00:43:46.15 ID:jGbCPfpb0
どうなってしまうんだ

394 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 01:43:42.76 ID:m6+y46770
\( ‘ω’)/ウオオオオアアアアーーーーッッッッ!!

396 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 08:36:34.90 ID:hHV91EDM0
ゲキカラぁぁぁ!!

397 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 10:15:26.30 ID:SIFnkKWt0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 47>

「そり投げだ」

誰かが大声で叫んだ。そり投げ、プロレスの「フロントスープレックス」で
イチがゲキカラを抱きかかえたまま斜め後方に投げつける。
ゲキカラは本能的に足をイチの膝裏にフックし、かろうじて投げを防いだ。

「こいつはレスリングを使うぞ、離れるんだ」

また大声が聞こえた。イチはなかなか屈服しないゲキカラを地面に叩きつけ、
グランド関節技でいたぶり、もっと大きい悲鳴を聞く気だったのだ。
「くそっ」バランスを崩してふらついたイチの両腕のロックが少し緩んだ。

ゲキカラの眼がギラッと光った。
・・・そう、既にここはゲキカラの「殺戮圏内」。
傷ついた白鳥が、卑怯な巨大ワニをも食い殺す空間!

鼻で大きく息を吸ったゲキカラが、イチの両眼に向かって、
口から血を「ブフーッ」と吐き出す、プロレスーの「毒霧殺法」のように。
ゲキカラの背骨の軋みを弄び、その悲鳴を聞いて楽しんでいた、
女の悲鳴が何より好きなイチは・・・完全に油断していたのだ「うわっ?」
その隙に抱えられた両腕をイチのベアハッグから引き抜く。

すぐに両手を中指だけ第二関節を立てた「中指一本拳」にして、
まだ眼が見えていないイチの耳の下の急所に左右同時に叩き込む
「ガツッ」「ぐあああ」もう止まらない「ガツッ」「ガツッ」「ガツッ」「ガツッ」「ガツッ」
・・・・ついにイチのベアハッグが解けた。ゲキカラはすかさず後ろに飛び降りる。
目が見えない状態で、耳の下の急所を連打されたイチは
「ぐわぁぁ」と呻きながらフラフラしている。

ゲキカラはスッとサイドに回り込み、左肩口を両手で掴むと
渾身の右膝蹴りを自分よりはるかに大きいイチの左膝横に叩き込む。
「おらあぁ」「グチャッ」嫌な音が響き、イチはバランスを失い、立っているのがやっとである。

ゲキカラの眼がギラッと光る!


399 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 12:26:46.71 ID:0sHjZ3xC0
ゲキカラ△

400 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 14:18:05.58 ID:jGbCPfpb0
おおお!さすがゲキカラさん

402 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 15:26:10.16 ID:1EpXhxgU0
ゲキカラ=アサシンって感じだ。
もはやドラマではなく映画化きぼう


403 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 15:28:28.89 ID:nbTvi5yO0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 48>

今度は後ろに回り込み。黒のロングブーツが唸る、渾身の右股間蹴り。
イチの身体がもの凄い勢いで跳ね上がった。「ひぎゃあああ、うあおおお」大絶叫が響く。
金属製ファールカップをした「金的」でなく、「肛門」を狙ったのである。しかも爪先で。

ニヤリと笑ったゲキカラはイチの左腕を両手で掴むと、
自分の全体重をイチの左肩に乗せて、うつ伏せに地面に引きづり倒した。
脇固め!・・・「バキャッ」嫌な音が響いた「うぐあああああ」。
左肩関節を脱臼されられたイチは痛みに呻いている。
「きゃははは、折ってないよ、外しただけ、あはははは」ゲキカラは笑う。

ふと、ゲキカラは冷めた眼で落ちている金属製の鞭を見て、・・・拾った。
「おらあ」滅多打ちにする「ビシッ」「バシッ」「ビチッ」・・・
首筋、そして、半袖のシャツから出た腕を徹底的に打って行く。

「あはははは、痛いの?、きゃはははは」「うっ、グワッ」
うめき声が悲鳴に変わり、そして、命乞いの懇願に変わっていく。
「ぎゃおあぁ、やめて、助けて~」

しかし、ゲキカラは赦さなかった。
イチの眼の奥にまだ”邪悪な感情”が残っていると察知したからだ。

「ビチッ」「ビシッ」「バシュッ」「バシッ」「ビチッ」「ズバッ」・・・
泣こうが喚こうが叩き続けた。
「ブチャッ」「ブシュッ」傷口から血しぶきが異様にあがり始めた!
何と、ゲキカラは傷の上に、更に正確に鞭打って傷を深くしているのだ
「うぎゃあああ」イチの絶叫が響く。

傷ついた血だらけの白鳥は、今や天を覆うような大きな「火の鳥」と化し、
「虫けら」程度に小さくなった卑怯な巨大ワニを、
怒りの炎で焼き尽くしていく。

そう、この卑劣な男に対する「処刑」はまだ始まったばかり!


408 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 19:35:57.35 ID:dSsTedws0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 49>

ゲキカラによるイチへの「鞭打ち」の処刑が続く。
「ビチュッ」「ぎゃあ」、「バシュッ」「うごあ」、「ズビュッ」「ひゃあー」・・・
傷の上に更に打ち込むので、血しぶきが舞っている。
あたかもイチの全身から血が噴き出しているかのように。

もうシャツは裂け、引きちぎれ、はだけ、惨めな半裸状態である。
新たに皮膚が露出した途端、
「あはははは、また新しいところ見つけた~、きゃはははは」
とゲキカラの笑いと共に鞭で新しい傷を増やされるのだからたまらない。
傷が増えればまたそこを狙われ、血しぶきが舞うのである。

その時「ピュッーン」いきなり、金属製の鞭のグリップからワイヤーがすっぽ抜け、飛んだ。
あまりの強打の衝撃で、ついに金属製の鞭がぶっ壊れたのだ。

その一瞬を、イチは見逃さない。

足を引きずり「ヒイヒイッ」と走り出し、そばにいた小柄な少女を人質に取った。
登校途中、騒ぎを聞いて見ていたマジ女の1年生である。
不自由な左腕を人質の首に巻き付け、自由の利く右手で
慌ててポケットから取り出した鍵を、人質の右眼につきつけた。
「すぐにタクシーを呼べ、早くしろ。この女の眼を潰すぞ!」

人質の女子生徒は「きゃあー」と悲鳴を上げる。やはり、こいつは人間の屑だ。
鍵の先端が涙袋の上あたりをグリグリと強く押している。
女子生徒は爪先立ちになり、痛みと絶望で泣き喚く「きゃあああ、痛い、やめて、助けてぇ」

その悲鳴に興奮したイチは更に鍵を押し込む。「あっっ、ぎゃあああぁぁぁ」
女子生徒は大きな悲鳴を上げる。もう鍵は右眼の下睫毛の上から眼球を押しているのだ。
痛さと恐怖で女子生徒が叫ぶ。「早く言うことを聞いて!殺されるー」

大好物の「女の悲鳴」の余韻にうっとりと浸っていると、全身の軋むような痛みでふと我に返る。
憎きゲキカラを見たイチの眼が、残酷に笑った!

「タクシーが来るまでの余興で・・・ゲキカラ、全裸で土下座でもして貰おうか?
申し訳ありませんでした、もう二度と逆らいません、ってな」

周囲が一斉にゲキカラを見る。


410 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 20:32:13.77 ID:HPmYd7TW0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 50>

「ゲキカラがいない?」

慌てて眼で追うと・・・

もうイチとの中間程度の距離まで何の躊躇も無く、ゲキカラは淡々と歩いていた。
「おい!それ以上近づいたら、本当に眼を抉るぞ。脅しじゃないぞ!止まれ」
イチが叫ぶと、人質の女子生徒が泣き叫んだ
「嫌~、来ないで!言う事を聞いてぇ!」
周囲がざわめく
「駄目だ、ゲキカラ、無茶するな」

・・・その時、地獄から”悪魔の処刑宣告”が聞こえた。

「ふふふふふ、きゃはははは、それ以上ちょっとでも鍵を眼に近づけたら、
お前をこの世から抹殺するよ、もうどっちが強いか分かってんだろ?あはははは」

何と、逆にゲキカラがイチに脅迫を始めた。
両眼の奥に狂気が弾け、「敵」を「破壊」する殺戮モードに入っている。
脅迫した者が、まさか逆に脅迫されて、優位でった筈のイチにどんどん恐怖が増す。

「あはははは、お前今すぐその子を放さないと・・・本当に殺すよ、きゃははは」
ゲキカラは、どんどんイチに近づいていく。

「ふふふふふ、死にたくなければ放せ、あはははは」
ゲキカラの怒りがピークに達している。

「きゃはははは、さあ放せ、あはははは」
ゲキカラの眼が”マジ”で怒っている

「放せ!」

「おい、俺は県最強の族”豹鬼”の頭だぞ、両隣と3県で結成した”三國連合”の幹部で・・・」
イチが狂ったように叫んだ時、ゲキカラは・・・もうイチのすぐ目の前にいた。

「知るか」


412 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 21:56:34.86 ID:3sZBElh90
ゲキカラ△

413 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/20(日) 22:48:25.53 ID:9BW9V9j30
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 51>

その言葉と同時に、人質の女子生徒の髪がふわっとなびき、
右横を白い光がすり抜けていた・・・女子生徒が横を見ると、
ゲキカラの怒りを込めた渾身の右ストレートがイチの右眼にめり込んでいた。
「うぎゃおー」右眼を押さえて泣き叫ぶイチに
「肩書きで喧嘩するようになったら・・・終わりだな」と冷酷に告げた。

ゲキカラは唖然とする女子生徒に「離れてろ」と避難させると、イチの右腕を両手で掴む。
そして、自分の全体重をイチの右肩に乗せて、うつ伏せに引きづり倒した。脇固め!
「ガクンッ」今度は、右肩関節を脱臼させたのである。

ゲキカラは脇腹を蹴り仰向けに裏返すと、そのまま馬乗りになる。
しかし通常の「マウントポジション」ではない。マウントから更に顔側にシフトし、
両脚で両上腕を踏みつけるように動けなくして、両腕を防御に使わせない。
・・・過去、総合格闘技で使用され、地上波放送禁止になった
あまりに残酷な変形マウントである。
ゲキカラは、変形マウントから怒りの拳をイチに落とし続けた。
「ガツッ」「ゴスッ」「バチッ」「バコッ」「ガキッ」「バキッ」「ガチッ」・・・
イチがぐったり動かなくなると、
「さあ、仕上げだな」ゲキカラがニヤッと笑った。

ゲキカラは奇襲攻撃で食らった催涙スプレーを拾ってきた。
スプレー中身の原料はカプサイシン・・・唐辛子エキスである。
変形マウントから、躊躇なくイチの鼻の奥へスプレーを吹きかける。
「ぎゃっひいぃぃー、あがあぁぁ」イチが声にならない悲鳴を上げ七転八倒する。

顔の皮膚にかけられても、その激痛に暴漢が何も言えずうずくまるのだから、
鼻の穴の中に吹きかけられては、敏感な粘膜の痛さにはとても耐えられない。

イチが痙攣して大人しくなってきた頃、再度スプレーを吹きかける。
「うっぎゃー、あっひゃああ」とイチが鼻を押さえて泣き叫ぶと、
「あれ?まだ残ってた、きゃはははは」とゲキカラが笑い、
しばらくするとまた鼻に吹きかけた。「ぎゃおあああ」「きゃはははは」・・・。


415 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 00:11:24.53 ID:eOKii9X00
つええ!

416 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 02:11:59.83 ID:6d5Ee9kW0
クレイジー!!!!!

418 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 05:38:18.28 ID:mR1zufeJ0
ゲキカラ△

419 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 11:04:19.43 ID:eOKii9X00
最強

421 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 17:09:22.70 ID:NGeuoHSp0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 52>

催涙スプレーのダメージで動けないイチを残し、今度は正門横の花壇に行き、
ゲキカラは自分が失神に追い込まれた特殊警棒を拾ってきた。
警棒の先端を地面に押し付け全体重をかけると携帯用に縮んだ。
今度は、手に持って下に振ってみる「シャキン」と攻撃用に伸びた。
ゲキカラが笑った・・・

両手を殺す変形マウントで乗り、「ふふふ、しっかり咥えてないと知らないよ、きゃははは」
と警棒の先端をイチの口に押し付けた。イチは意図が分からないまま取り敢えず噛んだ。
垂直に立てた警棒のグリップに体重をかける、先端がイチの喉の奥まで入り込んだ。
「うげええ、げほん、げほん、うぎゃん」と涎と胃液を吐きながら、悶絶する。
「あはははは、使ったらちゃんとしまわないと~」と今度は胸に先端を当てて、
全体重をかける。「うぎゃあああ」先端が胸に食い込む痛さで、イチは絶叫する。

「ねえ、怒ってる?」

ゲキカラが言うと、イチは怯えながら首を横に振った。「私は・・・怒ってるよ!」
自分の大切な優子さんを馬鹿にしたイチに・・・
喧嘩の最中に、全身を舐め回すように視姦し、嫌らしい言動をするイチに・・・
怖さもロクに分からずに、凶器で人をいたぶり、悲鳴を喜ぶ悪趣味なイチに・・・
何より、そんな卑劣なイチに一度は叩きのめされた自分の不甲斐なさに・・・
そう、イチに関する下らない記憶は全て消滅させる・・・完全に「破壊」するしかない。
ゲキカラの心が叫ぶ。

「みんな、壊れちゃえばいいんだ!」

イチの髪を掴み、顔めがけて警棒を思い切り、突き立てる。「やめて、やめて、ぎゃあー」「ガキッ」
左耳の横で警棒は収納されていた。ぐったりするイチをよそにゲキカラは観衆の1人に歩み寄った。
「それ、くれないか?」手に持っていた吸いかけの煙草を貰う「・・・ありがとう」。

そのまま、変形マウントの姿勢に入ると、「バシッ」全身を震わすイチにビンタする。
そして、間髪入れずイチのヒタイにおもむろに煙草の火を押し付けた。
「ジュー」「うぎゃああ」イチの大きな悲鳴が響く。
痛くても、怖くても、肩関節を外され、変形マウントで固められた両腕は使えない。
ゲキカラのなすがままだ。

今まではまだ「準備運動」。これからイチの全てを「壊す」!・・・ゲキカラの眼が光る!


422 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 17:10:28.35 ID:NGeuoHSp0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 53>

「あはははは、お前さ、どうせもう不良失格だから、ひたいにバッテン書いといてやるよ、
”不良品の不良”ってすぐ分かるだろ?、きゃはははは」・・・卑怯者を裁くのは悪魔!
ゲキカラは笑って、少しずれたところに2回目を押し付ける。
「ジュー」「ぎゃわー」イチが泣き叫ぶ「ぎゃあ、助けて~」
3回目「ぎゃあー、熱い、痛い、これだけはやめてくれ~」とイチが叫んだ。

「きゃはははは、バッテン嫌か?・・・なら、目玉焼きでもいいんだぞ、あはははは」
殴られて殆ど見えない右眼でも、煙草の火が近づいて来るのが分かった。
ゲキカラの血が「ポタッ」「ポタッ」とイチの顔にしたたり落ちる。
「うぎゃぁぁ、助けて~、うわああぁぁぁ」「チリチリッ」煙草が睫毛を焦がすと、
「ぴっぎゃー」イチは失禁して、呆けたように動かなくなった。

「ふふふふふ、次に私を怒らせたら、この世から消すからね、あはははは、、
お漏らし程度じゃ済まさないよ、はらわたを引っこ抜くからな、きゃはははは」

ゲキカラは右の手の平に煙草を乗せ、ギュッと握り火を消す。イチの眼からは”邪心”は消え、
ただ”恐怖”しかなかった。口は半開き、虚ろな目で放心状態、心も体も「破壊」された。
「捨てとけ」煙草をイチの口に投げ入れた。反応は無い。ゆらりと立ち上がるゲキカラ。
ついに、県内最強の族の頭2人に完全勝利!「うおぉぉぉ、ゲキカラ凄えぇ、やっぱ最凶だぁ」

周囲がどよめくの中、優子が真っ先に駆け寄り、抱き付く。
「カッコ良すぎだろ、もうお前には誰も勝てないよ、ゲキカラ、ゲキカラ~」号泣していた。
流石のゲキカラももはや優子に支えられないと立っていられず、優子の胸に寄りかかって甘える。
優子はゲキカラの髪を「ポンポン」としてから、優しく顔の血を拭く。
「ゲキカラ!」サド、トリゴヤ、ブラック、シブヤも2人を囲むように抱き合い泣いた。

・・・しかし、その歓喜が大きな悲鳴に変わる「キャー」「うわぁ」「やばいぞ」
何と、意識を取り戻した血まみれのダイマが鼻を押さえ、必死の形相で、鉄パイプをついて、
もう動けないゲキカラの方へ一直線に歩いてくる・・・「くそっ、あいつだ!」「まずい」
優子がゲキカラを庇うように抱きしめ、逃げ場を探す。
サド、トリゴヤ、ブラック、シブヤがその前に必死の形相で立ちはだかる。
ついに、ダイマの巨体がつくる大きな影の中に、もはや動けないゲキカラがおさまった。
しかし、ゲキカラは、静かに微笑を浮かべている。 優子の顔が緊張でひきつる「どうする?」

ゲキカラはもう戦わず、”運命”を受け入れる覚悟をしてしまったのか?


423 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 17:21:06.22 ID:AWa5dPeN0
ちょw優子さんも優子さんだよ……

424 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 18:41:22.95 ID:eOKii9X00
どうなる

425 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 19:17:01.02 ID:vXvoofUT0
他のメンがスゲー弱く見える

426 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 21:29:19.16 ID:31r5Qjlz0
ゲキカラ△

427 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 22:23:29.67 ID:ROvBvklh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 54>

サドの合図で4人でダイマに玉砕覚悟で攻撃し、その隙に優子が正門内側までゲキカラを避難させる。
戻って来た優子とダイマがタイマン・・・これしかない。優子とサドが目で会話した。「いくぞ!」

その時・・・
「背負い投げを頭突きで潰すとは流石だ。”ゲキカラ”って言うのか?珍しい名前だな」
「滅茶苦茶辛いものが好きだから、優子さんにつけて貰ったんだ。気に入ってるよ。
でも”ダイマ”も珍しいけどな?」とダイマとゲキカラが話し始めた。

「えっ?」周囲は呆気に取られて2人のやり取りを見る。

「ダイナマイトみたいな戦い方で、怒ると大魔神みたいな顔だから、
”ダイマ”って、仲間がつけてくれたよ」と答えるダイマ。
「あの馬鹿は・・・何でも一番でないと気が済まないから”イチ”。
あんなに汚い手を使って、済まなかった。仲間として恥ずかしい」
イチの言動を詫びるダイマ。「気にするな」とゲキカラ。

・・・そして、ゲキカラが言った。
「なあ、ダイマ、正々堂々素手でタイマンしてくれて、”ありがとう”な」

ビクッと全身に電流が走ったように、ダイマがゲキカラの前に正座をした。
手をつき、無言で頭を下げた。ゲキカラは微笑んでいた。
ゲキカラは死闘を通じて”分かりあえた”ダイマがもう襲って来ないと
信じていたのだ。「ダイマは”あの戦い”を絶対大切にしてくれる」と。

トリゴヤ「今更、謝ってるの?土下座?」殴られた恨みからご機嫌斜めだ。
サド「違うよ。武道でいう”礼”だな。指導してくれた先生や先輩を敬う・・・」
トリゴヤ「えっ?ゲキカラはダイマの先生だったの?」
という天然っぷりに優子、サド、ブラック、シブヤが思わず吹き出し、大笑いした。
ゲキカラはそんな皆の笑い声を、安らかな顔で聞いていた、優子の胸で。

「なあ、ゲキカラ。あの袖、貰ってもいいか?」と言うダイマの視線の向こうに、
戦いで引きちぎれたスカジャンと制服の袖が落ちている。
「・・・勿論」ダイマは大切そうに袖を拾うとフトコロにしまい、
名残り惜しそうに何度も振り返りながら、イチを連れて帰って行った。

・・・長い戦いがようやく終わり、やがて、周囲から割れんばかりの歓声・拍手が起こった。
「うおおおぉぉ最凶ゲキカラ、無双!」他校の不良たちにもゲキカラの”マジ”が伝わったようだ。


428 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 22:24:27.81 ID:ROvBvklh0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 55>

ゲキカラが観衆の中にいる”1人”に向かって言った。
「おい、何度も叫んでくれたな。助かったよ」そこには「姉貴、ゲキカラの姉貴~」
とゲキカラの勝利に感激して泣き崩れている、あの”パシリ”が居た。
パシリは朝ゲキカラを見送った後、やはり初登校の「晴れ姿」を見たくなり、
先回りし正門で待っていた。そこに県内最強の”イチ”と”ダイマ”が現れ、
2人の恐ろしい喧嘩を何度も見ていた経験から、ゲキカラを心配するあまり、
誰よりも大きな声で絶叫していた。今ではすっかりゲキカラの”第一の舎弟”気分。
先の河原で車炎上の大事件も、「むしゃくしゃして自分でやりました」
とゲキカラの事は警察に一切言わなかったのである。

ゲキカラの”マジ”で一番変わったのは、このパシリだったのかも知れない。

ダイマは鼻骨骨折が完治し退院すると、県内最強の暴走族”豹鬼”をすぐに解散。
そのお陰で、マジ女VS豹鬼の抗争に発展せずに済んだのだ。
そして、今まで喧嘩の道具として練習していた格闘技に、
ダイマは生まれ変わったかのように心を入れ替え真剣に打ち組む。
数年後、アメリカに渡り、「GEKIKARA」のリングネームで
総合格闘技プロデビュー。”折れない心”で快進撃を続ける。
リングネームの由来を聞かれ、「暴走族だった自分をタイマンで叩きのめし、
更生させてくれた少女の名前です」と誇らしげに答えた。
やがて、小さい団体ながらもチャンピオンになり、その勝利インタビューで
「自分はまだ2番です。1番にはいつも本物のゲキカラ、あの少女がいるんです」
と答えた。ダイマはいつもあの「片袖」をお守り代わりに大切に持ち歩いていた。

ゲキカラの”マジ”はダイマの生き様にしっかりと伝わっていたのである。

イチはあまりの恐怖体験に廃人となり、数ヶ月間引き籠りになる。
しかし、ダイマが貴重な格闘技修行の休みに足繁く激励に来てくれた為、
アルバイトを始め、徐々に社会復帰していく。翌年、やっと念願の就職も果たし、
職場では「気は優しくて、力持ち」のキャラで重宝される。そこには、
あのおごり高ぶった、破廉恥きわまりない、邪心に満ちた目つき、はもう無かった。
こつこつ貯金して、ダイマのタイトルマッチにアメリカまで駆け付け、
その勝利インタビューに涙し、いつまでも真面目に頑張る決意を固めた。

ゲキカラの”マジ”はダイマを通じ、あの卑怯者の権化のようなイチにさえ・・・届いたのだ。


429 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 22:55:43.95 ID:eOKii9X00
おおお
良い話や


430 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/21(月) 23:08:18.89 ID:AWa5dPeN0
まさかの展開w

432 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:06:17.50 ID:st9pfruL0
ゲキカラさんは黄門さまだったのか。

433 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:09:27.12 ID:BcIC1Nt/0
この『ROCK』が目に入る?あはははは。

本当に入れてきそう………


434 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:14:16.02 ID:zY6A6S1y0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 56>

「ゲキカラ、ようこそマジスカ女学園へ。血まみれになっちまったが・・・
記念すべき登校初日だな」と優子がゲキカラを正門に入るよう促す。

「今日から四天王になったゲキカラだ。みんなよろしく」
と優子がラッパッパ配下の生徒に大声で言うと「お疲れ様です」
そして、その後ろから「よろしくお願いします」
いつの間にか集まっていた全校生徒が一斉に頭を下げて挨拶した。
「そして、サドが副部長、皆、言う事聞けよ」と嬉しそうに優子が言った。

全校生徒の挨拶に戸惑うゲキカラの肩を「ポン」「ポン」「ポン」
と次々に軽く叩くトリゴヤ、ブラック、シブヤ。
「さあ、マジ女のテッペン、ラッパッパの部室に行こう。皆で一緒に」
ふらふらのゲキカラに、ブラックとシブヤが両側から肩を貸す。
その周りを楽しそうにゲキカラのビニール傘を開き、
くるくる回してはしゃいでいるトリゴヤがいる。・・・信じあえる仲間たち。

突然「ぐうぅー」と音がする。「ゲキカラ、おなか空いてたもんね」とトリゴヤ。
頬を真っ赤にして下を向くゲキカラ。ブラックもシブヤも両側で笑っている。
「トリゴヤ、”ゲキカラの姉貴”にすぐ食事を用意して」と優子がふざける。
「あっ?優子さんそれは駄目、内緒の約束・・・」と耳まで真っ赤になるゲキカラ。

その時、さっき人質にされていた女子生徒がチョコレート菓子を差し出して来た。
「さっきはありがとうございました。あの、こんなので良ければ」
ゲキカラ「・・・ありがとう」早速一口食べると、トリゴヤが”天然”丸出しで
「あー?ゲキカラなのに甘い物食べた・・・もしかしてビジネスゲキカラ?」
流石にゲキカラがギロッと睨むと「許してやって下さい”ゲキカラの姉貴”」
と優子がからかう「優子さん、それだけは止めて・・・」と一層真っ赤になった。
サド、シブヤ、ブラックが「優子さん、他には?」とワクワクすると、優子が思い出し
「おもむろに”お姉さん・・・”って傑作だったな?」「いやっ、優子さん、もう許して・・・」
とゲキカラは首まで真っ赤にして、顔を両手で覆って恥ずかしがった。

・・・ゲキカラはやっと本当の仲間を、居場所を見つけた。
「”チビ”、私だけ幸せになってごめんな、お前も天国で仲間見つけろよ」
ゲキカラは晴れ渡る空に浮かぶちっぽけな雲にチビを重ねていた。
マジ女に転校して、すごい遠回りになってしまっても、
ゲキカラはチビと遊んだあの「川沿いの土手の遊歩道」を
これからも毎日通るのである・・・。あの川の「風」が好きだから。


435 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:15:14.02 ID:zY6A6S1y0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 57>

「・・・ゲキカラは、”冷たく、暗闇を切り裂く日本刀”では無かった。
”どんな絶望の暗闇にでも希望をもたらす、絶対に消えない一筋の光”だった」
サドの言葉に優子は嬉しそうに頷いた。そして優子が言った。
「サド、お前は何だかんだ言ってもゲキカラの為に動いてくれたんだな?
凄いじゃねえか、生徒全員に集合かけて挨拶させるなんてよ・・・」
「いえ、自分は副部長として、ラッパッパを頂点とするマジ女の規律・・・」
優子がそのサドの言葉を遮って、ハグする。
「やっぱり、さすが副部長サドだ。これからもゲキカラの事、よろしく頼むな」
とサドの髪を「くしゃくしゃ」とすると
「もう勘弁して下さい」とサドは前髪を直しながら下を向いて照れた。

残念ながら、転校初日登校時、正門前での「この大騒動」は見逃されず、
授業前に停学処分を受け、強制下校となったゲキカラ・・・
しかし、この日から数年に渡り、この街はおろか県内・近県にまで
「最凶」の恐怖伝説を残すことになる。

「何があってもゲキカラとだけは敵対するな」
これが県内・近県の不良たちの「合い言葉」になっていく。

左眉毛を挟むように2ラインの傷跡がある、美しい少女。
長いストレートの黒髪が風になびく。
極細ウエストのスリムな身体つき。
真っ白な美肌に「ROCK」という大きなネックレスが鈍い光を放つ。
制服の上に着た深緑色のスカジャンのポケットに左手を突っ込み、
右手では晴れているのに何故かビニール傘をひきづっている。
孤独を楽しむように微笑しながら、
ローヒールの黒色ロングブーツでゆっくり歩いていく。
清楚な色白美少女が、イメージと真逆の似つかわしくないい着こなしで
「ガガガッ」と傘を引きずる違和感、否が応でも脳裏に焼き付く。

「ふふふふ、あはははは、きゃはははは・・・・ねぇ、怒ってる?」

「ゲキカラが来た!」

<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日 完>


436 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:15:54.71 ID:zY6A6S1y0
<マジすか学園ゼロ 最凶ゲキカラ登校初日>
を長い間読んでいただき、ありがとうございました。色々レスいただき、励みになりました。

マジすか学園2の終了直後に「マジすか学園0 ゲキカラ 主演松井玲奈」
を映画化したらどんな話になるだろう?と自分なりに書き留めていたものに、
その後に見聞きした事を新たに付け加えながら、投稿しました。

パシリとイチをどれだけ最低最悪に描くか?により、下品な会話・シーンも
度々発生しました。気分を悪くされた方もいたと思います。失礼しました。

他メンの単なるやられ役化、その他誤字脱字も含め、いろいろ不手際がありましたが、
ゲキカラを好きな方々と時間を共有出来て嬉しかったです。

20日大阪握手会で見た限り、玲奈ちゃんは火傷と熱で体調悪そうでしたが、
「映画ゲキカラ 主演 松井玲奈」で映画化してもまだまだ大丈夫なくらい、
綺麗な肌で、脚も細かったです。是非、映画「ゲキカラ」見たいです!

438 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:24:02.35 ID:bbgCsm2n0
>>436
お疲れ様です。凄い面白かったです。

439 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:42:14.83 ID:DoNEInzE0
>>436
お疲れ様でした!
毎回楽しみにして読んでました
面白かったです!


441 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 11:29:01.46 ID:BcIC1Nt/0
>>436お疲れ様です!

あと玲奈ちゃん火傷してるんですか!?


442 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 13:09:13.71 ID:Rx7Sv7u50
>>441
先週、手をジュッとやっちゃった、そうです。
握手会では、無理してギュッと握ってこないよう、
「UTA-TUBEの紅白スペシャル、凄く良かったよ」
と言って、こちらからすぐ手を放したので、
どのくらい悪いかは分かりませんでした。
でも火傷した手で2日間握手会だったのでキツかったと思います。


443 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 14:52:40.46 ID:DoNEInzE0
握手会に行けてうらやましい
火傷した手で握手会は大変だっただろうね

437 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 00:23:19.56 ID:SimXy8Iq0
お疲れ様*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

440 名無しさん@実況は禁止です 2013/01/22(火) 06:07:45.50 ID:DoNEInzE0
ゲキカラ主役のマジすか見たいな
マジで映画化してくれ



元スレ:【マジすか学園】ゲキカラさん【玲奈覚醒】 ★6

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