このページは「執拗にAKB」のRSSスペースになります。
このページは「執拗にAKB」のRSSスペースになります。
このページは「執拗にAKB」のRSSスペースになります。

【48G】小説 『ユイの奇妙な冒険』 2巻



20110514000606












400 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/10(水) 20:00:24.27 ID:6bjgS44zO

-続き→

3人は、周囲を慌てて見渡すッ!!
「急いで本体を叩かなければ、この女は立ったまま溺死してしまうッ!」

篠田は「おかしいッ!!周辺に誰も見当たらないッ!!・・或いは・・・遠隔型のスタンドッ!?」

その時、「麻里子様ッ!あそこに人影がッ!?」

女が指差した場所はレンガ作りの建物が建ち並んだ場所ッ!その建物の間の奥のから、人影がこちらを覗いているのが見えたッ!その距離、約30mはあるッ!

それと同時に、人影はこちらが発見した事に気付いた!

「しまったッ!!」

人影は一気に逃走を始め、どんどんと距離が開いていくッ!

篠田が「クッ・・!!やはり、遠隔型のスタンドッ!!・・しかしッ!距離がありすぎて、私のスタンドでも攻撃出来そうにないッ!!遠すぎるッ!!!」




401 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/10(水) 20:04:42.28 ID:6bjgS44zO


その時、内田が「ウウッ・・・」と再びもがく声が聞こえた!
篠田は逃走する人影の背後を目で追ったまま「その女はッ!?大丈夫ッ!?」と声を張り上げ、

ゆいはん達が内田の顔に目をやると、「顔から液体が消え去っていますッ!!!」

篠田が内田へ目を向けると、確かに「液体らしき物」は消えていた。

「どうやらスタンドを操作できる範囲を、本体が越えてしまったみたいね・・?」

篠田は逃がしてしまった事に、無念の思いの表情だ。
そして篠田は、内田の元へと近寄る。
内田の様子は、苦しげな表情をしてはいるが、大丈夫な様だ。次第と落ち着いた表情へと変わっていった。

「アンタ・・まだ信じがたいが・・しかし、聞きたい事があるッ!アンタ、自分にスタンドが身につく前後に、何か変わった出来事はなかったッ?なんでもいいッ、何か、いつもと違った事は無かった?」と篠田が聞いた。




402 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/10(水) 20:16:42.24 ID:6bjgS44zO

内田はしばらく考え込んだが・・「そういえば・・でも、2週間位前の話です・・

私、実は近所の「秋葉道場」で空手を習っていて。その練習帰り・・もう辺りは暗かったんですが・・突然、背中に強い衝撃を受けたんです・・私はすかさず廻し蹴りを繰り出したんですが、誰も居なかった・・」

内田が話す様子からは、嘘をついている雰囲気は感じ無い・・目線が泳いだ様子もなく、話すスピードも違和感は無い・・素直な人間の反応だ。

篠田は考え込んだ・・「その出来事は、何か関係があるのかしら・・?」

「背中はもう痛くない?」
「はい。痛みもその時だけで・・確かめてみたら、傷跡も残っていませんでした。」

「・・・・ちょっと悪いけど、背中を見せてもらっていいかしら?」

「はい。」

衣服を少しずつ捲くり上げ、背中を徐々に露出させていくと、

「ウウッッ・・!?」
「キャアッ---ッ!!」

「こッ・・・これはッ・・何ッッッ!!?」


-TO BE CONTINUED→

406 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/10(水) 22:09:48.68 ID:6bjgS44zO
-続き→

「これは・・この奇妙な物は・・・生き物なの・・・ッ?」

内田の背中の中央には、長さ約15cm、横幅が5cm程で厚みが1cm程の、やや三葉虫に似た奇妙な生物らしき物が張り付いていた。色は黒っぽく、皮膚の部分が鈍く黒光りしている。

内田が不安そうに、「どうしたんですかッ!何か私の背中に・・?」

「うん・・何か、奇妙な物が・・張り付いているの?それとも、皮膚から身体に根付いているのかしら・・ッ?」

良く観察してみると、甲殻に覆われていない関節の間から見える体が脈を打っているッ!

「生きているッ・・?これは何なのッ?こんな不気味な生物ッ!初めて見るわッ・・!!アンタッ!気分が悪かったりはしないの?」

「いえ、至って普通ですが・・」
その奇妙な生き物は動くそぶりも無く、攻撃してくる様子も無い。




407 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/10(水) 22:12:25.64 ID:6bjgS44zO

ゆいはんが突然思い出した様立ち上がり、「たかみなさんに見てもらいましょう。私達と同じスタンド使いの人です。たかみなさんなら、何か知っているかも・・」

「貴女の仲間ね?何かわかるかもね・・?」

ゆいはんは更に思い出した感じで、「こんな時にすみません。一緒に居る女の子はどなたですか?」

篠田が「ああっ・・この子は珠理奈っていうの。彼女もスタンド使いなんだけど・・ね。私と一緒に旅をしているの。」

「そうでしたか。初めまして、横山由依です。」
ゆいはんが丁寧に挨拶をすると、

「初めましてッ!松井珠理奈と言います。」
と、気合いが入った様子で挨拶をした。

ゆいはんが、また何か思い出した様子だ。

「そういえば内田さん、この牛丼に謝って下さい。この落とした牛丼の掃除は私がしておきますので、牛丼に謝って下さい。」と言い出した。

篠田が「は?」といった表情をすると内田は、地面に落ちている牛丼とゆいはんに頭を下げ、「ごめんなさい。」と申し訳なさそうに言った。

ゆいはんはひとまず満足気な表情をして、そばにあった、ちり取りと箒で落ちた牛丼を掃除し終えると、

「それじゃ、いきましょうか。」と言った。

篠田は、「アンタ、なかなか面白い子ね」と言った。


-TO BE CONTINUED→

408 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/10(水) 22:30:45.90 ID:hDNY1DQ+0
面白いじゃん
戦闘よりこっちが好きだw

415 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/11(木) 06:37:45.83 ID:QbB9dDYq0
篠田のスタンドが出てきそうで出てこなかったか
ジョジョでもそうだが能力の詳細を予想するのは楽しいな


418 保守るぜっ! 2012/10/11(木) 12:07:50.82 ID:2PxiCflw0
牛丼をめちゃめちゃにされたわりにはあっさり許してしまうゆいはんであったw


419 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/11(木) 12:12:31.08 ID:1zd6Z8apO
-続き→

カツ丼屋「ribbon」に到着ッ!

ゆいはんが「ribbon」の扉を開けると、

「あっ!いらっしゃいませ!」
と、たかみなの声が奥のテーブルから聞こえてきた。
店内には、T-BOLANのピアノインストゥルメンタル曲が流れており、篠田がその音に一瞬反応した様子を見せた。

テーブルには小嶋の姿があり、ゆいはんに笑顔で手を振っているのが見えたので、ゆいはんは頭を下げて返した。
テーブルにはコーヒーカップが2つ置いてある。今は他にお客の姿は無く、たかみなと小嶋は雑談でもしていた様子だ。

「あら、横山!お客さん連れて来てくれたんだ!ありがとう~」とたかみなが出迎える。

「いえ、今日はたかみなさんに見てもらいたい物があって。それでやって来ました。」

「おっ・・おおぅ・・そうかー、お客さんじゃないんだー・・で、何?何か珍しいリボンでも見つけて来たの?」

「いえ、残念ですけど違うんです。こちらの、内田さんの背中を見てもらいたいんです。」

そう言ってゆいはんが紹介すると、

「内田さん・・どうも初めまして、高橋みなみといいます。」



420 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/11(木) 12:15:04.80 ID:1zd6Z8apO

そこへ篠田が間に入ってきた。
「どうもはじめまして、篠田麻里子といいます。この内田さんと私達も、高橋さんと同じスタンド使いなんです・・。
事情は後で説明するから、ちょっとこれを見てもらえないかしら?」

そう言って、内田を背中向きに椅子に座らせ、衣服を捲くりあげてみせた。
「ウッ・・・これはまた・・奇妙なリボンね・・?」

たかみなはそう言って一瞬目を逸らしたが、再び凝視した。隣に居た小嶋は「キャッ!」と言って目を背ける。たかみなの顔は真顔になり

「こ・・これは何ッ・・生きているッ・・!?ねぇ貴女、背中は痛くないの?」
「はい・・」

「たかみなさんなら、何か知っているかと思ったんですが・・」

「いやッ・・こんな奇妙な生き物ッ・・!初めて見るよ・・!」

ゆいはんが今日あった出来事を話し、篠田が「奇妙な生き物」が内田の背中に張り付いた過程を、内田に代わって説明した・・。

たかみなは「この「奇妙な生き物」は、貴女をコントロールでもしているのかしら?それに・・これは剥がす事は出来るのかしらッ・・?」
たかみなは、考え込んだ顔をしている。

「そうね・・とりあえず、今日は店を閉めるわ・・。」

たかみなはそう言ってブラインドを全て下ろし、出入口表側のドアノブに、「CLOSED」と書いてあるリボンの形をした小さな木製の看板を下げ店を閉めた。




421 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/11(木) 12:16:26.81 ID:1zd6Z8apO
-TO BE CONTINUED→

423 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/11(木) 14:59:50.55 ID:6/7/OGc1O
たかみなの店商売にならないなw

437 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/12(金) 00:34:58.82 ID:IpZ9Bpc90
肉の芽か…DIO的な黒幕がいるのか…

469 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/13(土) 20:25:04.56 ID:3qkTBuZ9O

-続き→

「うーん・・でもおかしいわね?菊地さんの時もこれまでも、こんな奇妙な物が背中にあった事はなかった・・これは・・一体何なのかしら?・・」
たかみなは腕を組み、考え込んだ顔をした。

ゆいはんが、「これ・・スタンドを使ってなんとかならないものなんですかね?」と言いだした。

たかみな達は、「はい?・・」と、困った顔をしたが、ゆいはんは「私の「偶然の十字路」で、一度試してみましょう。」
そう言いながらゆいはんは、突然スタンドを発動させた。
ズギュ----ン!

篠田が「フムッ・・アンタって、結構突っ走るタイプね~・・意外だわ・・でも、どうするの?」

「任せてください。でもこれ・・めっちゃ気持ち悪いですね・・。」




470 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/13(土) 20:28:16.24 ID:3qkTBuZ9O

そう言って「偶然の十字路」が、恐る恐る人差し指を突き出し、ソーッと指を「奇妙な生き物」に近づけて行く。
たかみなが、「触るんかい!」と突っ込んだ。周りは、息を飲んで見ている。

指が「奇妙な生き物」に触れると、まるで一枚の葉が枯れる様に一気に生気を無くして行き、内田の背中から床へ滑り落ちた。
そして、少しずつ萎んで行き、まるで小さな「黒い宝石」の様に姿を変えてしまった。

内田の背中には、傷が残った様子も無く、変化も無い。

ゆいはんが、「こんなんなりましたけど・・なんか綺麗ですね。」

そう言って「偶然の十字路」が床に落ちたそれを拾い上げようとすると、「駄目ッ、触らない方がいいかもしれないッ!・・」とたかみなが言う。

篠田が「フムッ。まだ危険な可能性もあるわね・・」



471 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/13(土) 20:32:03.16 ID:3qkTBuZ9O

たかみなが「ねぇ、にゃんにゃん・・」と、小嶋に「これ、にゃんにゃんのスタンドで熱量を上げて処分とか出来ないかしら?触れたり、残したりするのは危険ッ!」

小嶋が「うーん・・やってみる」と少し自信なさ気に返事をし、「ハート型ウイルス」を発動させた。
「ハート型ウイルス」が素早く手でハートを形どり、小嶋が「えいっ♪」と声をかけた。

「ハート型ウイルス」から放たれた球体は、「黒い宝石」に命中し、小嶋が「あーつくなれ!あーつくなれ!あーつくなーれ!♪」と唱える。

すると「黒い宝石」は、ボウッと一瞬音を立て、煙と共に消滅してしまった。小嶋はうまく行き、「やったー♪」と手をあげて喜んだ。そして
「でも、随分とあっけなかったね・・」と手をさげる。


472 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/13(土) 20:37:26.30 ID:3qkTBuZ9O

「これは・・・何かあるわね?」たかみながそう言って「ねえ貴女?貴女は、スタンド能力を前から持っていたの?」と内田に聞いた。

内田は「いえ・・まだ1週間位前から突然・・」

たかみなは腕を組みながら、「・・・仮に、貴女が背中に衝撃を受けた事が関係あるなら、それから約1週間後にスタンド能力が突然芽生えたのね・・」

続けて篠田が「・・これはひょっとして・・スタンド使いを短期間で育てるなにかじゃないのかしら?・・」

「そうかもしれないわね・・ここ「秋葉町」で、何かが動いているみたいね・・」

ゆいはんが聞く。「菊地さんの時は無かったんですよね?」
「そうね。彼女は、スタンドの力に飲み込まれて、それを悪用しようとした典型的なタイプだったのよ・・でも彼女は、私達に負けてからは、「善」の心を手に入れた。」

たかみなが続ける。
「スタンド同士で戦うと、勝った側の良心に従うのは絶対なの・・でも、私達が負けていたら、相手の良心。つまり、「悪の良心」、「黒い悪」に心が支配されてしまうわ・・でも彼女、今は普通に生活しているはずよ。」



473 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/13(土) 20:41:36.77 ID:3qkTBuZ9O

すると、篠田が突然、
「よし、珠理奈ッ!私達しばらくこの町に留まるわよッ!!」
「はいッ!」

「貴女達は何故、旅をしているの?」

「私達も、スタンドを悪用する人達を救いたくて、こうやって旅をしているの。そして・・珠理奈は、スタンド使いとしてはまだまだ半人前だから、修業って言うと大袈裟だけどね・・彼女の能力を引き出す旅。それが彼女の目的であり、私の目的でもあるわね・・」

「そうだったのね・・そうだ!!今日は日替わりメニューで「カツカレー」を作ったから、みんなで食べようよ。内田さん、貴女もね。」

たかみながそう言うと、珠理奈が「ヤッター!麻里子様の大好きなカレーですよ!今日は「つカレ」ーましたから、お腹空いてたんですよー!」と元気にダジャレを飛ばした。

その瞬間、ゆいはんと小嶋が「・・これはまた・・大変そうなキャラが!!」とでも言いたげに目を合わせ、すぐに視線を下に向けた。

「さあ、みなさん席に座って待っててね」
そう言ってたかみなは厨房へと向かった。


~~~~~~~~~~~
その頃、某所では・・

「・・そうね・・今日の所は、軽い挨拶みたいなもの・・計画は順調に進んでいるわね・・。」


-TO BE CONTINUED→


481 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/14(日) 06:39:16.11 ID:ZgqHAxvI0
黒幕キタ━(゚∀゚)━!

520 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/16(火) 23:55:34.82 ID:IdbQTvw8O

-続き→

みんなで食事を済ませると、ゆいはん達は解散した。

たかみなが解散時に言った言葉は「秋葉町には何かが潜んでいる。これからは、みんな用心して過ごすように。」との言葉だった。

小嶋は仕事場の「アイドルブロマイド店」に忘れ物を取りに向かい、篠田達は秋葉町の観光ホテル「HOTEL OGI」へと向かった。
篠田達はしばらくホテル住まいをしながら、「秋葉町には長く留まる事になりそうだ」との理由で、早速明日から住居探しを始めると言う。

ゆいはん、たかみな、内田はそれぞれ帰宅した。




521 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:04:21.61 ID:IdbQTvw8O

自宅に着いたゆいはんは玄関の扉を開け、綺麗に靴を揃える。

家族に晩御飯は済ませて来た事を告げ、自室へと向かった。

部屋へ入ると、今日は迷わず「CHEMISTRY」のCDを選び、それを流す。基本、「いきものがかり」か「CHEMISTRY」のいずれかを好んで聴いている。

そんな時、机に目をやるとゆいはんが趣味で最近嵌まっている「レタリング」の作品が製作途中だった事を思い出した。
ゆいはんはかなりの多趣味だ。しかし彼女は努力家で、何事にも妥協を許さず自分に厳しい。

ゆいはんはそのまま机に向かい、「CHEMISTRY」を聴きながらも作業に没頭していく。とにかく覚えたてのレタリングが楽しくて仕方ないのだ。






522 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:05:58.90 ID:IdbQTvw8O


その頃、篠田と珠理奈はホテルでチェックインを済ませ、早速シャワーを済ました後に二人でテレビを観ながら過ごしていると、珠理奈はテレビに飽きてきたのか「麻里子様ー!ちょっとこの辺りを探索してみません?」

篠田は「うーん・・外は用心したい所だけど・・フムッ・・しかし地理を知る事も、今後の為に重要な事かもね。」と言いラフな服装に着替え、秋葉町の探索に出た。

探索と言っても、今日はホテルの周辺だけなのだが。



523 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:08:26.93 ID:19KjtJNAO

「へー、この辺って夜店や屋台があるんですね?」
「田舎町だけど、若者も多いみたいだからねー、この町。」

夜になると「桜木公園」の周りには所々だが、少々怪しげなアクセサリーの夜店や、屋台などが立ち並び、若者が楽しそうに過ごしている。
しかし、やはり田舎町だからなのか人もまばらだ。平日という事もあるのだろう。

そうして一通り見て回り、夜店も途切れてきたみたいだから部屋へ帰ろうかと話していると、最後の少し離れた一角に珍しい夜店があった。




524 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:16:09.59 ID:19KjtJNAO

「麻里子様、変わった店がありますよ。「ハンコ彫ります」って・・」

「へぇ・・こんな夜店で変わってるねぇ・・ちょっと見てみよっか。」

珠理奈が店員に声をかける。「こんばんは!」

店員は笑顔で、「こんばんはー。この辺ではお目にかからない方々ですね?旅行ですか?」店員は女性店員だ。

「まあ、そんな感じですね。」

聞くと、この店は店員が消しゴムの広い面に彫刻刀を使い、似顔絵のハンコを彫るという店らしい。
そして、わざわざ夜店で出している理由は、後々これで店を構えたいので、修業のつもりで若い人達を相手に格安でやっているのだそうだ。

「お客さん、もうすぐ店を終わろうかと思ってたんですが、せっかくこんな田舎町まで来て頂いたので、記念と言っては何ですが、無料でお造りいたしますよ。」と店員は笑顔で言った。

「えぇっ!そんな、無料って悪いじゃない!お代は払いますよ!」

篠田はそう言ったが、店員は「それじゃあ、修業に付き合うつもりで・・ホントにお代は結構ですから!」と、逆にお願いされる形になったので、「それじゃあ・・」と言って彫ってもらう事にした。




525 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:21:23.63 ID:19KjtJNAO

店員はそれまで笑顔だったが、製作に取り掛かった途端に引き締まった表情を見せる。

平たい消しゴムの表面に、無駄の無い動きで数種類の彫刻刀を使い分けながら、真剣な表情で繊細に彫っていく。

篠田が「素晴らしいッ!グレートッ!店員さんの職人みたいな姿勢、カッコイイねー!フムッ!」と、妙に感心した様子だ。


「出来ました!」
15分程で完成し、そのスピードに篠田と珠理奈は 驚いた表情をした。

完成した作品を見ると、「えぇっ!凄いそっくり!想像以上で驚きました!」と二人共、心底驚いた。
仕上がった作品は、人物をデフォルメ化してはいるものの、特徴をよく捉えており誰もが納得する、いや、それ以上の出来だ。


526 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 00:26:47.61 ID:19KjtJNAO

「こんな素晴らしい芸術的作品、サービスで世間が許してくれるはずがないッ!」

店員は、二人の満足そうな笑顔をみながら、「いえ・・とんでもない!」と、褒められ満更でもない表情で言った。
「何をおっしゃります!お代は払わせて頂きますよッ!」と篠田がご機嫌だ。

すると店員は笑顔で、「それじゃあ遠慮なく・・」と言った途端、

「アンタ達、待ってたよ・・待ちくたびれたよォォォン・・フゥゥゥゥッ・」と突然、今までとは別人の表情に豹変したッ!

篠田が即座に反応するッ!「こッ・・この店員ッ・・ッ!?」

「イエスッ!私はスタンド使いッ!!待ちくたびれたよ~~ッフゥゥゥ~ッッ!!」
その時、女の背後からスタンドが顔を現したと同時に、鋭い形をした物が多数、篠田達を目掛け襲って来た!

「珠理奈ッ!避けてッ!!!」
篠田と珠理奈は、咄嗟に左右へ広がり攻撃を避けた!

「避けたねェ?エエッ?謝れよッ!?あ~?フゥゥゥッ~」

「珠理奈ッ!!アンタは離れてなッ!」
篠田がそう言うと珠理奈はその場から離れたッ!

「アンタッ!私達を待ってた事を後悔しなッ!!アンタに差しだしてあげるッ!おいでッ!「プラスティックの唇」ゥッ!!!!」
ズギュゥゥゥゥン!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


-TO BE CONTINUED→





527 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/17(水) 00:46:36.29 ID:ZG4z4bRz0
プラスチックの唇きたー!

541 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 23:31:40.80 ID:19KjtJNAO

-続き→

ドドッドドッドドッドドッ!!

ズウゥゥゥゥゥゥンッ!!
篠田のスタンド「プラスティックの唇」が姿を現したッ!

「プラスティックの唇」は、胸と肩のみに鎧を纏っており、長髪のドレッドヘアーの髪先一本一本にターコイズブルーのアクセサリーを飾った女性騎士ッ!

左手には豪華な装飾の見るからに重そうな弓を手にしており、背中には多数の「矢」を収める為の革の長いバッグを備えている。
そしてその女性騎士の下半身は、4本脚の巨大な馬の姿ッ!
立ち姿だけで、3mはあろうかという威圧感のある堂々とした姿だッ!


女は「なんだい?アンタのスタンドはッ・・クックックックッ・・乗馬が得意なのかい?・・フゥゥゥゥ~ッ・・」と「ニタァ」と小馬鹿にして笑ったッ!




542 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 23:44:29.16 ID:19KjtJNAO

篠田が即座に返すッ!
「アンタ・・「プラスティックの唇」の姿にビビってんだろッ?あん?アンタのスタンド、姿を現したかと思ったら、いなくなったじゃないかッ!」

女はすかさず、
「オイオイッ・・この仁藤萌乃様のスタンド「隣のバナナ」を馬鹿にするのはまだ早いんじゃないのッ?」

仁藤は篠田に人差し指を向け、「地面にキスして謝りなッ!」と少しイラついた様子で言った。

「バナナ?奇妙な名前のスタンドね?スタンドもかわいそうだよッ!」

仁藤が「本当にそう思う?」
と、冷静さを取り戻した様子で「ニタァ」と冷酷な笑顔を見せ、肘を曲げた両腕を素早く前に突き出して「フォォォァァアアアア・・」と奇妙な深い呼吸をしてみせた。そして、手首を「クンッ」と曲げる仕種をする。

「麻里子様ッ!さっきの鋭利な物が背後にッ!」と離れにいる珠理奈の叫び声と風を切る音が、篠田の耳に飛び込んできたッ!

ギュウウォォォォンッ!!


543 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/17(水) 23:52:32.38 ID:19KjtJNAO

「ウッ!!」

篠田は咄嗟に身を屈め辛うじて避けた!そして、その内の1部が篠田の後ろにあった一本の小柄な木の中央を鋭く切断し、仁藤の元へと返っていくッ!

鋭利な物は、突然仁藤の目の前に姿を現した「となりのバナナ」の両手全ての指の間に収まる!

その形はよく見ると、CDほどのサイズをした円盤型の刃物だ。

「となりのバナナ」の姿は、真っ黒なストールの様な物で頭から首元までを覆い、顔はストールでよく見えないが、鋭い眼光だけが光っている。
身体は細身で、鈍く光る薄目の鎧らしき物を身に着けており、身軽な印象だ。
全身を通して見ると、まるで暗殺者のように寡黙で、ドス黒いオーラを放っている様にも感じる雰囲気。スタンド名とは大違いの姿だ。

「フゥゥゥ~・・残念・・また避けたのね?ところで、その切断された木・・どうなってる?」
仁藤はニヤニヤと冷酷な笑みを浮かべる。

篠田が木の断面に目をやると、
「・・・ッ!!!今まで青々とした葉を堂々と身につけていた木が・・一気に枯れ始めているッ!?」

木は断面から枯れて始め、一気に幹から枝を伝い、葉まで枯れて行ったッ!

仁藤はガッツポーズをとり、「ン~~ッ!グレイトォッ!!これに触れるだけでバナナの様に一気に熟れ、それを通り越し一気に生気を奪っていくッ!アンタも一気に枯れていきな!!フゥゥゥ~・・」

「なるほど・・奇妙な名前のスタンドだが、なかなかの芸当じゃないッ!フムッ・・でも、そう簡単に行くのかねェッ?」

ギャリギャリギャリィィィィィンッ!!

「プラスティックの唇」は重そうな弓をいとも簡単に手前に突き出し、弓を一気に構えたッ!


-TO BE CONTINUED→

544 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/17(水) 23:55:24.30 ID:N4RMH8pq0
仁藤のスタンドって「片思いの対角線」じゃないのかw

546 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 00:09:26.79 ID:TocCpa6d0
対角線だと思ってたけどまさかのバナナw

547 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/18(木) 00:16:14.21 ID:2xOOA/H7O
色々考えた揚句、となりのバナナを選びましたw
m(__)m

548 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 00:23:05.11 ID:5c8otahy0
俺も対角線来ると思ってたわw

549 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 00:30:25.23 ID:xokcvZ/X0
予想を裏切ったライターに拍手ッ!

550 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 01:02:07.54 ID:9s3Us/7iO
やべー
素でオモロイw
書き手さん引き続きよろしく!!


559 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/18(木) 12:45:23.54 ID:2xOOA/H7O
みなさんありがとうございますッ!m(__)m
少しお聞きしたいのですが、話が長すぎたりはしていないでしょうか?

全体的な話のながれや、今後の登場人物の構想も出来つつあるのですが、全てを描こうとすると、まだまだ終わりそうにありませんf^_^;

正直、まだ4分の1くらいの展開かなと・・

よろしければ、何かご意見があればよろしくお願いしますッm(__)m


562 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 16:02:48.35 ID:so8FWvnR0
>>559
乙です~
自分はどんなに長くなっても付き合いますよ~

560 保守るぜっ! 2012/10/18(木) 14:02:09.68 ID:lghxlVCg0
スレ主さんに余計なプレッシャーを与えちゃいけないと思ってたのでリクエストは控えてたんだけど、
アンケートがあったので少しだけ回答。

話の長さや流れはまったく気にならない。
むしろちょうど良い感じなので心地よいよ。
無理を承知でお願いするなら、出来るだけ長く読んでいたい気分w

篠田さんと萌乃の受け答えとか、
歌番組しかチェックしてない人には分からない小ネタが好きだな俺はw



561 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 14:29:36.87 ID:/WZHYjuC0
スレを隔ててでも完結させてほしい
同人描ける人いたら原作にしてほしいぐらい


563 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/18(木) 18:35:19.67 ID:2xOOA/H7O
みなさん、貴重なご意見をありがとうございます
m(__)m
作者が小説にチャレンジしたのが初めてなもので、客観的な意見を頂きたかったのですf^_^;

是非、今後の参考にさせて頂きますm(__)m


565 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 18:46:26.46 ID:CWj8OamM0
(((o(*゚▽゚*)o)))

566 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 19:39:00.51 ID:XfjHJnocO
使い手がコントロールし切れないぐらいに強力なスタンドが一体いたら一気に話が拡がるな

567 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/18(木) 19:41:32.49 ID:CWj8OamM0
>>566
何故か阿部マリア想像した…

595 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/20(土) 04:10:38.29 ID:TiYdnpTY0
日課忘れてた

                      _,. ..,,__
                       ,.-‐ 、r’i、\  ¨ニ – .._
                       ハ ヽ i//〉、._ー- ニ..__ \
                   l ヽソ l / ,. -┴-< ァ‐テ,>  ピザ・
.         _.. __–───=i ̄  r–i _ ‐- _\ヽ / /    モッツァレラ
            ̄¨ …- ‐ヽ–‘ \l 、¨ ー-  }. V_/        ♪
                  / 7T_t.-..,,__ \..二__イ_ノ)./_
         、 \    人 l:::ト≧/ \二‐-= .._ ̄  ¨ …‐ .._   ピザ・
    ,        \ ヽ /::::::ヽf ,/   ミ=z、ン 三>-、 ̄¨ ニニ_─‐–=- モッツァレラ
    l. r-、  /.)    i:::::::::/!└- ‘    ノ ̄rイ lヽ l\    `ヽ、       ♪
  r‐-、 ヽ_ ‘vl 「,}   V:::/ /i <Tェ、   “´〈入_/i /  ヽ  \ヽハ
,.〃> ..’_¨ハ ∨l }.   ヽ! / /l ヽ`ニ´ __ └/ ,.、 入l   \ 、 ヽ. i
i.{ ´ー‐–\’,. ’,i  \   レ /::::` ー’┴ ‘ニ ̄ と_,/\::`::ー- ヽ \. \l
       ヽj、/   \  l::\:::::::::::::::::|\/ \ \l::::;.-‐‐ニ二\ヽ. l
.   i.     l::::\   ノ-l二ニ!::::(_j::r.、 ̄l,j \、`___ハ/   └┘ ハ /
    \ ヽ \:::::`ー’:::::::ト.、__l:::::::::::ー’::::::ソ     /:::/ ,. =-─‐-=、i.ノ
      ヽ \ L;:::::::::::::::::::ヽ‐-l::::::r::┐:::L__,,.<::::::::::} /::::::::::::::::::::::::::ヽ
       、 ヽ. L:::::::::::::::::::`‐┤:::::ー’:::::::l:::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::,.. ..,,::::::::l
         ヽ \ヽ::::::::::::::::::::::l `i::::::::(::)`ヽ::::::::::::::::::i:::::::::::::;’ (_  ‘,:::::l
.          `. ヽl::::::::::::::::::/ヽl::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::l::::::::::::ヽ、__’,.ィ::::ノ
            └r─一’、  i:::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::l`:::::::::::::::::::::/


617 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/21(日) 16:36:59.88 ID:6v5umzbvO

-続き→
ギャリギャリギャリィィィィンッ!!!

「ムッ!!」
仁藤が弓を構えた音に素早く気付き、「となりのバナナ」が十字に交差させた腕を手前に振り上げ、刃物を篠田に向け放った!
「妙な動きをするんじゃあないッ!ドラァッ~ッ!!」

縦になった刃物が、横一直線に並び篠田に迫るッ!
シュギャァァァァンッ!!!!

刃物が篠田の顔手前2m程まで近づいた時、「プラスティックの唇」は一気に刃物の横へとまわり込み、構えていた矢を放つッ!
ズギュゥゥゥゥゥゥンッ!!
矢は刃物を一気に串刺しにした!

カッカッカッカッカン!!
刃物を串刺しにした矢は、矢の先に立っていた外灯の柱へと突き刺さった!
ガスッ!

外灯の柱と「プラスティックの唇」が放った矢は、瞬く間に腐食を始めた!それと同時に、刃物はパキッと音を立てて割れる!

ジュウゥゥワッ・・・!

その様子を見た篠田は「金属も腐食させるのかッ・・!」

「ほぅッ!面白いッ!「プラスティックの唇」とやらは、凄まじい動態視力と反射神経を備えているッ!まさしく動物的ッ!しかし、アンタの弱点は・・弓を構えてから放つ迄のタイムロスが弱点ッ!遅いわッ!!フゥゥゥ~・・ドラァ~ッ!」




618 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/21(日) 16:40:44.62 ID:6v5umzbvO

仁藤は再び刃物を投げ付け篠田を襲う!
「クッ・・これしきのスピードッ!」篠田は公園の生い茂った草むらを走りまわりながら、攻撃をギリギリの所で避ける!

シュギャァァァァン!!
カリカリカリカリッ!
草むらを通り抜ける刃物は、どんどんと植物を刈り取りながら篠田を追い掛ける!そして篠田が逃げる草むらはどんどんと枯れて行くッ!

「ハッハァ~!早熟早熟ゥ~ッ!!」

かろうじて避けてきたが、篠田は肩で息をし始め、動きが止まった。

「クソッ・・なかなかすばしっこい奴!フゥゥゥ~・・しかしッ!「となりのバナナ」は、こんな動きも出来るのよッ!」

「となりのバナナ」は篠田を中心にして、回りを高速で回り始めた!

「ハッハァ~!!どうだい?速いだろう!」

「クッ!・・速いッ!」

その動きは、まるで忍者が如くの速さッ!
「これでは、どこから刃物が飛び出すか見えないはずッ!さすがに動きは見極められないッ!ドラァ~~ッッ!」

「となりのバナナ」が篠田へ刃物を放つッ!

シュギァァァァンッ!




619 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/21(日) 16:44:50.26 ID:6v5umzbvO

「クッ・・動きを見極められないッ!!!!」篠田は顔を強張らせたッ!

シュギャァァァンッ!「クッ・・・!!!」

篠田はギリギリの距離に迫った所で身を屈めてかろうじてかわしたが、その時、仁藤が腕を突き出し奇妙な呼吸と共に手首を「クンッ」と曲げた!「アンタッ・・今のはアンタが避けたんじゃない・・私がわざと避けたんだよッ!」

「何ッ・・!!」

身を屈めたままの篠田は息が切れ動きが取れないッ!そして背後へ一気に刃物が迫ってきた!

「クッ!!避けきれないッ!!!!」

「ハッハ~!たった今この技を名付けよう!!、そうっ!バナナカッターッ!!」

篠田は避けようとしたが間に合わず、篠田の背骨の部分を埋め尽くす様に、刃物は篠田の背中を縦に、一気に突き刺さった!「グワァァァァッ!!!!!」
篠田は身を屈めた姿勢のまま、前へと倒れこんだ!




620 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/21(日) 16:48:00.84 ID:6v5umzbvO

「イエッスゥ!!アンタはスタンドと共に一気に枯れていくよッ!!!さあッ!腐っちまう前に謝りなッ!」


「んッ?」

仁藤が言う。「・・・あれッ!?おかしいッ!!?腐食しない・・・?」

「そりゃそうさ!ここだよッ!!」

「・・へッ?・・おかしいな?背後から声が?・・ヒェッ!!!」

ズゥゥゥゥゥゥン!!

仁藤が振り向くと、篠田と「プラスティックの唇」が仁藤の背後に立っていた!!

仁藤が恐る恐る指差しながら「・・ヘッ!?それじゃあ・・あそこに倒れているのは?・・誰・・?」

「あれは、動くマネキンだよッ!」篠田がそう言うと、「プラスティックの唇」は前脚をあげて立ち上がり、立て続けに蹴りを入れたッ!

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオララァ~ッッ!!」

ドスッ!!
仁藤は一気に蹴り上げられ、地面にたたき付けられたッ!!
「ウウッ・・・ア・・アンタのスタンドは一体・・」

「私のスタンドは矢に射された物を、イメージした生きたマネキンにする能力・・。アンタが投げた武器をマネキンにさせて貰ったわ・・プラスティックは腐食しない。」

「ま・・まさかッ・・そんな能力だとは・・ウウッ・・」ドスッ・・・そう言いながら、仁藤は気を失った。

「文句があるなら、私を本気で潰す気でかかってきなッ!フムッ!!」


・スタンド「となりのバナナ」敗北ッ!


-TO BE CONTINUED→



751 保守るぜっ! 2012/10/30(火) 00:02:17.20 ID:xQ3UfWHM0
>>620
>「文句があるなら、私を本気で潰す気でかかってきなッ!フムッ!!」

篠田さんのドヤっ顔が脳内再生されたw



634 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 11:15:39.88 ID:ilbxoePTO

-続き→

篠田はもしかしてと思い、気を失って倒れている仁藤の背中を調べてみる事にした。

仁藤の背中の衣服を捲くりあげると、「奇妙な生物」は貼り着いていた。
篠田は「奇妙な生き物」を見つめながら、
「やはりこの子にも・・!・・この町には、急激にこういったスタンド使いが増えているのかもしれない・・!!」

珠理奈が「一体・・誰が何の目的で、こんな事を・・」

「フムッ・・スタンド使いは、自然と引き寄せ合うもの・・何れ目的を理解する日が来るかもしれないね・・」


篠田は「奇妙な生き物」を内田と同様の手順で「黒い宝石」へと変え、「害はないだろう」と判断し、「黒い宝石」を「プラスティックの唇」に踏み潰させた。

そして、「黒い宝石」は粉々になった。

気を失った仁藤をホテルの部屋へ連れて行き話を聞いてみると、彼女も内田と同様、1週間程前に背中に痛みを感じる出来事があったと言う。

普段から夜店を出していて、その帰り道の事だったそうだ。そして篠田達を攻撃した事も、本人の意思では無かったらしい。
「「黒い宝石」はスタンド使いを短期間で育て上げ、私達を攻撃する為のプログラムが働く様になっているのかしら・・?」

その後、仁藤を帰宅させ、篠田が「明日は、早速朝から住む家を探しに行く事にしよう。さっきあった出来事もリボンをした彼女達に報告したいし。」と言い、今日の疲れが出たのか、篠田と珠理奈はそれから早々と眠りについた。


-TO BE CONTINUED→

635 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 11:21:55.47 ID:ilbxoePTO
続きは夜ッ

636 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 11:24:00.36 ID:nvqyAunn0
>>635
がんがれ(・ω・)ノ
応援します
 ♪ ガンバレ! ♪

 ミ゙゙ミ ∧_∧ ミ゙゙ミ
 ミ゙゙ミ( ・∀・ )ミ゙゙ミ
  ゙゙\   /゙゙゙
    i⌒ヽ|
    (_) ノ∪


638 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 15:18:04.51 ID:nvqyAunn0
>>637
Good   /⌒)
  Job! / ノ
      / _(__
      |(_(__)
  ∧_∧ / (_ (__)
  (´ー`∧ (_ (__)
 /⌒   人(_(_ノ
`/ 人 i 彡ノ ̄ ̄
||ヽヽ イ
||_|  ヽ
(\) __  \
`\ ヽ |\  ヽ
(__ノ ヽノ\_ノ



642 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 20:02:23.27 ID:ilbxoePTO

-続き→

翌日ッ!

スタンド使い達がこの「秋葉町」に潜んでいても、普段通りの日常は存在するッ!

それはゆいはん達も同様なのだッ!

ゆいはんは、今日も朝から「桜木公園」で待ち合わせをし、キタリエとまりやぎと自転車で「秋葉女子校」へ通学するッ!

まりやぎがゆいはんの顔を見て、何かに気付いた。
「ひょっとして寝不足?」
「・・昨日レタリングやってたら、ついつい夜中の2時まで・・寝不足ですわ・・」
「横山・・レタリングって地味な趣味ね~。まあ、そんな所がいいんだけど。」
「別にいいですやん!」

「昨日バナマヨパン、美味しかったよねー」

「いえ、もう私は食べたくないですわ~」とゆいはんは嫌な顔をしてみせた。


そんな会話をしながら、いつものコースを辿って「ribbon」を通り過ぎ、学校へ到着した。




643 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 20:09:30.10 ID:ilbxoePTO
校舎から少し離れた駐輪場へ自転車を止める。

教室へ入ると、「おはよう」と声をかけて席に着く。ゆいはんは席に着くなり鞄から教科書を出し、机の上で綺麗に揃えて、机の中へ綺麗にしまう。

そうこうしていると、横山の席に峯岸みなみ(通称みぃちゃん)・田名部生来(たなみん)・石田晴香(はるきゃん)・キタリエ達が集まってきた。

実はゆいはん、自身を含んだこの5人で「漫画同盟」なるものを結成しているッ!

はるきゃんは「HUNTER×HUNTER」専門で、自宅の本棚には漫画が500冊並んでいる。彼女の夢は、声優になる事。

たなみんは現代っ子には珍しく「ドカベン」専門。父親の影響を受け「ドカベン」に嵌まったそうだ。

たなみんが「ドカベン」を語るとなかなか熱いものがあるのだが、なかなか皆着いていけない・・。
たなみんは、その熱い想いが伝わらない事が悔しかったのだが、「・・でも、今時ドカベン読んでる女子って私くらいよね・・」と、自覚していた。
しかし、漫画好きなのには変わりない。様々なジャンルの漫画に目を通していた。

みぃちゃんは、基本少女漫画専門なのだが、「名探偵コナン」にはトコトンいれ込んでいて、単行本の表紙を見ただけで内容がわかるほど読み込んでいる。

この日は、「名探偵コナン」の次号で明らかになるであろう犯人予想の会議が行われていた。




644 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 20:13:02.46 ID:ilbxoePTO

ゆいはんの仲が良いクラスメイトには、他にもなかなか個性的な生徒がいる。

アイドルオタクの指原莉乃(さっしー)。
彼女は基本的にアイドルグループ「Cuteな娘。」の追っかけなのだが、アイドル全般を大好きなのだ。アイドルについて語り出すと、早口で話まくり、そして止まらなくなる。

そしてゆいはんとバンド「BABY BLOSSOM」を結成している、大家志津香も同じクラスだ。

彼女もゆいはん同様正義感が強く、そして男っぽい性格。しかし、反面料理上手な面もある不思議な魅力の持ち主。

特に誰が決めたという訳では無いが、バンドのリーダーをいつの間にかつとめている。




646 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 20:30:17.59 ID:ilbxoePTO

授業が進み昼休みに入ると、隣のクラスからバンドメンバーのちかりーなが、ゆいはん、キタリエ、しーちゃんを訪ねてきた。

「ねぇねぇ、今日夜から時間空いてる?実はね、アマチュアのバンドなんだけど、凄いバンドがライヴやるんだって!!
チケット4枚手に入ったから、メンバーみんなで見に行こうよ!」

実は「BABY BLOSSOM」のメンバー達は、評判の良いアマチュアバンドのライヴをよく見に行く。彼女達は、始めたばかりのバンド活動でよくわからない事も多く、いろんなバンドを見ながら、そしてライヴに足を運ぶ事で人脈を拡げて話を聞きながら、学んでいる。

彼女達は、遊びにも真面目なのだ。

しーちゃんが聞く。
「ちなみに、何て名前のバンドね?」

「うーん・・MAD CATZって名前のバンドだそうだけど・・ギターの人がヤバイらしいよ!」

「初めて聞く名前んバンドね。みんな、時間空いとるね?」

するとみんなOKだと言う。
「よしッ!そんなら、今日そのなんとかキャッツば見に行こうかね!うちらも、他んバンドば観てから勉強せんといかん!」
しーちゃんが鼻息が荒く言った。




647 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 21:22:44.71 ID:ilbxoePTO

一方その頃・・

篠田と珠理奈は、「ribbon」に居た。

二人共、朝から住居を探しに出掛けており、秋葉町全体の不動産を仕切っている「秋元不動産」で物件をいくつか見てきたのだ。

候補はいくつか見つけたが、なかなか決めれずにいた。

そうこうして、いくつかの物件を回っていたらお昼は過ぎており、珠理奈がお腹が空いたと言うので、それじゃあ「ribbon」でランチをしよう、となったのだ。

どのみち、昨晩のスタンド使いから襲撃を受けた事を報告もするつもりで、帰りに立ち寄る予定ではあった。

二人はカツカレーを頼み、迷っている物件の話をしていた。そしてそのうちお昼時も過ぎ、たかみなは仕事が一段落したので、二人が座っているテーブルに椅子を一つ持ってきて、席に着いた。

たかみなは座るなり、
「私の事、「みなみ」って呼んでよ。私はあなたの方が年上だから、「麻里子様」って呼ぶから。」

珠理奈には、「私、珠理奈って呼んでいい?私の事、みんなは「たかみな」って呼んでいるから、そう呼んでよ。」

珠理奈は、「では、そう呼ばせてもらいます!たかみなさん!」と元気に答えた。




648 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 21:24:46.13 ID:ilbxoePTO


そして、昨晩のスタンドからの襲撃の話を篠田は始めた。

~~~~~

たかみなは話を聞き終わると、「秋葉町の見えない所で、何者かがスタンド使いを育て、操っている様ね・・・。私達が狙いなのかしら?・・目的もわからない。そして、あの「黒い宝石」・・。

あれでスタンド使いを簡単に育てている様ね・・?私達も何かを突き止めたいけど、まだ手掛かりがない・・あるとしたら、あの「黒い宝石」だけ。」

たかみなは席を離れコーヒーの準備をしながら、

「とにかく、しばらくは気をつけて生活しないと。でも、あなた達が秋葉町に来てくれて心強いよ。」

篠田と珠理奈は、たかみなの素直な性格と「ribbon」店内の雰囲気を好きになってきていた。


649 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 21:43:23.09 ID:ilbxoePTO
そして夜ッ

ゆいはん達バンドメンバーの4人は「ribbon」で待ち合わせをし、ライヴが始まる前に「ribbon」でコーヒーを飲んでいた。

ちかりーなが言う。
「MAD CATZって、レコード会社からスカウトも受けるレベルらしいよ。そして、隣の「なんば町」のバンドらしいわ。」

3人は、「オオッ!そんなに凄いバンドなの?へー、でも、私達バンドの名前も初めて聞くよ!」

「私達、まだ結成して日が浅いからね~。隣町の音楽事情の情報迄は、なかなか入ってこないよ。」

「でも、なんで秋葉町でライヴするんだろ?」

「それが今「なんば町」と、また隣の「栄町」そしてここ「秋葉町」でミニツアー中なんだって。インディーズでミニアルバムを出したから、レコ発記念ライヴツアーらしいよ。」

たかみなが言う。
「へー、アンタ達ライヴ観に行くんだ。いいねぇ・・私も仕事が無かったら行ってみたいねぇ」と、羨ましげに言った。

しーちゃんが、「それじゃあ、そろそろ行かんとでけんね。たかみなさん、ごちそうさま」


650 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 21:46:51.33 ID:ilbxoePTO
-TO BE CONTINUED→

645 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 20:24:25.15 ID:nvqyAunn0
漫画同盟キター\(^o^)/ー!
しーちゃんはやっぱ船の操縦と潜水居れて欲しかった(笑)


651 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 21:48:44.13 ID:wF8pETmM0
٩(๑´ω`๑)۶

652 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 22:02:23.38 ID:V6hh3LaG0
黒幕がわかった気がするけど楽しみにしてるよ!

653 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 22:12:10.97 ID:ilbxoePTO
>>645
忘れてましたf^_^;悔やまれますッ

>>651
いつもありがとうございますッm(__)m

>>652
どうもありがとうございますッ!最後までお付き合い頂けたら幸いですッ
m(__)m

654 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 22:15:56.88 ID:nvqyAunn0
>>653
どっかで潜水と船の操縦で活躍してほしい(・ω・)ノ

655 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/22(月) 22:31:42.53 ID:ilbxoePTO
>>654
ご意見ありがとうございますッ!参考にさせていただきますッ m(__)m

656 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/22(月) 22:33:58.85 ID:nvqyAunn0
>>655
ゆいちゃんのダルマ落としキックも使って欲しい(・ω・)ノ沢山さーせん(つД`)

665 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/23(火) 17:55:48.02 ID:jrxvnplpO
>>653
バンドの仲間が知らない特技があっても不自然じゃないから後から差し込んでもOKだと思います

669 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/23(火) 23:01:19.03 ID:cgjh00b80
サンライトイエローオーバー保守ッ!

670 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/23(火) 23:11:20.08 ID:wJWkFihs0
マジシャンズ・レッド!


671 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/23(火) 23:31:30.80 ID:L0gOl2t2O
デス・サーティーン

673 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/24(水) 01:35:15.82 ID:yg2PGlHy0

  /    \:::::::::::::__::::::| r「fl_l|::::::彡ノ:::::::::/
 /   .書     V´ ̄ヽ:ハ:::| 「L  l|::/::rニヽ::::|   保・
./    込    ’,   }: |::| l  _」⊥ ニ{()) }::::l   守・
    み      i_ ∠ ‘-‐  ̄(_…::/∧_ノ::;ハ   の・
     .だ      l_,.. -‐ ::: ̄;:::::’::/イ::;::ヘ:::::\
     ぜ      ;  ヽ:::::::::;::::’:::;::::’:: _ニ¨´  V:::l´`フノ ̄:l、
 ヽ         /  /::;>’: イr‐弋zソフ¨::l  ∨ ’)リ/ |:::::::l
  ,.\    / />’ i i´ \`二 ̄´__l:::l   r–‘ ./::::::::l l
  /`>-、L_ イ´:::/l i   ’,     l:::l    ト-一’\::://
 、二二>'”´ヽ::l V´ | l    /     l::::l   |   _ //
          `/’, {__ L..、’      l::l:l   l /  `ヽ:::
       ,  ‘::::::::ハ. `ー‐‐’       l::l{  /l  ィフ ̄ヽ
     ,.ィ’::::::::::/ ∧ _に二ニ -   l::l / l /::::::/|
     /::::::::::::<  / / ノ)—一    レ’  /::::::::/  {
.   /:::::::::::::::::ヽ /`¨ /         /: : /:::::::::::::{  lニ
.   ,’:::::::::::::::::::/ヽ _/__’,     /: :  /:::::::::::::::::∧  ヽ
   ;:::::::::::::::/  ,.-─‐┬-ヽ– ‘: : :   ハ::::::::::::::::/ ハ__,ノ!
   l:::::::::::/ヽ / l    L__ノ! l\    ∨:::::::::::::l  { r‐‐|
.  /:::::::::/ ./    >-─‐一’  l  丶    ∨:::::::::::\/  ./ノ
 ::::::::::::/ /l    //ヽ、 |──—ヽ..___∨:/::::::{  /´
 :::::::::::l ノ /l ̄ ̄¨7丶、.l           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 :::::::::::{ /     _、   /\lナマ! _夂_ __マ< __∟ 白卩 |
 ::::::::::〈  ,.ィ´ ̄ ̄\>‐–‘ 工.  ホ  ノ手ヽ,ハ\レく|┘!
 ::::::::::::∨ l     /\                       |


708 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/27(土) 00:41:11.34 ID:+HZ8TfoK0

.            ト、        ∧
          l ∧    _l |
          |_l__У ̄::::::::: ̄:::::丶、
.           /rr┬ rr‐,、_:::::::::::::::::::::\    『 ノニ7l l __ノ / l l 、___
         (_{_ししLL{_(_(^ト、_:::::::::::::ノヽ     _ノ    | /  \    ゚
          l/l : : l: :/: : `:<ノ)::::::::::::::::ノ      ノニ7l l r┴┐‐-
   __    /: : l : : l:/ : : /: :/^ー—-f´: |     _ノ    _ノ  __/ 』
 イ´ \`ヽ. /: r‐〈: }: |: : : /: :/       ヽ: :ヽ
 \二:二>:’: : :l へ\:!: : :l: :/–、 、   /ハ: : :\  こいつの攻撃方法が…
 : : : : : : : : :_:/:l (_r’ |: : :l:,’ rtrテぅ‐’ ,ィチ!: :ヽ: :   「保守」なんて
 : : : : : :  ̄: : : :/ヽ__ヽ !: : ll (O)´  i,-|`7: : :|、:    どーでもいい…
 : : : : : : : :_:_:/ : : / `l.l : : l!  / r’___}/:l: : :l
  : : ‘´ ̄: : : : : : /  ,ハl : : l   、_ー_ノ: i : : l
  /: : : : :_:_:> ´r 、 /。!.:.∧  ー–イ: : !: : ハ
  : : /|    (:::ノ   V: : :.\ー–く : :ll: :/: :’,
   :/o:::|  ・       / \: : : :\ :/´〉:’, : : : :
   l:::o:::L __    l/    \: : : :丶/ : ヽ: :_
.   !::::::::::o:::::::::`ヽ \-──- 、>- :`_: :ー:-
   :::::::::::::::::o::::::::|\/      ` <  l ̄ ̄
   .:::o::::_:::::::::::l  }   「 二二ニ `寸
    ´ ̄\__,>、!   l   | ヨ ヽ l 「ト、 !
     /  \ \ .l ヽ  ̄  | | l |ノ  }
    <f::ラ    ∨V   ) <^´___,ノ
     \   /ヽ|   /    o´   o/
       \/ (:ぅリ  }  __   _ j
    `ヽ./ \  /!  〈  ー‐’  ´ーイ
     .\__/| ヽ  )  O  /l ゚/
       ̄__/二)\ \    /l::| /
      / `ヽ,-‐ヽ,\_> –〈 ̄ラ ___
          し’_ノ_ノ_ノ_)_)リフ ̄/ `ヽ ヽ__)
            /__r─一 ´   _ノー一’
       ───一’´:::::::ヽ:\    \__
        :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|      \\
       ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ       __/


709 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/27(土) 00:45:06.02 ID:+HZ8TfoK0

    /::::/:::::/:::::`ーラ:::::::::::,.ィ:、\ヽ.
    ,’::::;’:::::/:::::::/:::::::{:_;.ィ:´ヽ._::::):::’;:ハ
   ;:::::;::::::;’:::::::/:::::/:i::::i::l::ヽ::::l::::::::i:::’,  オレは
 .  i:::::i::::::i::::::::l:::/l::::::l::::l:::l::::::i::::l:::::::l::::i  必ず帰ってくると
 .. l::::::l::::::l:::::::::i’:::l::::::l::::l:::i::::::l::::l::::::i::::;i  思ったから保守したんだ
 .  !:::::l::::::l:::::::::l::::l::::::i::::l:::l:::::l:::リ:::::i:ノil  
 .  l:::::!l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥ –‐ スィi::!
    l::::l:l:::::l:::::::::::ヒォ::ァ‐ミヽノ ,ィtチ_ノl::l   後悔はない…
   l::::l::i:::::l:::::::::::lヽー’´/  l`¨  i::l
    `ヽ\:::l::::::::::::’,      ,. 、!   /::リ
    |.\::::’;:::、:::::ハ      ソ /::/l
   /.i. h丶、:::ヽ::::’,     ヽイ ,’:::/
 /  ’, ヽh ` <:::::゙、 ‐ “¨ ノ/-V
   / \ \ト.、 `マ^、 `¨´./ヽ
  /.    丶、ヽ- ニ/`゙ ー ‘ ./i
    r‐ ¨ ̄  ̄ ̄//ヽ |  / l
 .    i  i’⌒¨ ‐一’、  l i  l l
  \ \ \     ‘, .//  l l


719 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/27(土) 22:36:42.63 ID:ktcJlzd2O

-続き→

ライヴハウス「AKIBA AX」へ到着ッ!

「AKIBA AX」は秋葉町唯一のライヴハウスで、ゆいはん達が利用している「AKS」が最近経営を始めた。

実は、この「AKS」が経営に携わる前にも同じ場所にライヴハウスは存在したのだが、音楽人口の少なさから経営不振を繰り返し、経営者は過去に4度変わっていた。

なにせ田舎町の為、ここ秋葉町でバンド活動をしている者は絶望的に少なかったのだが、ここ最近のガールズバンドブームで秋葉町の音楽事情は変わった。

以前の秋葉町の音楽事情はといえば、一部のおじさん達が渋目の音楽を細々とやっているか、若者はアコースティックギターのデュオが少々いるかといった具合だった。

しかし、最近の女子高生や社会人のガールズバンドブームで、一気にエレキギターを持つ女の子が増えたのだッ!

いまや、ギター片手にスタジオに出入りする女の子達の姿に違和感はないッ!




720 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/27(土) 22:40:02.95 ID:ktcJlzd2O

そして、ガールズバンドブームと同時に、日本はアイドルブームにも突入していたッ!

この2大ブームのおかげで秋葉町の音楽界は一気に活気づき、ライヴハウスの経営は過去に比べ驚く程安定している。

スタジオで練習を重ねミュージシャンを目指す者達、アイドルを目指す者達まで出てきた。

ちなみに半年前に、この秋葉町からアイドルが産まれている。

その名を、通称まゆゆこと「渡辺麻友」。

彼女もやはり、デビュー前にはスタジオ「AKS」にて自己の音楽的技術を磨いた一人だ。

秋葉町発のアイドル「まゆゆ」はデビューして僅か半年なのだが、歌は勿論、ドラマ、映画、CM業界でも引っ張りダコの、既にトップアイドルの存在ッ!

とにかく秋葉町のライヴハウス、「AKIBA AX」は今日も大盛況なのだッ!




721 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/27(土) 22:42:38.37 ID:ktcJlzd2O

BABY BLOSSOMのメンバー達は入口に到着すると、全身パンクファッションでキメた受け付けの女の子、(みんなは彼女を「あみなちやん」と呼んでいる。)にチケットの半券を切ってもらい、中へと入った。

中へ入ると既に満員で、前座のラップヴォーカリストを従えたハードな演奏のバンドが前座を演っている。

そのバンドのヴォーカリストは女子プロレスラー風の格好をしており、意味不明なラップをハイテンションで披露しているのだが、それを見たしーちゃんが

「あれッ!?あれ歌いよっと小森じゃなかね?」

小森とは同じ学校の後輩「小森美果」の事である。彼女は学校では身長が高い方で、更にプロレス好きのラップ好きという、女子では異質な趣味と目立つルックスで少々有名人なのだ。

話し方も個性的で意味不明な言葉を突然発し、なかなか掴み所が無いのだが、魅力的である。。
そんな小森がハードラップバンドを演っているとは、メンバーの誰も知らなかった。

しかし小森のラップはなかなかの物で、そのルックスも手伝ってかなりの存在感を放っている。




722 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/27(土) 22:45:25.04 ID:ktcJlzd2O
「£¢≒‰%%\$&?~!!!-
「WOOOOOOOOOッ~!!!!」
会場もなかなかの盛り上がりを見せ、小森のハイテンションなラップが会場のボルテージをどんどん上げていくッ!

「小森最高~ッ!!!」

だが、ハイテンションでラップを披露していた小森のラップが突然止まったッ!

会場は何が起ったのか理解出来ていない。

すると突然、小森が泣き出した・・・

「クゥーンクゥーン・・・」

会場はざわつき始めた。

「小森どうした~!?」
「こもりん大丈夫~?」

小森は言った。
「みんなごめんね・・・歌詞忘れた・・クゥーン・・・」

会場は何だとばかりに爆笑に包まれ

「何だ~その泣き声は~(笑)」
「小森~頑張れ~!!!」と、声援が飛び交う。

メンバーも小森に声援を飛ばしたッ!
「小森泣くなッ!!良かならしーちゃんが替わってやりたかよ~!!頑張らんね!」
「小森頑張って~!!」




723 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/27(土) 22:46:56.19 ID:ktcJlzd2O

そんなアクシデントもあり、「美果 with ペディ・グリー」の演奏は終了したッ!

「まさか、小森がバンドまで演ってたなんて・・!!」
「でも小森、前からラップ上手かったからね~。よかったよ!」

そんな会話が交わされながら、MAD CATZのメンバーがステージ袖から出て来た。

「あれッ!?あの子達?」
「あッ!AKSで練習してたメッチャ上手かったバンドじゃんッ!!」

メンバーが各ポジションにつき、ギターを持ったヴォーカリストが挨拶をした。

「今晩はーッ!!なんば町からやって来ましたMAD CATZです!こんな沢山集まって貰っておおきにー!」

ちかりーなが言う。
「そうか~MAD CATZって、あの子達だったのね~」

会場からは、既に声援が飛び出している。

「さや姉~ッ!!!」
「待ってたぜ~ッ!!!」

ゆいはんが「凄い人気ですね~」というと、「スカウトも注目するバンドだからね~」と声援の中、ちかりーなが言った。

「それでは飛ばして行くよーッ!聴いて下さい!「Girls be Ambitious」ッ!!!」


-TO BE CONTINUED→


727 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/28(日) 01:07:03.39 ID:aygotK470

ー-ニ _  _ヾV, –、丶、 し-、
ニ-‐” // ヾソ 、 !ヽ  `ヽ ヽ
_/,.イ / /ミ;j〃゙〉 }¦ } ハ ヽ、}
..ノ /ハ  〔   ∠ノ乂 {ヽ ヾ丶ヽ    ヽ
 ノノ .>、_\ { j∠=, }、 l \ヽヽ ‘,  _ノ
ー-=ニ二ニ=一`’´__,.イ<::ヽリ j `、 ) \
{¨丶、___,. イ |{.  |::::ヽ( { 〈 (    〉
‘|  |       小, |:::::::|:::l\i ’, l   く  君の保守を聞こうッ!
_|  |    `ヾ:フ |::::::::|:::|  } } |   )
、|  |    ∠ニニ} |:::::::::|/ / / /  /-‐-、
トl、 l   {⌒ヽr{ |:::::::::|,///        \/⌒\/⌒丶/´ ̄`
::\丶、   ヾ二ソ |:::::::/∠-”´
/\\.丶、 `”””′!:::::::レ〈
   〉:: ̄::`’ァ–‐”゙:::::::/::::ヽ
\;/:::::::::::::/::/:::::::::::://:::::〉
::`ヽ:::ー-〇’´::::::::::::::::/-ニ::::(
           /    \


728 保守るぜッ! 2012/10/28(日) 01:57:57.35 ID:F3WsIoOL0
小ネタたまらんなw

735 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/28(日) 22:04:57.60 ID:aygotK470

            r 、 (_, )-、 _
          、 __し )イ/ノi fくりヽ
  .        ノl / / l´ ハ } |l ∧
          〈 | i ト、 \| j/ リ |リ
         __L、>─ 、lレ┴くノ ノ(,ヽ   このスレを落とす事はできない
  .       /,..ヽ/ __  | r::.、 } //,ノ
  .       { ::j ! (::::j j、ー’ ノ∨_/f_`i     その点に関しては
          `ー‐ト、ー一’  ̄,. -= レ{リノ            ヽl   ┬┬
          ヽfトtゥ、 ィrtテラ r-イ )     ぼくは ノ乂ン 夕 ヒ だ…
            ヽ ̄’ |   ̄ i ; |::}リ
              \ヽ_’__   / /:/|ソ、
               ノ:l\ー ./ /://1}リ
    / ̄\‐:::: ̄::::l::ト、 ニ´|  |:/rf/:::\
   / ̄\   ヽ::::::::::::ヽ\___ノ  |:し’:::::::: ` ー─<\
    |:::::::::::::i   i::      ,ィr。::|  \マニミ、     ヽハ
   l::::::::::::::!  }ノ    rf⌒V   ;´   V}     i│
.    ヽ::::::::/   j:::/  (d        :    ト{     l |
    |:::::::::\  :ハ _ 叭      :   厄     レ
.     ト:::::::::::r   ∧o(ヽ oヘ、     , イシ __   /
.    |::へ:::::\  ∧::)d ヽじへ、ニ:::/チ´ /xO:::∨:|
     ‘;:!  \`ヽ ∧oノ   `^i!  |l´  / /o`大ノ:ノ!
     V   ヽ    ∨:::.  /:::l} h  l i| o フ./::/:l
      ∨:::::\    ‘;:::::::::::::::/l} リ::/ヽヒ∠ィ:/:::i
.      }::::::::::::ヽ.   V:::::/  イV/  /|:::/


737 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/29(月) 00:39:19.34 ID:Pl8TokydO

-続き→

ジャァァアアアアアンッ!!!!!

「何て演奏能力の高いバンドなんだッ!それにも増して、この楽曲のインパクトッ!リフも最高だぜ~ッ!!」
「WOOOOOOOOOO~!!」
「さや姉最高~ッ!!」
ドドドドドドドドッ!!

イントロからオーディエンスの心を掴んでいるッ!演奏能力の高さはとても若者とは思えないレベルに達しており、バンドの息もピッタリ、いや、それ以上だッ!そしてこれは努力や経験からも経られない、まさしく才能のそれッ!!

「スゲーッ!こんなバンドが「なんば町」にいたのか~!!知らなかったぜ~ッ!!」
「相変わらず最高~ッ!」

観客は、ここ秋葉町の若者となんば町の若い男女が入り交じっている様だ。

MAD CATZを初めて体験する者、そして知っている者が会場に混在していたッ!!

「WOOOOOOO~ッ!!!」

楽曲は勢いを増し、力強い安定したリズム隊によりどんどん進んで行き、ギターソロに突入するッ!!



738 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/29(月) 00:40:44.02 ID:Pl8TokydO

ギュィィィイイインッッ!!!

「何だこのギターソロはッ!!こんなに聴く者を引き込むギターソロが存在するのかッ!!」

「さッすが!さや姉ッ!俺達に出来ないソロを平然とやってのけるッ!そこに痺れるゥッ!!」
「憧れますわ~ッ!!」

演奏能力の高さや、楽曲の質の高さ以外のステージパフォーマンスも相当なレベルだッ!!なによりこのバンドは「魅せる」パフォーマンスを迫力ある、そして安定した演奏レベルの中で楽しそうにこなしているッ!!

ゆいはんが「凄いバンドですね~。私達もこんなんなれたら、めっちゃ最高ですね!」と言った。


ライヴはどんどん進んで行き、どうやら終盤に近付いた様だ。ここでMCが入る。

「今日は初めての秋葉町でのライヴなのに、みなさん温かく迎えて貰って、どうもありがと~。あれッ?」

さや姉ことヴォーカルの山本彩がゆいはん達を見て、何か思ったみたいだ。
ゆいはん達メンバーはお互い顔を見合わせ、「なになに?どうしたの?」といった様子だ。

「こないだスタジオに居てた人達やん。観に来てくれたんだね。おおきに!」

「えーッ!私達がスタジオ覗いてたの気付いてたんだ!」
「あの時はガッツリ見とれてたからねー、さすがに気付かれたんだよ。」

「それでは最後の曲です!「モノクロmap」ッ!」

ジャァァァアアアンッ!


-TO BE CONTINUED→

749 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/29(月) 22:56:11.00 ID:Pl8TokydO
-続き→

ステージのさや姉は輝きを増し、激しいステージングで魅せるッ!

MAD CATZは、まさしく同世代の女の子達 の憧れの的ッ!

ゆいはん達はMAD CATZのステージを観て、感激した。そして会場のオーディエンスは男女問わず、音楽の素晴らしさをあらためて実感させられたッ!

「ライヴハウス AKIBA AXへようこそッ!!!」

さや姉がギターソロを弾きながらオーディエンスを煽るッ!

「さや姉最高~ッ!!」

ジャァァァアアアンッ!
「AKIBA おおきにッ!また来るわ~ッ!」

こうしてMAD CATZのライヴは終了した。


ライヴが終了すると、ゆいはん達はお酒は飲めないので最後列側のバーカウンターでジュースを頼み、皆が談笑している中へ紛れ込んで、今日のライヴの感想を語り合っていた。

「やっぱり前向いてギター弾く練習しないとダメだよね!」
「それもあるけど、ヴォーカルも動かなきゃダメだよ!」
「ドラムは身体の軸が安定していると、あんな風にタムもまわせるんだね~」
「ベースは、あのウニャウニャ~って指で弾けると音が違うんだね~」

そんな話をしていると、小森がゆいはん達の所へやって来た。

「クゥ~ン・・・」
小森はまだ泣いている。

「小森ッ!アンタ、バンドやってる事、何で隠してたの?」と、ちかりーなが聞く。

小森は突然泣き止み、「いや、なんとなくですけど、バンドやりたいなと思って・・それで、今日の初ライヴに向けて結成したんです。バンド名は、小森の必殺技「ペディ・グリー」から取ったんですよ。」

どうやら、思い付きで始めた様だ。

「アンタは、本当に何を考えとるかわからんね~。」としーちゃんが言った時、さや姉がゆいはん達の所へやって来た。


750 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/29(月) 23:09:07.10 ID:Pl8TokydO
「今日はありがとう!みんなの事覚えてたよ!あんなガッツリスタジオ覗く人って、そんなおらんやん!」

キタリエが申し訳なさそうに頭に手をやり、「どうもすみません。凄いバンドだなーと思って私達、ついつい魅入っちゃってました。」

「そうだったん?嬉しいわ~。そんなたいした事あらへんよ。」

「いえいえ・・最高でした!」

「おおきに!あ!そうだ!私達、同じガールズバンド同士!打ち上げ参加せぇへん?ここでこれから打ち上げするから、一緒にご飯しよ!ネッ!」

キタリエが「やった~。ご飯ご飯!」と喜ぶ。

キタリエは、本当に食べる事が好きなのだッ!
そして、メンバーはいまさらの事実に対して驚く事はなかったが、凄く微笑ましかった。



752 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 00:16:24.82 ID:wzS0rXWP0
差し出がましいようですが誤爆してたようなので貼っておきますね

816 名前: ◆0jqEjkVN4s [] 投稿日:2012/10/29(月) 23:56:57.40 ID:Pl8TokydO

打ち上げには、小さい四角のテーブルをいくつか繋げ合わせ、大きなテーブルの形を作った。

打ち上げ参加メンバーは、MAD CATZのメンバー4人と、BABY BLOSSOMのメンバー4人。

「美果 with ペディ・グリー」のメンバーが2人(小森はテレビでプロレスが放送されるという理由で帰宅ッ!)。
そして、MAD CATZスタッフ2人(アマチュアながら、マネジメントスタッフと楽器を管理するスタッフが着いていたッ!)、それに「AKIBA AX」のマスターと受け付けの「あみなちやん」の14人だ。

テーブルの上には出前ではあるが、ピザやフライドポテト、サラダ、から揚げなどのチープな料理。

しかし、打ち上げという空間での会話が楽しいのだ。料理の質は関係無い。
キタリエは相変わらず食べてばかりで、たまに会話に参加しては、また食べるの繰り返しだ。

ゆいはんは、MAD CATZのドラマーとドラムの話をしていたのだが、その時、さや姉が

「あ、から揚げにレモン絞っといたで!」

と、言った。

すると、ゆいはんが突然「みんなに断り無くから揚げにレモン絞るって、間違ってると思います!レモン絞らないで食べるのが好きな人だっていると思うんです!」と真面目な顔をして、さや姉に言った。

唖然としたさや姉は、しばらく動きが止まったのだが、しばらくすると笑い出し、「ゴメンゴメン!そうやね~!レモン絞るの嫌って人もいるいる~!ゴメンな!でも、アンタみたいにハッキリ言える人好きやわ!」と、さや姉はゆいはんを気に入った様子だ。

ゆいはんはなんだか恥ずかしくなり、「ちょっとコンビニで、みんなにお菓子でも買ってきますわ。」と、そそくさと出て行った。

その後を追う様に、さや姉が「私もついてく!」と、ゆいはんを追い掛けて出て行った。

そんな二人を見て、みんなは楽しそうだった。


753 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 00:23:57.09 ID:wzS0rXWP0
どうしたらいいんだ・・・

822 名前: ◆0jqEjkVN4s [] 投稿日:2012/10/30(火) 00:20:07.65 ID:hPWqhGAUO

ゆいはんがコンビニに向かって歩いていると、さや姉が後ろから追い掛けて来た。

「ちょっと待ち~な~」

ゆいはんが後ろを振り向くと、さや姉が走って追い掛けて来ていた。

「山本さん。」
「一緒にコンビニ行こうよ、な!」

そうして、ゆいはんとさや姉はコンビニへと一緒に歩く。

「山本さん、今日格好よかったですよ。私達も、あんなんなれたら楽しそうですよね。」

「バンドは経験重ねなアカン!でも、1番は楽しく演ることや!」

そんな会話しながら、二人で夜道を歩いていく。

「AKIBA AX」から1番近いコンビニは、「NOT YET」というコンビニが近い。
そのコンビニへ向かうには、ここ「AKIBA AX」付近は田舎のちょっとした飲み屋街を通り抜けなければならない。

この通りにはダーツバーや居酒屋、ちょっと洒落たバー等が並んでいる。

街には気持ちばかりのネオンが光り、空は田舎らしく星が綺麗に見える。

この秋葉町で唯一の飲み屋街だが、そこはさすが田舎、人気は少ない。

そうして歩いていると、小さいビルとビルの間でなにか小さい物が動いているのに、ゆいはんが気付いた。

「あれ?なんですかね?ネコ?」

シュッ!!
「キャアッ!」

顔を出したのはネズミだった。飲み屋街など、街中にいるネズミはサイズが少々大きい。食べ物に困らないからだろうか?それで、ネコと間違えたのだ。

「デッカイネズミやな~!ネコかと思った!」

さや姉も、ネコと間違えた様だ。

そうしてネズミに驚いた二人は再び歩く。


754 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 00:29:36.07 ID:RHRDvxsJ0
突然ですが【ゆいさや】横山由依×山本彩 ★2 にこちらの原稿が流れてますので
よろしく対応願いますー


755 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 00:37:14.78 ID:hPWqhGAUO
>>753
>>754

すみませんッm(__)m作者ですッ!誤爆に今気付きましたッ!ゆいさやネタを書きながらゆいさやスレに誤爆ッ!寝ぼけてましたッ!親切なみなさん、ありがとうございます
m(__)m

756 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 00:41:30.90 ID:wzS0rXWP0
>>755
気付いてくれて良かったです
楽しみにしてますので頑張ってください!

757 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 00:41:39.09 ID:hPWqhGAUO

ゆいはんがコンビニに向かって歩いていると、さや姉が後ろから追い掛けて来た。

「ちょっと待ち~な~」

ゆいはんが後ろを振り向くと、さや姉が走って追い掛けて来ていた。

「山本さん。」
「一緒にコンビニ行こうよ、な!」

そうして、ゆいはんとさや姉はコンビニへと一緒に歩く。

「山本さん、今日格好よかったですよ。私達も、あんなんなれたら楽しそうですよね。」

「バンドは経験重ねなアカン!でも、1番は楽しく演ることや!」

そんな会話しながら、二人で夜道を歩いていく。

「AKIBA AX」から1番近いコンビニは、「NOT YET」というコンビニが近い。
そのコンビニへ向かうには、ここ「AKIBA AX」付近は田舎のちょっとした飲み屋街を通り抜けなければならない。

この通りにはダーツバーや居酒屋、ちょっと洒落たバー等が並んでいる。

街には気持ちばかりのネオンが光り、空は田舎らしく星が綺麗に見える。

この秋葉町で唯一の飲み屋街だが、そこはさすが田舎、人気は少ない。

そうして歩いていると、小さいビルとビルの間でなにか小さい物が動いているのに、ゆいはんが気付いた。

「あれ?なんですかね?ネコ?」

シュッ!!
「キャアッ!」

顔を出したのはネズミだった。飲み屋街など、街中にいるネズミはサイズが少々大きい。食べ物に困らないからだろうか?それで、ネコと間違えたのだ。

「デッカイネズミやな~!ネコかと思った!」

さや姉も、ネコと間違えた様だ。

そうしてネズミに驚いた二人は再び歩く。




760 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 01:07:41.35 ID:hPWqhGAUO

会話を交わしながらしばらく歩いていると、さや姉がゆいはんに言う。

「ねえ?なんか後ろから誰か着けて来てる気がせん?」

ゆいはんがハッとして後ろを振り返ると、さっきのネズミが後ろ3m程の距離にいた。

「さっきのネズミ・・」
ゆいはんはホッとした。

「このネズミ、お腹空いてるんかな~?」
さや姉が言う。

ゆいはんは、「この辺は食べ物も多いから困りませんよ、行きましょう。」と言い、再び歩きだした。

しかし、しばらく歩くと、ゆいはんも同じ様な気配を感じた。

今度はゆいはんがさや姉に聞いてみた。「何か、また後ろに気配を感じますね?」

さや姉は「うんッ!またネズミかな?」

二人が同時に振り返ると、再びネズミが居るッ!

ネズミは二人と目が合うと、「チユウ」と鳴いた。
すると、カラフルな小さい丸い物をネズミが放射線状に発射してきたッ!

「ネズミのスタンドッ!?」

ゆいはんは咄嗟にスタンドを発動させるッ!「偶然の十字路ッ!!」
ズギュゥゥゥゥンッ!!

「ドラララララッ!!」

パシパシパシパシパシッ!!!!

偶然の十字路は物凄い速さで、襲いかかってきたカラフルな丸い物を全て捕らえたッ!

偶然の十字路は捕らえた物を手の平を開いて見てみる。すると、無数の「これは・・・飴玉なの・・?」

すると、隣にいたさや姉は震えながら驚いた顔をしてゆいはんのスタンド「偶然の十字路」を指差しながら言った・・

「ゆ・・幽霊・・?」

「!!!!山本さんにスタンドが見えているッ!!!・・すると・・?ウッ!」
手の平の中の飴玉らしき物が溶けはじめ、偶然の十字路の手の平も溶け様としているッ!

偶然の十字路は咄嗟に手の平の飴玉らしき物を離し、ダメージは最小に抑えられたが、同時にゆいはんの手の平も少し火傷をおっているッ!

再びネズミが「チユウ」と鳴き攻撃してきたッ!

「山本さん、危ないッ!」
「ドララララララッ!!」
次は偶然の十字路が拳で弾き返したッ!

「このスタンドは一体ッ!!!」


-TO BE CONTINUED→

764 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 06:38:03.35 ID:ytAoQ9Md0
チユウwwww

765 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/30(火) 06:53:54.64 ID:ZPZc7E9y0
もうチユウでわかるw
背中見せたらスタンドに喰われて死ぬ奴出てくるのかな


773 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 21:58:08.88 ID:hPWqhGAUO

-続き→

ネズミの姿をしたスタンドが存在する事に驚くゆいはん。

「こんな形のスタンドまで存在するとは・・ッ!それに山本さんには、私のスタンドが見えているッ!?でも山本さんの様子を見ると、何故かスタンドの存在を知らない感じだし・・これは一体・・?」

さや姉は、ゆいはんの「偶然の十字路」を見て怯えた様子だ。

「ねぇ・・これ、何なん?それにあのネズミも様子が変だよ!」

さや姉が、少し震えた声で言う。

ゆいはんが「山本さんッ!山本さんはスタンドを知らないのッ?」

「なになに!何の事ッ!全然わからへんよ!」

やはり知らない様だ。だが今は、明らかに危機的状況ッ!!さや姉にも危害を加えてしまう!
「本体を早く探し出し、叩かないといけないッ!」
現在の状況は、両脇に2階建ての小さなビルが建ちならんでいる!道幅は舗道を含め、車2台がギリギリ通るくらいの幅ッ。およそ3mと少し!
スタンド使いの射程距離を考えると、建て物の中から攻撃してきていると考えるなら、両脇に並ぶいずれかの建物の入口あたりがギリギリの距離なはず!そこから攻撃している可能性が高い!

ビルとビルの間からこちらを伺っている可能性はどうかッ?スタンドの射程距離を5mと考えるなら、せいぜい私達から見える両脇の裏路地2本のみ!
ゆいはんは咄嗟に考え、ある結論に達した!

「山本さん!こういう時は・・・・急いで逃げましょう!」
ダッ!!




774 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 21:59:50.55 ID:hPWqhGAUO

ゆいはんはネズミに背を向けさや姉の手を取り、ネズミのいる反対方向へ走り出した!

そして、走り出したゆいはん達をネズミが攻撃するッ!

「チユウチユウチユウッッ!!!」
ズドドドドドドッ!!

ネズミはゆいはん達の背中に向かって、無数の玉を放射線状に放ったッ!

しかし、スタンドの攻撃範囲を既に超えていたのか、ゆいはん達には届かなかった!

ゆいはんは走りながら思った!「真っ直ぐ走り抜けていると、スタンド使いは必ず姿を現すはず!そして、早く街中を抜けないといけないッ!建物ばかりの場所では、相手のスタンド使いの姿を見つけられないかもしれない!」

実は、ゆいはんは足が速い!
子供の頃に毎年参加していた町内駅伝大会などでは、ほとんどが優勝か2位だった!

しかしわずかな距離しか走っていないにもかかわらず・・・「山本さんッ!?」

「ハアッハアッ・・もう・・走れへん・・」
さや姉がバテているッ!

しかし無理もない。ライヴを長時間こなし、さっきはゆいはんを走って追い掛けてきたのだ!




775 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 22:04:26.99 ID:hPWqhGAUO

ゆいはんは、どうすれば良いかわからなくなったが、しばらく真っ直ぐ走り抜けた後に路地裏の方へと曲がり、「もう、逃げ切るしかない!」と考えた!

もう、自分達がどこにいるかすらもわからない程必死に逃げた!
しかし、ある時、さや姉の足が止まってしまった!
「ハアッハアッ・・もう無理や・・!」さや姉はそう言うと座り込んでしまったのだが、

「でも、ここまで逃げ切ったからには、多分大丈夫です!」と、ゆいはんが言う。

そして座り込んださや姉が、ゆいはんに聞いてみる。「ねぇ、さっきの幽霊みたいなの何だったん・・?」

「あれを、私達はスタンドと呼んでます。言ってみれば、自分を守ってくれる特殊な超能力を持った守護霊みたいな存在かもしれません。その人の持つ精神エネルギーで、能力や姿は変わってきますが・・山本さんも、そんな能力があるみたいです。」

「えっ!嘘ッ!?」

「本当です。スタンドの姿は、スタンドの能力を持つ人にしか見えません。」

「うちにも、そんな能力がッ!?」
さや姉は、両手の手の平を見ながら言った。

すると、突然ゆいはんの後ろを指差し、

「ハッ!・・ネッ・・ネズミが出ッ・・また出てきたでッ!!」


776 ◆0jqEjkVN4s 2012/10/30(火) 22:09:01.61 ID:hPWqhGAUO
「ウッ・・!」

ゴゴゴゴゴゴゴッ・・・
ネズミが再び目の前に姿を現した!
「山本さんは私が守りますッ!偶然の十字路ッ!!」ズギュゥゥゥン!!

さや姉は再び出現した偶然の十字路の姿に驚く!
「出ッ・・出たッ!でも、金閣寺みたいに綺麗な色や・・」

そこへ、突然声が聞こえてきたッ!しかし、姿は見えない!
「フフッ!「とも」の可愛いチユウちゃんの攻撃はいかがかしら?」

ゆいはんが「どこにいるんですかッ!出て来て下さいッ!」

「そう易々と姿は現せないわよ!フフッ!アナタ達、もう走れないみたいね?とものスタンド「キャンディー」は小さいけど手強いよ!」

ネズミの目は赤く光り、先程より鋭い顔立ちに変化した!

「クッ!!」ゆいはんは、不気味な顔に変化したネズミを更に警戒したッ!

「さあチユウちゃん、その子達に披露してあげなさい!キャンディー・スプラッシュッ!!」

ドドドドドドドッ!!!


-TO BE CONTINUED→



778 名無しさん@実況は禁止です 2012/10/31(水) 00:37:06.22 ID:2yUhpW4L0
肉芽抜きのシーンがあるのでせうか

そしてチユウはんも「にくめないヤツ」になるw


789 保守るぜっ! 2012/11/01(木) 00:31:24.62 ID:wc2byN3R0
この小説で初めての二期生登場かな?

俺の勝手なイメージでは二期生って強そうなメンバー多いんだよなぁw
ハンター×ハンターで言う幻影旅団みたいな。



882 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/09(金) 20:15:47.13 ID:cNxeC4WlO
-続き→

ドンッ!!
ギュゥゥゥゥンッ!!
ネズミは跳躍し、一気にゆいはんの目の前に飛んできた!

「なっ!?このネズミッ!想像を超えた、スピードと跳躍ッ!」

ネズミは口を開け、ゆいはんの目の前で弾を発射しようとしていた!
「ヤバイッ!明らかに危険ッ!」

「ドラァァッ!」
咄嗟に「偶然の十字路」の右拳が飛び出し、ネズミにヒットした!

ドボッ!!「チユウ~!!!!」
ネズミは地面に弾き飛んだッ!
しかしッ!
弾き飛んだネズミの後ろには、再びネズミの姿!

「!!!!!?ネズミは1匹じゃないのッ!?」

ネズミは不敵な笑みを浮かべ、大きく口を開き無数の弾を放出したッ!
ズドドドドドドドドッ!!!

「ウフフッ♪チユウチユウチユウ~♪」スタンド使いの声が、この薄暗い路地の壁に反響して響くッ!
「間に合わないッ!!!」
偶然の十字路は、限界と思われるスピードで弾を弾き返す!

「ドララララララララララララ~ッ」

ゆいはんは焦った!
「ダメッ!!全て弾き返せない!せめて、山本さんだけは守り切らないと!」
ドスドスッッ!「ウッ!!熱ッい!」

ゆいはんは出来る限りの弾を弾き返したが、数発がゆいはんの足へヒットした!

ゆいはんは地面へ倒れ込んだ!「クッ!・・」

「!!!!!!!!?」

倒れ込んだゆいはんは、目の前の光景に絶句した!
「ネズミは・・・2匹でもなく・・何匹いるのっ!?」

ゆいはん達の目の前には、夥しい数のネズミが立ちはだかっていた!50匹はいるのだろうか・・・?

「こんなにッ・・!?」

そして多くのネズミの後ろに、女が髪をかきあげながら姿を現した。

「フフッ♪初めまして。私は河西智美♪あんたがゆいはんね!この秋葉町で正義の味方気取りのスタンド使い達がいるのは、正直邪魔なのよ・・。あんた達の力が強大になる前に始末しないとねッ!」

ビシッ!
河西は、ゆいはんとさや姉を指差し、「フフッ♪只今戦闘チユウ~♪」と意地悪そうに言った。


883 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/09(金) 20:17:45.00 ID:cNxeC4WlO
「ウウッ・・」
ゆいはんは苦しみに耐えた表情をしている。
「山本さんだけは・・せめて山本さんだけは守り抜きますッ!」

そして、さや姉が「ちょっと!ゆいはん、大丈夫ッ!?コイツらめっちゃ強いで!逃げるが勝ちや!」
「山本さん・・無理です・・足痛くて立てません・・」
「なんやて!!!」

「ハッハッハ~!ゆいはん!アンタは今ここでッ!この薄暗い路地裏で始末するッ!さあ!チユウちゃん達!まずは、あの連れの女を始末しなさい!」

チユウ~!!!!

「な・・・ッ!山本さんには手出しさせません!」
「ハッハッハッ!アンタ立ち上がれもしない癖に、何言ってんの?ターゲット、ロック!だチユウ~♪」

無数のネズミは口を大きく拡げた!

「クッ・・・」
「ヒエッ・・!やばいやん!」
「チユウちゃん、やっておしまい!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!

無数に拡がるネズミの口から、一気に弾が発射された!
そして無数の弾は壁となり、さや姉に向かっていく!
「山本さんッ!!偶然の十字路ッ!お願いッ!」


884 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/09(金) 20:19:54.49 ID:cNxeC4WlO
「ドララララララララララララララララララララララララララララァァッ!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドッ!!!「きゃあ~!!!」

偶然の十字路が弾を必死に弾き返すが、弾き返す度に弾が煙となり、状況が掴めないッ!

ズドドドドドドドドドドッ!!!!「山本さんッ・・・山本さんの声が聞こえないッ・・?」

「撃ち方終了~♪」河西はけだるい雰囲気を醸し出した声で言った。

プスプスプスッ・・・・

山本を覆っていた煙の幕が少しずつ上がっていく・・・

ゆいはんは大きな絶望を含んだ声で叫んだ!「山本さんッ・・・・!!!」

煙の幕が上がったそこには、ボロボロになり倒れ込んださや姉の姿があった!

「なんてことをッ・・・!!」

「ハッハッハァ~!!ざまあだチユウ~♪」

「クッ・・」

「さあ、ゆいはん!あとはアンタにトドメを刺すッ!」

「よくも山本さんをッ!!!」ゆいはんは涙を流し、歯をくいしばった!自分に攻撃するだけならまだいいッ!さや姉を守れなかった自分の非力さに嘆いたのだ! そして、さや姉の姿に涙したッ!!

「ゆいはんにターゲット、ロックだチユウ~♪」

ネズミ達は再び口を大きく開いた!

「チユウちゃん~♪やっておしまい!」

と、その時。。。。

「マスター、オキテクダサイ。」

!!!!!!!
河西がどこからともなく聞こえた声に反応する!
「チユウ?誰ッ?」


885 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/09(金) 20:21:36.71 ID:cNxeC4WlO
「マスター、オキテメイレイシテクダサイ。」

涙を流していたゆいはんは、ハッとして倒れ込んださや姉の方へ目を向けた。
「マスター!ツギノメイレイヲシテクダサイ!」
!!!!!!

倒れ込んだ山本の背後には、エレキギターを肩に掛けた、メカメカしいパンクロッカー風の奇妙な姿の存在が!

「スタンドッ!!!」ゆいはんは目を丸くした!「スタンドが覚醒したのね!スタンドが無事なら、山本さんも・・・無事ッ!!」

ゆいはんは、さや姉に声を投げた!「山本さん!目を覚ましてッ!!山本さんッ!!!起きてッ!!山本さんッ!!!」

ピクッ・・・

さや姉の指が動き始めた!
「山本さんッ!!!起きてッ!!」
河西がスタンドの存在に気付き、気まずそうな表情をしながら言う。

「クッ・・この女もスタンド使いッ!!面倒な事になる前に、もう一度攻撃をしないとッ!」

ここでさや姉は、突然目を覚ました!「あ~、煙たッ!一体なんだったんや~!」
「山本さんッ!」ゆいはんが叫ぶと、
「いやー、めっちゃ煙たかったわ!ヒエッ・・誰やこれ!?」
自らのスタンドの姿を見て、さや姉は驚くッ!


-TO BE CONTINUED→

893 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/10(土) 00:22:07.05 ID:5N26ujhs0
  
                        , ,__,._rフノ三ニ=-
                       ト、彡彡’三彡彡彡⌒ミヽ彡ミ
                          巛 l ヽ.Vト、彡’/三ミ三ミニミミ彡ノ
                     ヽト、ll|  〉 | ハ/////彡ニニニニミヽ’
                  il|、_ハ._〉`丁川Lノ//ノ/彡⌒ミミi川ミミ三 目的を
                 ミ、ミ三三ミミV/////ノ//ミミミi川ノノ三ミミ  達するというのが
                ,.–、≧ミミミr‐f⌒(__)ニ入ミミ三ミ//〈__,二二ミ  至上の事!
        。・・。.  。_ rく___ノ __ヽソ ーヽ-‘ _ノ |lト、ミ三ニ、ミミミミミヽヽ
       。゚  .。・:{(__)ヽ’八ー'(_ )l\ i j/  __,,>_ヽミ//ヽ.})川|ヽミミ  あくまで「作者」が
      :  。゚ <二〉 / ̄ ̄ヽ<二弋テ}’-‐’f‐t:テブ´ ヾ/リ./ノハヽミミミ  書くスレを保守すればよいのだ
       : 。゚   ,(○!: : : : : ノ○)l   /! ’´ l  ̄    (⌒Yヽ巛ミミ、ヽヽ
      :。゜   / \ヽ: : : :/-ン ,ハ lノ __      f⌒V  ‘,川川,},}j  できるだけ汗をかかず
     .。:゚  / `ヽ /ヽ ‐,’|〈_入{__ハ ヽ-‘__,.     >‐<   Vノノノ八   dat落ちの危険を最小限にし!
    。゜ : /`ヽ /∨´|lvj人 _ 〉__ハ.`ー‐_’    /└-‘    ノ ̄了ミ  バクチをさけ!
    .:  。゚{ ー‐、’ \, |ー’`´!  /  巛’,`匸  /    _… -‐::: ̄::::::{ミミ   戦いの駒を一手一手動かす
   。゚  。゜ _i  ヽ \,ヘノ    /   __ヽー─≦-‐::: ̄::::-‐:::: ̄::__:::::\   それが真の保守だッーっ!!
  :  。゜ //\    _,. -‐ァ’   __rf´:::::::::_::::::::::-‐::::_ ̄::-─::: ̄::::::::::ノ:    
   ゚。・__./\  丶–‘ _/! ,…<::_ヽ_:::::__:::::-‐:: ̄:::::::::::::::::__:::::-::::´:::::::
 ,  ´  /  丶、二二 ..ノ:; '”´ \  \:::::::::ー‐:—-:─::::-=三三二
   /,’   ,.’二二、ヽ //   ,. -‐ヽ’´ ̄ ̄ ̄ /::::::::::::::::::::::::::__:::::::


894 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/10(土) 00:33:41.21 ID:CyG8hTsB0
さや姉のスタンド名なんだッ?

897 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/10(土) 08:36:57.77 ID:+Ji1pn1b0
チユウのスタンドってハーヴェストに虫食い(虫食いでない)を合わせたスタンドに見える

908 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/11(日) 23:01:19.69 ID:I7C7B5YW0
      /  , -””´     \
  / /  /  ,. ‐”'””~´ ̄ ̄\
 V /   /  /             }
  ∨ /  / ,,.. -一ァ’,二二二{
   V  ,..,/ ,.ィ彳 f==<r’二二二{、    | ̄ ̄              __|__ |
   ∨| ヘ`<=”~   弋ッ-ミ”’テ~ナ/    |ー― \/ ´ ̄| 「 ̄`  |   | \/
    〉’| | ト、   i{   ,..`二/ =|/”′     |__ /\ 匚]__ !__,  |_ |  __/
   //ヽヽぅ   ヽ     {   =|
   //匚 ̄]〕       丶,-‐ ,>      ( そ の と お り でご ざ い ま す )
  /´r┐|__,|ト、       、____`7´
__人..二.」’   l>、    ヽ`,二/
     ´””ー-∟_\  ∠三ノ
―-、__        ``ヾニ=’′
     `ヽ      /、
       |‐- …__   /ヽ\_
         \    ̄   `ヽ \


914 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/12(月) 17:52:33.08 ID:oQCbKruV0
一気に読んだから続きが気になるッ!

917 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/12(月) 23:14:13.00 ID:asDRDUrCO
-続き→

「マスター!ダレッテツメタイゼ!マスターガオレヲウミダシタンダゼ!マスター、ソイツハクールスギルゼ!」

「な・・なんや!?」

「山本さん!あなたのスタンドですよ!なにか命令を!」

さや姉はキョトンとした顔で「命令って言うても・・どうするん?」

「マモルコトモ、コウゲキスルコトモ!ギターダッテトクイダゼ?」

「山本さん!」
ゆいはんがさや姉に言う!

「それは山本さん、あなたのスタンドです!今の攻撃から山本さんを守ってくれたんですよ!」

さや姉は、自分の身体に目を向けると

「ちょっ・・なんやこれ!服がボロボロやん!」
さや姉は、少し怒った表情をして言った。

「山本さん!スタンドが次の命令を待ってます!」
河西は、面倒な事になったと言わんばかりの表情になり、けだるそうに言う。
「まさかアンタもここでスタンド使いに覚醒するとはね!私の「キャンディー」が見えている様だったから、とっとと始末しようと思っていたのに!」

河西は険しい顔付きになり、「アンタが更に目覚める前に、始末するッ!」

グワッ!!
ネズミは大きく口を開く!
「キャンディースプラッシュ!!」

ドドドドドドドドッ!!!!
弾がさや姉とゆいはんがいる方向へ、大きな壁となり大量に発射された!

ドドドドドドドドッ!!!!
「ヘイマスター!ヤバイゼ!ドウスル?」
さや姉のスタンドが聞いてきた!
さや姉は、

「と・・とりあえず私達を守ってや!!!」

「ヘイマスター!!マカセトキナ!」


918 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/12(月) 23:22:57.88 ID:asDRDUrCO
さや姉のスタンドは、肩に掛けていたギターを、これからライヴでも始めるぜ!と言わんばかりに構えた!

ジャキッッ!!!

「イクゼッ!!!」
スタンドはギターを構えてそういうと、

「オーバードライブッ!!」
ジャアアアアアアンッ!!!
スタンドは大きく右腕を振り下ろし、気持ち良さそうにギターを弾き始めた!

しかし、もうスタンドの目の前に弾の壁は迫ってきているッ!
そんなスタンドを見て、「アンタなにやってんのや~!」
さや姉は訳わからんと言った感じで叫んだ!

「ヘイマスター!!ココカラダゼッ!!」

さや姉のスタンドは、大きく振り下ろした腕を止め、ギターのボディー側面のスイッチらしき物に手をやった!

「ココデ、ディレイ(反響音)ダゼ!」
カチッ!!

ズギュゥゥゥゥゥゥン!

さや姉達の目の前に大きな壁が出現し、キャンディースプラッシュを弾き返した!

「何ィッ!!!」河西は後ずさりをしながら叫んだッ!

ズキュゥゥゥゥンッ!!

「オレノノウリョクハ、オトヲクシスルノウリョク!オンパノカベヲツクリダシテ、ヤツノコウゲキヲハンキョウサセテヤッタゼ!」

ドドドドドドドドドッ!!
スタンドは拳を手前に突き出し、親指を下へと向け「サイダイノギガディレイヲオミマイスルゼ!フェードアウトッ!」


919 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/12(月) 23:25:54.22 ID:asDRDUrCO
キャンディースプラッシュが壁となり、河西の方へ一気に飛んでいく!「クッ・・・ッ!!まさか弾き返すとはッ!!」

河西は咄嗟に叫ぶ!「キャンディースプラッシュ!!」

再びネズミ達はキャンディースプラッシュを発射した!

ゴババババババババッ!!
キャンディースプラッシュの壁と壁は共にぶつかり合い、一気に弾き飛んだ!

「クッ・・まさか、その女が覚醒するとはッ!誤算ッ!!」
河西はわなわなとした表情をして「アンタ達!覚えてなさい!」
ダッ!

河西は逃亡を始めた!

「逃がさないッ!!ハッ・・!」さや姉はそう言った後、怪我に倒れたゆいはんに目をやった。

「ちょっとッ!大丈夫ッ!?」

「山本さん、すみません・・足引っ張って・・・」
「無事ならエエんや!あいつとは次会った時にまた闘えばエエんや!」

そう言って、さや姉はゆいはんの肩を抱えた。



スタンド「キャンディー」逃亡ッ!


-TO BE CONTINUED→

923 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/13(火) 06:37:38.29 ID:GksgnX3a0
旬のネタを使いおってw

924 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 10:05:19.87 ID:gtznAbgfO
今のうちに使わねば!と・・思いましてm(__)m

925 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/13(火) 13:41:59.32 ID:Q6FO2YLp0
なにげにゆいはんがまだ一人も倒していない件wwww

927 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/13(火) 17:25:12.22 ID:7S7t9lG/O
>>925
そこは突っ込んではいけないのかと思ってたw

928 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 20:30:45.32 ID:gtznAbgfO
そろそろ、そんなツッコミもくるかなと思ってました。
しかしッ!理由があるのですッ!はんなりィィィィッ!!!!!


930 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 22:22:45.25 ID:gtznAbgfO
-続き→

翌日ッ!

昨夜は河西との闘いの後、さや姉に自宅へ送ってもらったゆいはん。

ゆいはんの傷は思ったよりも浅く、さや姉と話しながら帰宅した。
スタンドの事、音楽のこと、友達や学校の話をし、途中ですっぽかしたライヴの打ち上げについては「まあ、ええやん!」と、笑ってやり過ごした。
そして、電話番号とメアドを交換して、ゆいはんは新しい友人が出来た事を嬉しく思った。



そして、本日も学校なのだッ!

昼休み時間になると、さっしーのいつもの話が始まった。さっしーの机には、ゆいはんとみぃちゃんがいた。
「ねぇねぇ!昨日も「キュートな娘。」のコンサート行ってきたんだ!」

そう言ってさっしーは、「ジャ~ン!」といいながら、コンサートの様子を写した写真を机に広げる。

みぃちゃんが驚く。「エッ!これライヴ中の写真じゃん!こんなの撮っていいの!?」

そこには、「キュー娘。」のステージでパフォーマンスをしている写真がいろんな角度で写し出されていた。

「ホントはダメなんだけど、親戚に関係者がいてね!」さっしーはそう言うと、「そしてそしてッ!ジャンッ!」

「エッ!!?」

みぃちゃんとゆいはんは絶句した!

なんと、楽屋の風景の写真もあるではないか!そこには、「キュー娘。」がケータリングで食事をしている写真や、コンサート前の円陣を取っている写真まである。

「こんなのも撮れるのッ!?」
「関係者はどこでも入れるみたいだよ」

さっしーはそう言うと、写真を封筒に入れ「みんなには内緒だからね!」と、早口で言った。

みぃちゃんは、「おっ・・おうッ!」と返事をし、ゆいはんは頷いた。

キーンコーン・・

「授業始まるよ!」みぃちゃんが言うと、自らの席へと戻った。

教室に、数学の西山先生(通称さるおばさん)が入ってきた。

授業が始まった。


931 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 22:24:39.11 ID:gtznAbgfO
さるおばの退屈な授業を聞いていると、ゆいはんの携帯にさや姉からメールがきた。

教科書を盾にして、ゆいはんは携帯を開く。普段は真面目に授業を聞いているゆいはんだが、新しい友人からのメールに嬉しくなった。

さや姉からのメールにはこう書いてある。
「突然だけどアンタの事、ゆいちゃんて呼ばせてもらうわ!所で、今話題の女子大生ピアニストの松井咲子って知ってる?
なんと!その松井咲子が、この「なんば町」に住んでいる事が発覚したの!実は家も調べがついてて・・今日学校終わったら、松井咲子さんの家にサイン貰い行かへん?学校終わったら、メール待ってるわ!ほなね!」

松井咲子と言えば、デビューアルバムでいきなりクラシックチャート歴代新記録を作り、CMやテレビにも出演するなど、今をときめくアイドル的天才ピアニストである。

まさか、その松井咲子がさや姉の住む、ここ秋葉町の隣の「なんば町」に住んでいたとは!

ゆいはんは、「了解しました。」とさや姉に返信をし、まさか松井咲子と会えるなんて!と心を踊らせた。


932 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 22:26:24.13 ID:gtznAbgfO
授業が終わり、普段はキタリエとまりやぎと帰宅するのだが、今日はさや姉と約束があるので駐輪場で別れた。

ゆいはんは学校の駐輪場で、さや姉にメールをする。
「学校終わりました。」とシンプルなメールを送ると、すぐさま返事が来た。

「ゆいちゃん、なんば町のマクドわかる?そこでこれから待ち合わせしよ!」と来た。

なんば町のマクドは、ここから自転車で約20分の距離だ。

ゆいはんは学校帰りの格好のまま、なんば町のマクドに向かった。

なんば町へ行く事はほとんど無いゆいはんだが、秋葉町と同じくらいシンプルな田舎町なので、土地も数回行けば覚えてしまう様な場所。なので、不安は無かった。

なんばマクドへ到着し、駐輪場へ自転車を停める。
なんばマクドは1階はカウンターのみで、2階が飲食スペースになっている。
ゆいはんは、そのまま2階へ向かうのは店に悪いと思い、烏龍茶のSサイズとフィレオフィッシュバーガーを頼み、2階へと上がる。

そして2階へ上がると、学校帰りの女子高生が沢山いる。

そして、奥の席にはさや姉がマックシェイクを飲みながらゆいはんに手を振っていた。

ゆいはんはさや姉にペコリと頭をさげ、さや姉の所へと向かう。

そして、ゆいはんはさや姉を見てなんとなく驚いた。そんなゆいはんを見て、
「なんや?どうしたん?」
「いえ、山本さんって学生のイメージじゃなかったから・・制服姿に驚きました」

さや姉は、なんば学園のブレザーの制服姿でそこにいた。(ちなみに、ゆいはん達の学校はセーラー服である)

「なんや~、昨日私も同じ女子高生って話したばかりやん!」

そんな話をしながら、ゆいはんは席に着いた。


933 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/13(火) 22:29:06.14 ID:gtznAbgfO
ゆいはんがフィレオフィッシュバーガーを食べ始めると、さや姉はシェイクを飲みながら話始めた。
「それがな、松井咲子は随分前に「なんば町」に来た事があって、ここをえらく気に入ったらしいんや。そして、つい一ヶ月前に引越してきたらしいんやで。それが学校で噂になってて、誰かが自宅を発見したんや!」
ゆいはんは烏龍茶を飲む。
「ここから歩いていける距離だから、それ食べたら早速出発しよ。」

そうしてさや姉も、シェイクを飲み干した。

「よし、行こ!」

二人はマクドを出て、さや姉が「そうそう、これ。」

さや姉はサイン色紙を二枚鞄から出し、「用意してなかったやろ?だから、ゆいちゃんの分も用意してきたで。」
「ありがとうございます。」ゆいはんは御礼を言い、「やっぱ、同じ音楽やってる者として、松井咲子さんには会っとかんとな。」

そうこう会話していると到着した。「ここや・・・」

真っ白な2階建ての洋館で、大きな家だ。この周囲の家並みからすれば、明らかに浮いた建物だった。表札には、ローマ字でS・MATSUIと書いてある。豪華な表札だ。

「どうや?いかにもってかんじやろ?・・おっ?」

ジャーーーーンッ!

「ピアノの音が聞こえるで!よし、チャイムを押してみるか!」
さや姉はそう言って、松井家のチャイムに指を近付けた。


-TO BE CONTINUED→

938 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/14(水) 07:14:17.73 ID:9BJFjqUuO
咲子さんの名前がでたシーンで
なぜだか露伴の展開だと分かったw

作者さん、そういう思わせぶりなクスグリも上手いね~


939 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/14(水) 07:55:49.07 ID:AbbdG+Hl0
>>938
自分的に咲子さんは吉良か露伴でくると思ったw

943 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/14(水) 21:45:49.98 ID:WQilzZ2bO
-続き→
激しいピアノが外まで聞こえてくる。

そしてさや姉は、ゆいはんに「今、チャイム鳴らしても大丈夫かな?」と聞き、「ピアニストの方ですから、ピアノを弾いているのは日常と思うんです。押しましょう。」と答え、さや姉はコクリと頷いた。

さや姉は、恐る恐るチャイムを押した。。

ピ~ン♪ポ~ン♪

「うわッ!チャイムが鳴りよった!」

驚くさや姉に、ゆいはんは「当たり前です。」と、思わず突っ込んだ。

家の中で鳴り響いていたピアノの音が、チャイムが鳴った瞬間、ピタッと止まった。

「うわッ・・やっぱりタイミング悪かったかな・・」さや姉がそう言うと、インターホンから声が聞こえた。

「はい。」

そこから聞こえた声は、あのテレビやCMで聞いた事のある、紛れも無い「松井咲子」の声だった。

「あの・・実は、松井先生の大ファンなんです!私達の近くにお住まいになられていると聞いて、宜しければサインを頂けたらと思いまして!」

「・・・・女子高生・・」

玄関の上に、監視カメラらしき物が見える。

「・・・・どうやって、私の家を知ったの?・・」
何となく、冷たい口調で聞いてきた。

「実は、学校で噂になってて・・松井先生がここに住んでいると聞いてきました。」

「ほう・・噂になっているの・・これは驚いたわ・・情報化社会は恐ろしいわね・・帰りなさい!」


944 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/14(水) 21:47:25.27 ID:WQilzZ2bO
「えッ!あの、サインだけでいいんです。」

「ダメったらダメ!帰りなさい!・・・ん?ちょっと、今話しているアナタ・・どこかで見た事ある様な・・」

さや姉はゆいはんと目を合わせ、自らを指差し「アタシ?」と言った。

「うーん・・・そうだ!思い出した。アナタは確か、バンドやってるよね?なんとかキャットとか?」
さや姉は目を見開き、「そ、そうです!MAD CATZってバンドやってます!」

「そうそう、MAD CATZだったわね。私はクラシックで畑違いだけど、噂には聞いているわ。アナタは雑誌で見た事があったの。」

さや姉が笑顔で「光栄です!」と答えると

「なかなか面白いお客さんね。どうぞ、サインくらいお安い御用よ。所で、アナタ達はピアノやクラシックも好きなの?」

「松井先生のピアノを聞いてクラシックに興味を持ったんですが・・」さや姉はゆいはんの背中に手をやり、「彼女も音楽やってるんです。」

そう紹介されると、ゆいはんはカメラに向かって会釈をした。

「ほほう・・そうなの・・。アナタ達、悪い子ではなさそうね・・コーヒーでもご馳走するから、どうぞ中へ入って。」

「えっ!?本当ですか?」
さや姉とゆいはんは嬉しそうに顔を見合わせた。


945 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/14(水) 21:48:58.41 ID:WQilzZ2bO
ガチャリ・・

玄関の扉が開き、松井咲子が出てきた。

「うわっ、本物や!」さや姉が驚く。ゆいはんも間近で有名人を見るのは初めての経験で、自分が緊張していくのがわかった。

「さあ、どうぞ。」

松井咲子がテレビに出演する時は、いつも短めのスカートなのだが、今日もその出で立ちで出て来た。
身長が高く細身なのだが、露出したフトモモもあいまって、独特の色気を放っていた。

扉を開けると、広い玄関の左側に大きな額縁に入った油絵があり、そこから見える奥の部屋には、真っ白なグランドピアノが見えた。

「凄いお家・・・」ゆいはんは、玄関の広さに驚いたのだが、その玄関から見える奥のピアノが置いてある部屋から漂う「音楽家の住まい」の雰囲気に飲み込まれていた。


946 ◆0jqEjkVN4s 2012/11/14(水) 21:57:54.70 ID:WQilzZ2bO
二人は靴を脱ぎ、「お邪魔します」と家に上がり、玄関から見えた奥のピアノのある部屋へと通された。

「!!!」

二人が部屋に入ると、ある事に気付く。
「このお家・・ドアが無いんですね!」

ピアノが置いてある、生活感の無い綺麗な部屋にも驚いたが、その部屋からいくつかみえる部屋にも扉が無い。

「そう!ピアノと会話するには、心を開放してあげるのよ!扉なんて不要!この家に扉がついているのは、お手洗いと玄関だけよ。」

「ほえ~・・・」

二人は、独特の雰囲気に圧倒されていた。

「そこのソファーにかけて待ってて。コーヒーをお持ちするわ。」

そう言われ、グランドピアノの横にある真っ白なソファーに二人は腰を下ろした。

この部屋は全てが真っ白で、二人はなんとなく落ち着かない。

「凄いお家やね!」さや姉が、ゆいはんに話しかける。
「落ち着かないですね・・」
「でも、これが音楽家の家なんやね・・」

二人は、この広い家の生活感の無い真っ白で統一された雰囲気と、扉の無い空間に圧倒されていた。


-TO BE CONTINUED→

959 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/16(金) 20:02:18.81 ID:2ILlNE/l0
俺達は続きを待ちながら保守する
作者は続きを頑張って書く

つまり挟み撃ちの形になるな・・・


902 名無しさん@実況は禁止です 2012/11/10(土) 23:01:14.12 ID:5N26ujhs0
           ____
        ,r‐v_7__ノ) \ヽ‐/ 
       ,ィ |ヘマファァ-,、くノ i | 『 ストーリー_ 』
       /ノ∧_レ'”~^ヽ<ヽr’/  まだ 終わってないのよ
        //        ミハ|   ………………
     // _     -==、 ト、|
.    //!´,.z、   ,.ィtテァ` Y\ このスレを
    l i/l 、ヒソ    込リ . :レ’ニヽ保守するわ  /
    !│l! ヽ,      . : : ノり/ハ._      /
.     l l ! 、_       ,、__/l |│ 〉 ,-─<__
     乂 ハ ー–`     / /│l l !l//\__ヽ/
     ,从ハ.___  .. ィ / l | l/〉 l| l_レィ´
      ヽ乂 ̄V   / _」人V`^リ´
.           v’二 ̄–\
              ‘,   ___ \
              }/__  \__’,
             //´  `ヽ  ∧
              / i     ’,   ’,
            ,.’ l|       V   ‘.
          /  l i、 __  //    }
        .’   ヽV´   `v/ /   ;
.        〈     .:l    |/   /l
        ヽ.   ..: :l    lヽ   /│
          `ヽ:::::l    |


現在(11月21日15:30)元スレの進行はここまでなので進みましたら続けます。

元スレ:ユイの奇妙な冒険

他サイト様オススメ記事

このページは「執拗にAKB」のRSSスペースになります。

同じカテゴリの関連記事

コメントする


このページは「執拗にAKB」のRSSスペースになります。
スポンサー
(´・ω・)つ旦

あたたかいお茶でも飲みながら

ごゆっくり。。

良かったらフォローも..

著作権について

当ブログで掲載されている画像及び動画等の著作権・肖像権等は

各権利所有者に帰属致します。 著作権を侵害する意図は全くございません。

掲載に問題がある物がありましたらお手数ですが、akbplusentame@yahoo.co.jp御一報下さい。

早急に削除、改変の対応を取らせて頂きます。

執拗にAKB管理人

最新記事
月別アーカイブ
  • 2016
  • 2015
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
カテゴリー別アーカイブ
  • 48グループ (1855)
  • AKB0048 (2)
  • AKB48 (2085)
  • AKB48 研究生 (7)
  • HKT48 (214)
  • JKT48 (27)
  • NGT48 (17)
  • NMB48 (344)
  • SDN48 (12)
  • SKE48 (417)
  • SNH48 (9)
  • アイドル (500)
  • あつみな (1)
  • アニメ・漫画 (138)
  • お知らせ (5)
  • スポーツ (206)
  • セーラーゾンビ (28)
  • タレント (637)
  • なこみく (1)
  • ニュース・情報系 (1178)
  • ネタバレ (16)
  • ほっこり和み (142)
  • マジすか学園 (65)
  • まゆゆきりん (1)
  • モデル (202)
  • 三銃士 (8)
  • 他アイドル (5)
  • 俳優/女優 (634)
  • 地方組 (5)
  • 女子アナ (213)
  • 小嶋三姉妹 (1)
  • 小林よしのり (33)
  • 小説 (16)
  • 心友トリオ (1)
  • 未分類 (84)
  • 歌手 (366)
  • 田中将大 (1)
  • 画像 (2533)
  • 芸人 (403)
  • 芸能ニュース (358)
  • 芸能ネタ (4495)
  • 話題 (6877)
  • 雑談・ネタ系 (4962)
リンク集
逆アクセスランキングII