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【48G】小説 『ユイの奇妙な冒険』 3巻



20110514000613












19 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/22(木) 23:31:59.88 ID:WxKwX5OnO
-続き→

「まあ、そんなに固くならないで」松井咲子は二人にコーヒーを出し、自身はコーヒーカップを口に一口運んだ後、ピアノの椅子を引き、腰を下ろした。

「さて・・。私は音楽が好きなんだけど、なにより、このピアノの深みのある宝石の様なトーンが好きなの。」
松井はピアノと会話を始める様にピアノと向き合い表情険しく、そして身を委ねるかの如くピアノの鍵盤を叩きだしたッ!

ジャーーーン!!

ゴォォォォォッ!!
二人に向かって、ピアノの音が洪水の様に襲ってきたッ!

「これがピアノよッ!」
ズギュゥゥゥゥンッ!叩きつけた音が二人に突き刺さった!

「うッわッ!!!!何ッ!?この衝撃はッ!!!ピアノって、こんなに心の奥まで入り込んで、心臓をギュッと掴まれた様な・・こんなに胸に響く楽器だったのッ!? 」

そう!松井咲子のピアノは、まるで「魂の叫びッ!」
この真っ白な部屋に、人間の持つ白い部分と黒い部分が混沌と入り混じり、松井咲子のピアノを弾く姿は、まるでモノクロ映画なのに、赤い炎の情熱の色彩が鮮やかに浮き上がっているかの様だ!

「そしてッ!ピアノは叫ぶッ!ピアノは弾くんじゃない!語るのよ!ピアノと語り合うの!」

松井のピアノは激しいさを増していくッ!


-TO BE CONTINUED→

24 忍法帖【Lv=27,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/23(金) 00:26:03.56 ID:G17gX3yW0
彩姉はトリッシュと康一君を足したみたい

38 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/24(土) 22:22:12.01 ID:/FD2o5IFO
-続き→

ギュギャーーーンッ!!
激しさを増し、松井のアクションも大きく、そしてこの部屋の何の変哲も無いシンプルな空間に、うねりを与えていく!

「すご・・・!!」

ゴォォォォォッ!!

圧倒的表現力ッ!

さや姉は、「プロの音楽家」の生の音、パフォーマンスを目の前で見て、大きく心を揺さ振られた!それはゆいはんも同様ッ!

そして松井のピアノは緩やかに・・・。心に余裕を持って、花が咲く瞬間をジッと眺め続ける事を許されたかの様な穏やかな演奏にシフトしていく。
「ああ・・何て心地良い・・」

タラタタタ・・・
松井の表情は先程とは打って変わり、穏やか表情にッ!すべての邪念が取り払われたかのようだ。

タラタタ・・・

「ピアノは語ってくれる・・素直にッ!・・激しさを求めれば情熱的に答え、穏やかな気持ちを伝えれば、緩やかに・・それも想像以上に緩やかに・・・!」

演奏は次第にテンポを落として行き、そして終わりを迎える!

~~・・・・ッ・・
松井の指が止まり、演奏は終了したッ!

ゾワワワワッ!!

さや姉とゆいはんは、身体の奥底から表面に熱い何かが一気に伝わり、皮膚に何か浮き出る感覚を感じたッ!

「ウッ・・これは!とッ・・鳥肌やッ・・!!」

たった今目の前で体験した松井のピアノに、二人はこれまでに経験した事の無い、新たな感動に奮えていた。

「・・・・いかがだったかしら?」
演奏を終えた松井は、そっと椅子から立ち上がる。


39 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/24(土) 22:23:37.56 ID:/FD2o5IFO
さや姉は立ち上がる松井に「感動っていうか、感激というか・・こんな衝撃は初めてです!・・身体が奮えましたッ!松井先生ッ・・・いえ、師匠って呼んでも良いですかッ!?」

そう言うさや姉に対して松井は「うひょ~ッ!し、師・・・ケホンケホン!いえ・・好きな様に呼びなさい!」

「!?」

「いや・・だから好きな様に呼んで!・・そういえば貴女達の事は、何と呼べばいいのかしら?」キリリと松井が聞く。

「あ・・私はさや姉って呼ばれてます!そう呼んで下さい!そして、こちらはユイちゃん!彼女は、ドラムをやってるんですよ!」

「ほう・・ドラムを!他に何か楽器の経験はあって?」
「はい、小さい頃エレクトーンを習っていました。」

松井はハッとした顔をして、「ほほう!なるほど・・やはり貴女達は面白い!どう?これから少しだけピアノを教えてあげれるんだけど?」

二人は顔を見合わせ、「ほんとですか?」
「ええ、この松井咲子、嘘は大嫌いよ!」

「やったー!」

松井は小さくフフッと笑い、「それではあちらの部屋にレッスン室があるから、そっちに行きましょう。私に着いていらして。」


40 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/24(土) 22:25:12.91 ID:/FD2o5IFO
松井はそう言って、扉の無い入口に向かって行き、二人は松井の後をつけた。

スタスタといくつかの部屋を通り過ぎて行くと、レッスン室らしき部屋へと着いた。

「さあ、ここがレッスン室よ。」

レッスン室にもやはり扉は存在せず、豪華な朱い絨毯の上に、2台の黒いピアノが中央で横ならびにポツンとある。
そして壁際には、多数のコンテスト等で取ったのであろう、トロフィーやメダルが飾ってあった。

そして、さや姉がある一つのトロフィーに反応する。
そのトロフィーには、「TEPPEN ピアノ王」と記載されている。
「あ~!これ、この前テレビで放映してた、ピアノ対決で優勝した時のですよね!観てましたわ!」
すると松井は
「デヘヘヘ~ッ!観て・・・・」

「・・!?」

「ケホンケホン・・いや・・・ありがとう!でも、たいしたことないわ!私は純粋にピアノを愛しているだけ!そんな賞、関係ないわ!」

「師匠カッコイイ!さすがクールなピアニストッ!」

そう、世間ではアイドル的ピアニストなのだが、その人気の一つに、どんなにアイドル的扱いをされても決して自分を驕らず、若いのに常に冷静な姿勢が人気に拍車をかけていたのだ!

「フッ・・そんなたいしたことではなくってよ!さあ、二人共席にお座りなって。」

二人はそう言われ、椅子に腰をおろした。


-TO BE CONTINUED→

47 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/25(日) 13:08:14.25 ID:c/34/X70O
-続き→

ピアノの前に座った二人を見て、松井は
「うん・・・・そうね、先ずは姿勢から見ないといけないらしいわ・・」

松井は二人の並んだピアノの前に立ち、
「楽器って、なにより姿勢が大事なのよ。姿勢で、本来なら出来るはずの指運びも出来ない様になったりもする!」
松井は腕を組み、指導する。
「それでは、鍵盤の上に右手を置いてみなさい。」
二人が鍵盤の上に右手を置く姿を見て「チッチッチ・・」と、人差し指を左右に振り
「置き方は一度手をぎゅっと握ってその後力を抜くのよ!
手のひらに卵一つ分はいるような形になったでしょう?
それがピアノを演奏する時の手の形の基本よ。」

「ピアノを演奏する時は手の甲と手首のラインをまっすぐに!鍵盤と平行になるようにするの。
肘は100~120度ぐらいの角度で!出来たら好きな音を出してみて!」

ピーン・・

「うーん・・違うわ!鍵盤はこう!」松井は鍵盤を叩く振りをしてみせながら「こう!深く叩くのよ!」

ピン!
「そう!それが大事よッ!」


48 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/25(日) 13:09:46.99 ID:c/34/X70O
それからレッスンは進んで行き・・・
「どう?二人共、パッヘルベルのカノンは弾ける?」

二人は頷き、

「それでは弾いてみて!」

ジャジャーン!

「いいわね!たったこれだけのレッスンでも、こんなに違うのよ!」

二人は、松井から少しのアドバイスを受けただけでみるみる上達していく自分のピアノに驚いてた!二人共楽しそうに弾いている!

松井はピアノを鳴らす二人の後ろへと歩いて行きながら、「どうッ!?ピアノって素晴らしいでしょ!ピアノは生きているッ!呼吸しているのよッ!!」

二人は気分よさ気にピアノに没頭し、夢中になって鍵盤を叩いた!


49 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/25(日) 13:15:19.87 ID:c/34/X70O
ゆいはんは、「ああ!音楽って楽しい!今日はここに来てよかった!」と思いながら、ピアノの鍵盤を叩く!

「こんなにピアノが楽しいのは産まれて初めて!」そんな心地良い気分に包まれていた!

ピアノを弾く二人の後ろで、松井が「うん!ユイちゃん。貴女は運動が得意らしいわね!音にそれが現れているわ!」

ゆいはんはピアノを弾きながら「凄い!そんな事までわかるんですか!」

ゆいはんは、改めて松井の凄さに驚く!

「フッ・・私には見えるわ!手に取る様に見える!」

しばらく二人がピアノを弾いていると・・

ジャンッ!!・・・

さや姉のピアノが突然不協和音を鳴らしながら鳴り止んだ。

「・・・・!!」

ゆいはんは気持ちよさそうに弾きながら、さや姉に目を向ける。
すると、
「ウウウ・・・・うわぁ~ッ!!!!!」
さや姉が人差し指をこちらへ向け、なにやら脅えた顔をしていた!

ゆいはんはその姿を見るなり、手を止めた。
「山本さん・・?どうしたんですか?」

「ユッ・・・ユッユユユユイちゃんッ・・・う・ううう後ろ後ろ後ろ~ッ!!!奇妙な事がッ!!」

「エッ!?」

ゆいはんは咄嗟に後ろを振り向く!


-TO BE CONTINUED→

50 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/25(日) 16:37:31.77 ID:me9w26PN0
はんなりぃぃぃぃ!

51 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/25(日) 16:41:25.45 ID:XJkIm5EzO
ついにスタンドが出るか

1 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/28(水) 00:57:35.29 ID:3rqAYQ2y0
仕切り直し
はんなりぃぃぃぃ

12 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:26:28.13 ID:ZhfDeuj1O
-続き→

振り向いたゆいはんは、目にした事が直ぐさま理解できなかった!

「なんなんですかっ!?これっ!?」

ゆいはんとさや姉の背中から、長い帯状の鍵盤が靡いていたッ!


13 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:29:44.46 ID:ZhfDeuj1O
その帯状の鍵盤を目にしたゆいはんは、目を丸くして驚きの表情をする!

松井が二人の反応に気付いた!

「ハッ!!?」

その二人の反応を見た松井は、意外な反応をしたッ!
「なんと!まさかッ!あなた達には見えるのかっ?この鍵盤がッ!驚きだッ!初めてだわ!コレが見えるという人種に出会ったのは!やはりあなた達・・面白いわねッ・・ますます気に入ったわ!」


14 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/28(水) 22:30:18.35 ID:3rqAYQ2y0
続きキター!

         r────-、
       //       ヽ、
      / /        } ヽ
      / /    /    /  i      、、
    /.      / / ∧、、,/  .∧   二二   . コニ   ,   l l  |
   ,イ     / / /    彡’ /    ノ  イ    l__,  ̄   ,ノレ |ヽ
  ,/ノ     ./ i.|     Ty’       、、
  く//  ,   ト=、’ `ー – 一,┴)    二二   . コニ   ,   l l  |
  // i ./ / /ぇ、: : : : : :_; :-l::/       ノ  イ     l__,  ̄  ,ノ レ |ヽ
 //ノ i ./ /` ̄: : : :ム’フ´:/     (  非常に      非常に  )
く// ノ/  ト-、_r─、___/
</ //  / _  ヽ_/_,  / ̄k            良いぞッ!
/ /イ /|∧  ミ三ヲ’ /ヽ: : : :`ーr-rr─、
!イ /|/ .!ト、ヽ、_,/ て’: : : : : : :.l l | : : :ヽ    良く埋めているぞッ!
 レ | /V ヘ: ::/<_/ /: : : : : : : :ヘ、ミ===〉
    レ、::ヽ      ノ: : : : : | : : : : : : : : : :/


15 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:32:09.76 ID:ZhfDeuj1O
ゆいはんはこの時、松井がスタンド使いという事実を悟った!

「スタンドの攻撃!!!!」
松井はこの言葉に即座に反応したッ!

「スタンドッ!?ひょっとして・・この能力はスタンドと言うのかッ!」
松井は叫ぶ!
「呼吸するピアノッ!!二人の「心の譜面」を読んでっ!!!」

ズギュゥゥゥンッ!!
松井のスタンドが背後から姿を現した!

ゴゴゴゴゴゴ・・・・!


16 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:34:22.76 ID:ZhfDeuj1O
松井が呼び出した「呼吸するピアノ」と呼ばれるスタンドの姿は、頭に高い白黒のチェック模様のマジックハットを被っており、その帽子を被った本体の姿は、まるで厳ついピエロの様な姿だッ!身体もやはり、白黒のモノトーン!

ガシッ!
「呼吸するピアノ」は、二人の背中から伸びた帯状の鍵盤を左右の手で先を束にして、さらに、一気に引き出すッ!

ズルズルズルッ~!!!

「うわ~ッ!なんやっ!」
「キャア~ッ!」


17 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:36:55.56 ID:ZhfDeuj1O
引き出された帯状の鍵盤から、五線譜の譜面が浮き出て来た!松井はその譜面に目を通した!

「オオッ!君達二人共同じ能力をッ!そうだったのッ!この能力はスタンドと言うのか!」
松井は喜々として譜面を見ながら言う!

ゆいはんは身の危険を感じ取り、スタンドを呼び出す!

「!!!偶然の十字・・」
そのゆいはんの雰囲気を察知した松井は叫ぶ!
「だめよ!「呼吸するピアノ」ッ!譜面を書き換えなさい!」

シャシャシャ~!!

「呼吸するピアノ」は、空中に飛び出した譜面を右手のペンらしき物で浮き上がった音符を一気に書き換える!

スラスラスラスラ~~ッ!


18 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/28(水) 22:39:01.50 ID:3rqAYQ2y0
能力の効果自体はヘブンズドアーと一緒なのか。

19 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:41:03.06 ID:ZhfDeuj1O
「偶然の十字路ッ!!」

「偶然の十字路ッ・・・!?」

「偶然の十字・・!?」

スタンドが現れない!おかしいッ!?ゆいはんは何度も呼び出すが出現しないッ!こんな経験は初めてだ!

「~ッ!一体何故ッ!?」
「ウヒャヒャヒャ~!!どうッ?私があなた達の「心の譜面」を書き換えたのよ!あなた達は、私の思うがままッ!」

「・・・!!!」


-TO BE CONTINUED→

20 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/28(水) 22:42:59.92 ID:v67sIW520
作者さん長文規制されちゃったみたいだね

21 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 22:46:31.50 ID:ZhfDeuj1O
突然レベルが落ちましたw それも、たった今ッ!!

23 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/28(水) 22:54:08.37 ID:3rqAYQ2y0
保守がてら今までのスタンド名の英訳でも
偶然の十字路→クロスロード・オブ・チャンス
愛しさのアクセル→アクセラレータ・オブ・ラヴィング
ハート型ウィルス→ハートシェイプドウィルス
鏡の中のジャンヌダルク→ジャンヌダルク・イン・ザ・ミラー


24 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/28(水) 23:04:06.69 ID:3rqAYQ2y0
チャンスの順番→ザ・オーダー・オブ・チャンス
隣のバナナ→ネクストバナナ
プラスチックの唇→プラスチック・リップス
キャンディーはキャンディー
さや姉は知らん
呼吸するピアノ→ピアノ・トゥ・ブレス


39 ルシ ◆ufz13K1sZ/Db 2012/11/29(木) 18:09:22.20 ID:DxdYwzYM0
>>24
ワロタw

25 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 23:16:33.33 ID:ZhfDeuj1O
英訳ありがとうございます。
新スレ立てにもチャレンジしたんですが、ことごとく失敗でしたw
AKBの曲名という縛りに作者が縛られて、変な展開も多いですが地道に最後まで続けてまいります。


26 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/28(水) 23:18:34.19 ID:3rqAYQ2y0
チャンスが被っちゃった…。ゆいはんのはアクシデントでいいかも

27 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/28(水) 23:24:45.37 ID:ZhfDeuj1O
>>26
英語名で行こうと考えてた時期もありましたw

29 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:8) 2012/11/29(木) 00:20:05.72 ID:TGyRgjSf0
こうやって書き出すとそれほどスタンド出てきてないんだ
全然そんな気がしなかった

56 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:42:30.83 ID:dgDtAE9PO
-続き→

松井は続けて二人の譜面を読み上げる!

「ほほう・・ユイ君ッ・・あなたはスピルバーグのE.Tが好きなの?なんてベタな映画・・・クスッ。

変わった子だねッ!」


57 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:45:32.29 ID:dgDtAE9PO
「音楽やってる若い子って、ガス・ヴァン・サント作、マットディロン主演のドラッグストアカウボーイやマイ・プライベート・アイダホ、ダニー・ボイル作のトレインスポッティング等、


58 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:47:09.76 ID:dgDtAE9PO
ちょっと気取った退廃的ロードムービーを好む傾向にあるんだが・・。まぁ、これはこれでベタなんだが・・。なるほど!君には気取りがなく、好感が持てるぞッ!素直だっ!そして、将来の夢は・・・歌手ッ!」


59 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:48:28.70 ID:dgDtAE9PO
ゆいはんは恥ずかしくなり「やめて下さい!」と顔を赤くして叫ぶ!
しかし、松井は喜々として読み上げ続ける。

「なるほど・・幼少時には野生児と呼ばれていたのか!これは意外ッ!現在のはんなりした佇まいからは想像もつかないっ!。


60 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:50:46.97 ID:dgDtAE9PO
駅伝大会でも、優勝か最低で2位か・・バスケの経験もある・・素晴らしい!音楽家にとって、こういった爆発力は武器になるっ!しかもっ!リズム感は想像以上に大切!プロのサッカーやバスケでもこんな表現するでしょ?「音楽的なドリブル、動きだ」ってね?


61 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:52:31.80 ID:dgDtAE9PO
人間の野生の部分から生み出され、とことんまで追究して極められたリズムというのは、まさしく芸術なのよッ!」


松井は熱弁する!そして、さや姉の譜面を読みはじめた。


62 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:54:04.73 ID:dgDtAE9PO
「ほうッ!彩君ッ!あなたのバンド「MAD CATZ」は中学時代に結成され、世間では「スーパー女子中学生バンド」と呼ばれていたのか!しかも、モデル事務所にスカウトされ、モデル経験もあり・・・。華々しい経歴だ!


63 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:55:36.94 ID:dgDtAE9PO
音楽家には、華が必要よ!これは努力じゃ身につかない!お金でも買えない・・そうっ!天性の物ッ!」
さや姉が松井に向かって叫んだ!
「何が目的やねん!」

「・・ふむ」松井は視線を一瞬床へ向け、再び二人に視線を向けて腕を組み、右手を口元へやりこう言った。


64 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:57:02.07 ID:dgDtAE9PO
「フフッ・・・私は、最高の呼吸するピアノを探しているのよっ!簡単に言ってみれば・・人間ピアノッ!あなた達は、良い響きを持ってそうだわ・・・フフッ・・・ウヒャヒャヒャ~!!!」

「く・・・狂ってる!!」


65 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 21:58:43.55 ID:dgDtAE9PO
「フフッ・・・私は、最高の呼吸するピアノを探しているのよっ!簡単に言ってみれば・・人間ピアノよッ!あなた達は、良い響きを持ってそうだわ・・・フフッ・・・ウヒャヒャヒャ~!!!」

「く・・・狂ってる!!」


66 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 22:00:24.76 ID:dgDtAE9PO
「フフッ・・・アーティストにとって、それは誉め言葉かもね。さてユイ君。まずは、あなたの音を聴いてみるわ。」

松井はピアノを弾く仕種をしてみせる。それに同調して松井のスタンド「呼吸するピアノ」が、ゆいはんの背中から伸び出た帯状のピアノの鍵盤を人差し指で叩いた。


67 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 22:01:53.41 ID:dgDtAE9PO
ピンッ!

音が響いた瞬間、松井の背中に鋭い衝撃が駆け巡った!

ズギュゥゥゥンッ!!
「おおおおおッ!!!」


68 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/30(金) 22:09:36.92 ID:dgDtAE9PO
「私は今、感動しているッ!なんと立体感のある音ッ!豊かな倍音!レスポンスも素晴らしいッ!素直だっ!そして、魂の奥底から叫んだかの様な伸びのある余韻ッ!私は素晴らしいピアノを発見したかもしれないッ!震えるッ!」


ゆいはんとさや姉は、この異様な光景にゾッとした!
-TO BE CONTINUED→

69 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/30(金) 23:09:12.21 ID:5RpgGUfX0
さっこさん狂ってるううううううううううう

70 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/30(金) 23:09:44.00 ID:vQIOop4+0
咲子露伴キタ

73 名無しさん@実況は禁止です 2012/12/01(土) 02:22:25.39 ID:08Zd4thv0
なんとなく咲子を中心としたエロプレイの印象を受けた
と思いつつ保守

134 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 12:21:15.75 ID:/Jsq3dtQO
-続き→

~一方その頃・・~

カツ丼屋「ribbon」は、今日もマイペースに営業を続けていた。

「ふ~、やっぱり一人で接客と調理でやっていくのは大変だわ・・しかしっ!ここは努力よッ!いつか必ず報われるっ!」

たかみなは自分に厳しい。
そしてっ!たかみなには夢があるッ!

その夢とは、この小さなカツ丼専門店「ribbon」を繁盛させて、チェーン店を開きたいのだ。最終的にはチェーンの一部に、服飾部門の「リボン専門店」を置きたいっ!そんな熱い野望をッ!将来のビジョンを持っていたッ!

その時、店に一本の電話が入る。

ジリリリリリリン!!


135 名無しさん@実況は禁止です 2012/12/09(日) 12:26:42.86 ID:ilUzyZ4XP
おぉぉ待ってました(=゚ω゚)ノ

136 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 12:31:36.31 ID:/Jsq3dtQO
-続き→

たかみなはトレンチに、出来上がったばかりのカツ丼を乗せて運び終え電話に出る。

「はい、毎度ありがとうございます~。カツ丼屋ribbonです!」

「!!あら!久しぶり~!えッ!もうすぐ日本に到着するの!?・・・そうそう!今、秋葉町が大変なんだよ・・・・」

たかみなが電話で話していると、奥のテーブルから声が聞こえた。

「すみません、お水下さい。」
「はい、ただいまお持ちします~!」
「ゴメン!今手が離せないから!また近くなったら連絡して。それじゃあね!」

リン・・・

たかみなは電話を切り、グラスに水を注いでトレンチに乗せ、スタスタと奥のテーブルへ向かった。
「すみません、お待たせしました~!」


138 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 12:50:14.07 ID:/Jsq3dtQO
「ほう・・あれが「たかみな」ね・・こじんまりとした店だが、なかなか良い店ねぇ・・」。

一人の女はペットボトルの烏龍茶を口にし、双眼鏡で遠目から「ribbon」の日常を覗いていた。

「しかし・・この烏龍茶はまずい・・まずすぎるっ!・・・やっぱり、緑茶を買うべきだったかしら?」

口にした烏龍茶に不満を言いながら、女は再びribbonを双眼鏡で覗く。

「話しによると、あの「たかみな」のスタンドの戦闘能力はなかなかの物らしい・・。なるほど・・
私のスタンドなら、簡単に倒せるのは間違いないんだけどっ!・・しかしッ!油断は禁物ッ!そして時間もないッ!はやく・・私のパートナーを探さないと!しかし、この烏龍茶はまずかったわ・・。」

女は烏龍茶のペットボトルをその場へ捨て、この場を離れた。


139 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 13:04:26.31 ID:/Jsq3dtQO
女はマウンテンバイクの自転車に乗り込み、一旦場所を変えようと考えた。
「まずい烏龍茶を飲んだら、口直しがしたくなったわ・・お腹も空いてきた・・本来の私が好きな飲み物はミルクティーッ!いつものあの店で、ミルクティーを飲む事にしよう。」

女はペダルを漕ぎ、「いつもの店」へ向かった。


-TO BE CONTINUED→

142 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 21:29:35.19 ID:/Jsq3dtQO
-続き→

女はミルクティーを飲む為に、マウンテンバイクでいつもの店へと向かう。

「ribbon」のある十字路を右に曲がり、北の方へと進んだ。
しばらく進んで行くと、公園と一体型の2面のテニスコートがあった。
そのコートの1面で、テニスをしている2人の女の子の姿があった。
「・・・ハッ!」

女はマウンテンバイクを颯爽と走らせながらそのテニスコートを眺めていると・・

「ほう・・あの2人は、なかなかのエネルギーの持ち主みたいね・・」

女はそう言うとマウンテンバイクを歩道へ停め、テニスコートの方へと歩き出した。


143 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 21:48:24.71 ID:/Jsq3dtQO
-続き→

ズカズカズカ・・・

女はズカズカとコートへ一気に近づいて行き、テニスを楽しんでいる2人にお構い無く、ユラリとコートの中央へと立った。

「????」

テニスを楽しんでいた2人は、突然コートの中央へ乗り込んで来た女の奇妙な行動が、すぐに把握できずにいた。

「あの・・すみません!邪魔なんですけど・・」
テニスをしていた2人のうちの1人が、女に声をかけた。

すると、女は指をパキパキとならしながら言う。
「あら、お邪魔だったかしら?でも、すぐに済むから・・」

女はそう言うと・・・
ズギュゥゥゥン!!

女は突然スタンドを発動させた!
しかし、この2人にはその姿は見えていない。

「????」
2人のプレイヤーは状況が掴めないまま唖然としていると、その内の1人が突然苦しみ出した!

「あばばばばば・・・・」
苦しみに悶える女の子は、口を大きく開き、今にも窒息死してしまいそうな雰囲気だ!

「さあ!あなたはどうなの!?私のパートナーになれるの!?」
女はテニスをしていた女の子が苦しむ様子を眺めながら、問いかけた。

「あばばばばば・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
バタッ・・
女の子は、あまりの苦しさに倒れた!

「・・?おかしいわね・・?違ったらしい・・」


144 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 22:01:59.50 ID:/Jsq3dtQO
女は倒れた女の子を見ながら、そう言い放った。

「キャア~!!」

もう1人の女の子がその様子を見て、叫びだした!

「・・ハァ・・うるさいわねッ!直ぐに済むからね!」

女はそう言って、残ったもう1人の女の子の方を向いた!

ズブズブズブッ~!!

女が発動させたスタンドは、残った女の子の口から一気に入り込んだ!

「さて・・あなたはどうかしら?」

「あばばばばばば・・・・・・」

女の子は、やはり同じ様に苦しみだした。

「う~ん・・、でも、あなたは違うっぽいのよねぇ~・・」

女は至って冷静な表情で、苦しむ女の子を眺めながらそう言う。

「・・ググ・・・・・・」バタッ・・

女の子は苦しみに倒れ込んだ。
その様子を見た女は、

「やっぱりね~・・・」と、やれやれといった表情で言い放ち、

「やっぱり先にミルクティーを飲む事にしようっと。」
と無邪気に言った。

そして、倒れた2人を背にしてマウンテンバイクの方へ歩き出し、再び乗り込んでペダルを漕ぎ出した。


-TO BE CONTINUED→

145 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 23:08:11.48 ID:/Jsq3dtQO
-続き→

~一方、ゆいはんとさや姉は・・~

「に・・人間ピアノやて?何考えとんねん!」さや姉が松井に問う。

「フッ・・自分で言うのもアレだが・・。私は天才っ、天才ピアニストッ!」
松井は自分の手の平に視線を向け、「私のピアニストとしてのテクニック!これまでの名声!そして今後の名声も約束されたも同然っ!私はこの若さで有り余るお金も手に入れた!・・しかし・・つまらないのよ・・本ッ当につまらない!」

次に松井は天井を見つめながら、
「なんて言うのかしら?そうね・・これからは、私の純粋なピアノの音の追求の旅とでも言うのかしら?この世でたった一台の!私だけにしか出せない音を奏でるピアノ探しの旅っ!!!」


146 ◆0jqEjkVN4s 2012/12/09(日) 23:23:05.91 ID:/Jsq3dtQO
「そこで・・私が身につけているこの能力を使い、最高のピアノを探す!さあ、ワンちゃんおいで!」

「・・犬?・・・ハッ!!!」

「ワンワンッ!」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・・・

松井のペットと思われる犬は、背中から伸びた鍵盤を靡かせながらやって来た!

「この子もなかなか良い音を出すのよ。かわいいわね~。」

松井は犬を抱き抱え、頭を撫でた。

「・・ぺ・・ペットにまで・・!!あなたはおかしいわ!狂ってるのよ!」

「あら、そう?私の純粋な音への探求心から、この子にも試してみただけだわ。見て、こんなにかわいいし。」

犬は頭を撫でられながら、尻尾を振っている。

「さて・・それでは、あなた達の鍵盤で私の代表曲「心の音譜」を弾いてみようかしら。ウヒャヒャヒャヒャ~ッ!!」


-TO BE CONTINUED→

147 名無しさん@実況は禁止です 2012/12/09(日) 23:24:45.59 ID:5UncMDpK0
咲子さん怖いが露伴だわ











ユイの奇妙な冒険 第2部

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